【休息で心の余裕を取り戻して、大切な人を守るパワーを充電する】蟹座下弦の月_20231006
皆さま、こんにちは。
自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星コンサルタントの齊藤寛子です。
10/6の22:48に蟹座下弦の月を迎えます。
テーマは「休息で心の余裕を取り戻して、大切な人を守るパワーを充電する」です。
1.牡羊座満月からの振返り
牡羊座満月(2023/9/29)から1週間が経過しました。
天秤座♎/太陽と牡羊座♈/月の満月配置に、他の天体が一切関わらないシンプルな天体配置でしたが、その分ストレートに他者との関係の中で、自分のアイデンティティや自分が大切にしているものを強く感じることができたのではないでしょうか?
月相のサイクル
トランジットの月は約1ヶ月かけてホロスコープを1周しますが、今回は4分の3を経過した、下弦の月のタイミングになりますので、牡羊座満月で一度形になったことを見直し、不要なものを手放しするタイミングです。
2週間前に秋分を迎え、春分からの半年かけて取り組んできたことの結果に満足している方も、そうでない方も、ここからの半年は社会の中で自分をどう活かすことができるかに思考を切り替えて、取り組んでいくときとなります。
また、蟹座下弦の月のタイミングでは、外惑星(木星・土星・天王星・海王星・冥王星)はすべて逆行中ですが、金星と水星は順行に戻りましたので、乙女座シーズンの足止め感はなくなって、物事も進んでいきやすくなったことを感じていらっしゃる方も多いかもしれません。
そして、1週間後には新月のスペシャルバージョンの日食を迎えますが、対人関係において、これまで当たり前と思っていたことが実はそうでもなかったことに気付かされることもありそうです。
日食の影響は2週間ほど前から出てきますから、もし既に人間関係について自分の思い込みに気付いているならば、今回の下弦の月で思い切って手放しすることで、日食以降の人間関係が大きく改善することも期待されます。
新月:心の中にある願望を意識化する
新月期間:新月の目標に向かい、一直線で実行する
上弦の月:決断を下し、行動に移す
上弦の月期間:新月の目標に向けて軌道修正し、完成を目指す
満月:物事が完成し、結実する
満月期間:客観的な視点で、完成後の見直しを行う
下弦の月:不要なものを見直し、手放す
下弦の月期間:内省し、社会のために貢献する
2.2023年蟹座下弦の月図
下弦の月図
天秤座♎/太陽(4ハウス)は蟹座♋/月(12ハウス)とスクエア(90度)の緊張関係にあるものの、蟹座♋/月は逆行中の牡牛座♉/木星(11ハウス)とセクスタイル(60度)の吉角にあり、その緊張感が若干緩められています。
太陽が目的、月が手段と考えると、
天秤座♎/太陽は、他者と協力し合い、調和的な関係を築くことで、自分一人では成し得ないことをともに創造する生き方を目指します。
一方、蟹座♋/月は、家族や親しい仲間との関係の中で、自分らしく振る舞い、自分を表現したり、自分の意思を貫くことで、太陽の目的を達成しようとします。
天秤座も蟹座もともに活動宮なので、目の前の出来事に対して即座に対応しようとする行動力がある一方で、長期的な視点で物事が見れなかったり、物事が長続きしない点が共通しています。
また、天秤座は風のサイン(Hot & Moist)、蟹座は水のサイン(Cold & Moist)ですが、ともにMoistに分類され、人と関わることがともにテーマにあるものの、距離感をもって客観的に他者と向き合うか、相手の心に入り込んでまるで自分のことのように共感することで繋がりを持とうとするか、という違いが出てきます。
蟹座は愛情深く、親切で、世話好きですが、防衛本能が人一倍強く、それは自分の大切な人を危険から守ろうとする行為にもつながります。
ただし、守りと恐れの気持ちが強すぎると、相手の可能性を制限し、結果的に相手の成長を妨げてしまう可能性があります。
そうならないためには、感情に翻弄されず、ニュートラルな意識で自分自身の感情を見つめることが重要になりますから、この点、他者とちょうど良いバランスを取りながら、相手の意見を聞き入れようとする天秤座の長所を上手く取り入れることで、本当に相手にとって必要なサポートをすることができるはずです。
また、天秤座は他者と協調・協力しながら、自分の本質や個性を発揮し、一人では成し得なかったものを創り出していこうとしますが、中にはどうしても打ち解けられない人とも出会うでしょうし、そんなことから他者に心を閉ざして、一人でどうにかしたくなることも出てくるかもしれません。
全ての人と同じく親しくするというのは土台無理な試みですから、そんな時は大切な人を大事にする蟹座を見習って、ちょうどいいバランスでお互いに協力し合える相手と対等に積極的に関わっていくことで、Win-Winの関係を築くことに専念すれば良いと言えます。
全体の調和ばかりに気を取られたり、「みんなから好かれなければいけない」「誰かに嫌われたら、ここではやっていけない」と言ったような思い込みを手放し、本当の自分を表現することこそが、あなたと一緒に素晴らしいものを創り出す相手を引き寄せてくれるはずです。
サビアンシンボル
さて、今回の蟹座下弦の月のサビアンシンボルを見てみると・・・
💎天秤座♎/太陽は天秤座14度「正午の昼寝」
❤定期的に脳を休ませることで、思考力の精度を保つ
❤優雅な時間の中で自分を回復させる
❤あくせく時間に追われて働くのではなく、自分のペースで優雅な時間を設ける
💎蟹座♋/月は蟹座14度「北東の大きな暗い空間に向いているとても年を取った男」
❤安心して暮らせるような土台を築き上げる
❤みんなの行動を陰で支えながら、自分たちの安全を図る
❤心の深淵を旅する
活動宮と言えば、常に動き回っている印象が強いですが、目についたもの、目についたものに反応して都度動いていると、どうしても無駄も多くなるはず。
一旦立ち止まって、後ろを振り返る余裕が出来れば、必要なことに適切なエネルギーを注ぐことができます。
それは心の余裕にもつながり、自分だけでなく、大切な人を守る大きな力にもなります。
いつもは動き回っている方も、思い切って休息して、心の余裕を取り戻して、大切な人を守れるパワーを充電していきましょう♡
3.オラクルカードからのメッセージ
今回の蟹座下弦の月のメッセージとして、出てきたカードはこちら↓
無効。
止まって。冬を受け入れて。偉大な宇宙の安全な場所。
天秤座♎/太陽のサビアンシンボル「正午の昼寝」とリンクします。
私たちは先へ先へと前に進もうとして、途中足止めを食らうと、とても不幸に感じてしまうように思います。
しかし、自然に春夏秋冬があり、種をまいたり、大きく成長したり、実った実を収穫したり、種となって次の種まきの季節を待ったりするように、また朝昼晩と目覚めて、活動して、休息する時間があるように、立ち止まる時間も私たちのサイクルの中の大切な時間です。
特に、活動宮シーズンはどうしても忙しなくなってしまいますから、この1週間は意識して「休む」時間を取り入れてみることで、動き出すべきときにすんなり動いていけるのではないかと思います。
それでは、素敵な下弦の月をお迎えください♡
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