プログレス太陽のサビアンシンボルから見る、成長テーマ
皆さま、こんにちは。
自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星コンサルタントの齊藤寛子です。
GWは比較的時間に余裕があったので、主な天体情報を時系列で並べて、眺めていました。
その中でも、過去を振り返っていて、改めて「面白いな」と思ったのが、プログレス太陽(P太陽)のサビアンシンボル。
ネイタルの太陽(N太陽)は、私たちの人生の指針・方針を司っていますが、P太陽は人生を切り拓く太陽の力をグレードアップさせる役割を持っています。
トランジットの太陽(T太陽)は1年でホロスコープを一周しますが、P太陽は1年で約1度動きます。
私たちは、一生を通してN太陽の●●座●●度(私の場合は「獅子座2度」)の人生を目指していくことは変わりませんが、一年毎に次の度数の資質を取り入れて、N太陽を強化していきます。
そして、P太陽のサビアンシンボルは今後1年間、私たちが目指すべき指針や成長テーマを示してくれています。
(1年のどのタイミングで度数が切り替わるかは、人によってさまざまです)
以下では、私が過去~未来を見つめて、特に気になったサビアンシンボルをピックアップしてみました。
13歳:獅子座15度「山車」
✓人生の舞台で華々しく自分を表現する
✓人生の主役として生きていく、無条件で自分を肯定していく
✓まっすぐストレートに自分の想いを表現する、裏表のない自分に嘘のない生き方をする
私は小学校の6年生の3学期に急に勉強に目覚め、中学校に入ってテストで順位が出るようになって、「勉強なら、頑張れば自分でもどうにかなるかもしれない」と生まれて初めて手応えを感じ、自分に自信も生まれた頃でした。
このとき初めてのプログレス新月(P新月)を迎えているので、その後約30年に及ぶテーマでもありましたが、私のその1年を象徴したサビアンシンボルだなぁと感じます。
19歳:獅子座21度「中毒したニワトリ」
✓不可能を可能に変えるパワーを発揮する
✓理想的な人生を派手に創造する
✓「やってやれないことはない」と挑戦し、限界突破する
地元新潟から大学進学で東京に出てきた頃ですが、いま思えば、全く知らない土地に一人で出てくるのは相当の勇気だったと思いますし、「自分の理想を実現する」という強い情熱に満ち溢れていたのだと思います。
そうやって勇気を振り絞ったからこそ、いまがあり、もう若くはないものの、そんな風にまた挑戦できたらいいなと思います。
24歳:砂漠を横切る大きなラクダ
✓独立独歩の姿勢で約束の地を目指す
✓長期的な目標を達成するために、途中で諦めることなく一歩一歩進む
✓困難に負けることなく、自分が理想とする人生を黙々と歩む
この年は会計士試験の2次試験に受かる前の年で、親に「受かるまで帰って来るな」と怒鳴られ、東京に出てきてから、初めてお正月も帰省せずに過ごした年でした。
「会計士試験に受かるなら、他は何もいらない」とまで思い、夜は毎日祈るような気持で寝ていたのが懐かしいですが、灼熱の砂漠を一歩一歩歩いていくラクダの姿に重なります。
25歳:獅子座26度「虹」
✓自分の進むべき道を見出し、虹がかかる方へ歩む
✓人生の意義を見つけ、真っすぐに歩いていく
✓魂が発する声に耳を傾けて歩む
この年、無事、会計士の2次試験に合格することができました。
前年が「砂漠を横切る大きなラクダ」で、苦難の中を諦めずに進んだ結果、キレイな虹が空にかかる、って獅子座らしいというか、なんてドラマチックなんだろうと思います。
36歳:乙女座8度「最初のダンスの練習」
✓サポートされて成長する、素直に色んなことを学ぶ
✓向上心を持って、新しいことにチャレンジする
✓他者に役立つことに喜びを見出す
この年は、12年間務めた監査法人を退職して、事業会社に転職した年で、監査法人とは全く違う環境の中、学びの多い年でした。
外資系の会社だったので、帳簿が英語だったり、海外とのメールのやり取りがあったり、新しいことにも挑戦できました。
38歳:乙女座10度「影の向こうを覗く2つの頭」
✓抽象的で難しい事柄を理解する
✓冷静だが情熱的に向上心を持って学ぶ
✓物事の真髄を理解する
この年は、経理部長に昇進した年でした。
このサビアンシンボルはネイタルの金星と同じで、P太陽が10ハウスのN金星に重なった所で喜ばしい結果を手にすることができました。
直属の上司が上海にいる、アジア圏の財務を統括するCEOになったこともあり、言葉や文化の壁を感じつつも、物事の本質を見極めながら、仕事をすることが求められるような時だったと思います。
40歳:乙女座12度「ベールを外された花嫁」
✓自然な枠組みの中にあるものを探る、解明する
✓未知なるものを現実的に理解し分かりやすく伝える
✓曖昧な事柄を明確にする
転職に失敗したことをきっかけに、独立を決意した年でした。
それまでは、独立することなんて微塵も考えていませんでしたが、「ベールを外された」というか、自分の中の潜在意識の中にあった「自分の看板を持ってやっていく」という覚悟が表に現れた年でした。
42歳:乙女座13度「政治活動を制圧する強い手」
✓強い意志力で秩序をもたらす
✓あらゆる問題を解決するために的確な正論を述べる
✓物事を現実的に解決する
ブログやSNSを始めたり、初めて自分のセミナーを開催した年でした。
2回目のP新月でもあり、そこから続く、P新月の2回目のサイクルを運行中です。
この後、占星術にはまっていくことにもなりますが、それでも私が地に足付けることを大事にしているのは、このサビアンシンボルの影響が大きいのかもしれません。
44歳:乙女座15度「装飾されたハンカチーフ」
✓清廉潔白さを押し出して堂々と過ごす
✓ストイックに自分を管理する
✓自分の役割を理解し、それに応える
この年から、占星術のブログを書いたり、「あなたのトリセツ」という商品をリリースしたり、FBオンラインサロン「黄龍SALON」をスタートしました。
特に人から言われたわけではありませんが、自然と自分がそれを求められていることを察知して、行動に移したのかもしれません。
そして、この年から毎朝の神社参拝が日課になり、2年半休まず継続し、朝の玄関掃除も同じく2年以上続いており、他は結構適当な部分がありながらも、この時期に始めた2つのことに関しては、ストイックさが維持されています。
47歳:乙女座18度「ウィジャ盤」
✓無意識(直感)の力を生活に取り入れる
✓思考だけで判断するのではなく、自分の直感的判断力も大事にする
✓自分の進むべき方向を直感で決める
現在のP太陽のサビアンシンボルです。
上述の通り、「地に足付ける」ことをモットーにしているものの、自分の中でエネルギーが合わない、と思ったものとは距離を置くようになったり、今までなら無理が効いていたものが効かなくなったり、理屈では説明できないことが多々あった1年だったと思います。
2年前に引っ越してきた土地の波動がいいのか、去年くらいから、クロアゲハ(「神の使い」と言われている)に遭遇する機会も増えました。
頭で考え出した途端、色々理由を付けて、自分の本心から離れていくことを思うと、最初にピンときた方に従うことも大事だな、と思います。
48歳:乙女座19度「水泳競争」
✓相手や自分の感情面や心理面を考慮に入れて正論を導き出す
✓感情や無意識に溺れることなく、自分の力で乗りこなす
✓競い合ったり、お互いの本音を語り合うことで、仲間と共に成長する
今年の9月から、こちらのサビアンシンボルに切り替わります。
T水瓶座♒/冥王星がN獅子座♌/太陽のオポジションにあることから、「もう変えたいな」と思っているのに、過去のしがらみから変えられずにいると、別の角度から強制的に変化を促されるようなことが続いていて、「もう自分に嘘は付けないんだな」ということをつくづく感じています。
他者も含めて、そういった感情と向き合っていく1年になりそうです。
こうやって、P太陽のサビアンシンボルを通じて、過去を見つめてみると、思いの外、サビアンシンボル通りの成長を図ってきたように感じます。
あと何度積み重ねられるかは分かりませんが、一度一度を楽しんで、成長していきたいと思います。
現在、募集中の「Remember your promise」にも、生まれてから75年分のP太陽のサビアンシンボルの一覧が含まれています。
過去を振り返り、未来を見つめるツールとしてご活用いただければ幸いです。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
1年のテーマを知るヒントにお役立て頂ければ幸いです。
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