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【残りの人生を賭けて情熱を注ぎたいものを見つけて邁進する】牡牛座満月(月食)_20231029

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星コンサルタントの齊藤寛子です。


10/295:24牡牛座満月(月食)を迎えます。

テーマは「残りの人生を賭けて情熱を注ぎたいものを見つけて邁進する」です。




1.牡牛座新月からの振返り

2023年の牡牛座新月(2023/5/20)から半年が経過しました。

満月には、物事を成就させる力がありますから、牡牛座新月の頃にスタートしたプロジェクトが軌道に乗っているのを実感している方も多いことと思います。

新月の願いが良い方向に進んでいれば、そのまま前進。

いま一つ良い結果が得られない場合は、プランを再検討するか、軌道修正を行うのに良い機会です。


牡牛座新月はどの新月よりも物事を継続する力が強く、自分の中にある意志の強さに目覚め、物事の達成の過程で出会う様々な困難をものともせず、ゴールに向かって着実に歩むことができるときでした。


しかし、自分のやり方に固執するあまり、ある種の停滞に陥っているにもかかわらずそれに気付かなかったり、軌道修正の必要を感じながらも、面倒くささに勝てず、現状維持に甘んじてしまっていなかったか、振り返ってみる価値はありそうです。


何か思い当たる節があれば、牡牛座満月を迎えるいま、自分の意志や感覚を大事にしながらも、他者のやり方に目を向けたり、新しいやり方を取り入れながら、バランスを図ったり、軌道修正をして、より良い形に調整していきましょう。



2.天秤座新月(日食)からの振返り

天秤座新月(日食)(2023/10/15)から2週間が経過しました。

天秤座新月(太陽&月)に水星とドラゴンテイルが加わり、山羊座♑/冥王星と90度の緊張関係を持つ、なかなかハードな星回りでした。

ドラゴンテイルは過去のご縁を表しますが、新しい時代を迎える前に、手放さなければならなかったご縁や、対人関係における自分の思い込みもあったかと思います。

自然界や私たちの身体が新陳代謝を繰り返して生まれ変わっていくように、人との関わりもそうやって切り替わることで、また新たな関係が生まれ、自分の魂の道を歩んでいくのだと思います。


月相のサイクル

トランジットの月は約1ヶ月かけてホロスコープを1周しますが、今回はその真ん中の満月のタイミングになりますので、天秤座新月(日食)から始めたことが一度形になるタイミングです。

結果はどうあれ、天秤座新月(日食)からの2週間で出来たこと、出来なかったことを洗い出して、改善案を考えてみましょう。

特に、今回は愛と美の星「金星」をルーラーに持つ牡牛座での満月(月食)ですから、自分の五感の鋭さを呼び覚まして、自分にとって心地よく快適なものを丁寧に選び取っていくことで、人生をより豊かにするものとの出会いが待っていそうです。

  • 新月:心の中にある願望を意識化する

  • 新月期間:新月の目標に向かい、一直線で実行する

  • 上弦の月:決断を下し、行動に移す

  • 上弦の月期間:新月の目標に向けて軌道修正し、完成を目指す

  • 満月:物事が完成し、結実する

  • 満月期間:客観的な視点で、完成後の見直しを行う

  • 下弦の月:不要なものを見直し、手放す

  • 下弦の月期間:内省し、社会のために貢献する



3.2023年牡牛座満月(日食)図

牡牛座満月(日食)図

2023年牡牛座満月(日食)図

牡牛座♉/月(7ハウス)は、牡牛座♉/木星と牡羊座♈/ドラゴンヘッドに挟まれ、蠍座♏/太陽&水星&火星(1ハウス)とオポジション(180度)の緊張関係にあります。

2021年11月から続いた、牡牛座-蠍座ラインでの日食・月食もこれが最後となるときに、10天体中6天体が牡牛座-蠍座ラインに集合しているのも見事で、最後の力を振り絞って、梃子でも動かなかったものを変えていくときと言えますし、牡牛座♉/ドラゴンヘッドの期間において、牡牛座のテーマにしっかり取り組んできた方は大きな恩恵や幸運を享受するときとなりそうです。


太陽が目的、月が手段と考えると、

蠍座♏/太陽は、「これ」というものを見つけ、全身全霊をかけてそれに取り組むことで、自己を表現し、自己存在を確立する生き方を目指します。

一方、牡牛座♉/月は安心と安全な環境に身を置き、その中で五感を使って、この地球にある美味しいものや楽しいこと、肉体を持っているからこそできる喜びを味わい尽くすことで、太陽の目的を達成しようとします。


蠍座は、「近づきたいけど、怖い」「怖いけど、見たい、知りたい」という葛藤を抱きながらも、強く惹かれたものに情熱を呼び覚まされ、その対象となるものや人と一体化することで、力や富やエネルギーを得ることができます。

特に、破壊と再生の星「冥王星」をルーラーに持つことから、表に出ていない事柄や神秘を解き明かしたり、人の深層心理を解明したり、隠されたものを見つけたり、物事の裏で動いている仕組みを調べることが興味の対象になりやすいと言えます。

強く惹かれる対象に、最初はものすごい抵抗感や嫌悪感を抱くこともありますが、その気持ちを乗り越えて、持ち前の探求心で熱心に取り組むことで、多くの人を惹きつけてやまないカリスマ性を発揮し、よりダイナミックな人生を送ることができます。


一方、美と愛の星「金星」をルーラーに持つ牡牛座は、地球での物質文明の中で豊かな生活を楽しむ感性や価値観を持っていますが、安定や安全を求めすぎて、金銭や物質的な事柄に執着したり、欠乏意識の中で常に足りないものに目を向け、経済的豊かさに憧れ続けるといったことも起こり得ます。

そんな時には、お金に執着するよりも、自分自身がいつでも価値あるものを作り出せるということを思い出すことで、自分の大好きなことを追求すればするほどに豊かな生活が引き寄せられることに気付くことと思います。


蠍座シーズンは、目前に控えた厳しい冬を乗り越えるべく、木々が赤く色づき世界を一変させるように、私たちも様々なトラップがある弱肉強食の社会の中で、力強く生き残るために、感情の力を利用して、味方と強く繋がったり、怒りや憎しみを強さに変えていく時期です。

自分の信念を確認し、自分の中に存在するパワーを引き出すことで、また他者と深く繋がることで、魂の願いを叶えていきましょう。


※今回の月食の裏テーマについて記載した記事もどうぞ↓


サビアンシンボル

さて、今回の牡牛座満月のサビアンシンボルを見てみると・・・

💎蠍座♏/太陽は蠍座6度「ゴールドラッシュ」

❤大志と野心と欲望をエンジンにしてどこまでも突き進む
❤少数精鋭の仲間と共に新しい金塊を掘り出す
❤逃げ場をなくし飛び込むことで、確実に成果を上げる

💎牡牛座♉/月は牡牛座6度「渓谷にかけられる建設中の橋」

❤自分以外の人を知ることで、自分を知る
❤他者とのつながりの中で、他者と自分の違いを認識する
❤自分に足りないものを素直に受け入れて、補う


強い意志を持って取り組んでいくこと、そして自分に足りない力があれば素直にそれを認めて実力を付けたり、他者の力を借りることで、私たちがこの地球上にやってきて、本当に叶えたいことのためにエネルギーを注いでいくときです。


人生があとどのくらい残されているのかは分かりませんが、残りの人生を賭けて自分の情熱を注ぎたいものを見つけて邁進していきましょう🌈



4.二重円(出生図&満月図)

二重円

こちらは、今回の満月(月食)を迎えた時点での私の二重円(内円:出生図、外円:満月図)です。

N獅子座♌/太陽(9ハウス)を頂点にして、T蠍座♏/太陽&水星&火星(12ハウス)-T牡牛座♉/月&木星&T牡羊座♈/ドラゴンヘッド(6ハウス)の不動宮のTスクエアが出来上がっています。
(N:ネイタル、T:トランジット)


牡牛座♉/月&木星は現実面(お金、リソース、才能、時間)から、蠍座♏/太陽&水星&火星はこれまでの繋がりや積み上げてきたものへの執着から、獅子座♌/太陽に対して、自分の意欲のありかを厳しく問うているときなのだと思います。

どんなプレッシャーを受けても、必ず叶えたいこと。

獅子座らしく、自分にしか創れない人生を楽しんでいくために、しっかりとギアを入れていきたいと思います。



満月が起こるハウス別テーマ

牡牛座5度台が出生図の何ハウスに入るか?で、今回の満月のテーマをチェックして、半年間の実りを振り返るのにお役立てください。

  • 1ハウス:ここまで頑張ってきたことが一定のラインに達する

  • 2ハウス:収入アップやスキルアップのための努力が実る

  • 3ハウス:自分のフィールドや人間関係、話題が広がったという手応えを感じる

  • 4ハウス:家族や身内のために力を尽くしてきたことが報われる

  • 5ハウス:愛が満ちて深まる

  • 6ハウス:仕事、生活、健康面などコツコツと積み重ねてきた努力が一定のラインに到達する

  • 7ハウス:誰かに呼びかけてきたこと、働きかけてきたことが相手の心に届く

  • 8ハウス:ある人との関係が最大限に深まり、価値あるものを共有する

  • 9ハウス:探究や思索が持論としてまとまる、精神的な豊かさを実感する

  • 10ハウス:いまの自分の本分と呼べるテーマに関し、「やるべきことをやった」と実感する

  • 11ハウス:同僚や友人など仲間同士の関係がこれまで以上に充実する

  • 12ハウス:長い間抱えてきた重たいものに、自分なりの結論が見つかる


5.恒星パランから見る、牡牛座満月

水瓶座満月からの試みで牡牛座満月を迎えたタイミングの恒星パランを調べてみました。

ヒライアカルライジングスター:おとめ座の「スピカ」

「ブレイディの恒星占星術」によれば、スピカには「女神からの贈り物、天与の才能」という意味があり、太陽の上昇と同時に昇るときには、

特定の領域で優れた人物。日々の基本的なレベルで使うことができる、身体的情緒的あるいは知的な才能がある。自分の才能を可能な限りに良いことに使いたいと願っている。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

出生図で言えば、ヒライアカルライジングスターはその人の本質やキャラクターを指しますから、牡牛座満月(日食)からの2週間は、自分の才能を思う存分発揮していくことが大事なときと言えます。


ヒライアカルセッティングスター:アンドロメダ座の「アルフェラッツ」

「ブレイディの恒星占星術」によれば、アルフェラッツには「馬のへそ」「速度と自由」という意味があり、太陽の上昇と同時に沈むときには、

重圧のもとで最良の働きをすることを人生の環境を通じて発見する。突然の変化にうまく対応し、状況を発展させるためにすばやく行動する能力を見いだす。新しいことを歓迎するようになる。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

出生図で言えば、ヒライアカルセッティングスターはヒライアカルライジングスターの人生を歩む中で、トラブル等に見舞われた場合に、サポートしてくれる星を指します。

食シーズンは予想外の変化に見舞われながら、自分の中に眠る潜在能力を呼び覚まして、より強い自分に生まれ変わるときですが、そんな予想外の変化に素早く対応していくための力を授けてくれることと思います。



6.オラクルカードからのメッセージ

牡牛座満月(月食)へのメッセージとして、出てきたカードはこちら↓

DEEP CELLULAR HEALING
Arcturus energy. Physical and emortional healing.

細胞の奥からの癒し。
アルクトゥルスのエネルギー。身体と感情の癒し。


松村先生の「ヘリオセントリック占星術」の本の中に、

エドガーケイシーは、「太陽系の学校」ということをいっていて、人はそれぞれの惑星体験をして、卒業すれば、外に行くかどうかを自分で決めることができると述べています。外との扉はアルクトゥルスだそうです。

「ヘリオセントリック占星術」

と記述されています。

ちょっと意味が分からず、ネットで検索していたら、こんな記事を見つけました。


未知の世界に飛び出すには大きな勇気やエネルギーが必要になりますが、それに備えて、いまは心と身体をしっかりと癒しましょう。

生き急がず、ゆっくりと着実に、魂が目指す場所に辿り着くために…。


それでは、素敵な満月(月食)をお迎えください♡



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