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【自分の信念を強く持って、自分自身を表現し続ける】水瓶座満月_20230802

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星コンサルタントの齊藤寛子です。


8/23:32水瓶座満月を迎えます。

テーマは「自分の信念を強く持って、自分自身を表現し続ける」です。


1.水瓶座新月からの振返り

水瓶座新月(2023/1/22)から半年が経過しました。

満月には、物事を成就させる力がありますから、水瓶座新月の頃にスタートしたプロジェクトが軌道に乗っているのを実感している方も多いことと思います。

新月の願いが良い方向に進んでいれば、そのまま前進。

いま一つ良い結果が得られない場合は、プランを再検討するか、軌道修正を行うのに良い機会です。

水瓶座新月では、個人的な利益ではなく、もっとグローバルな視野に立って物事を見つめ、自分のやりたいことが人類にとって利益になるのかどうか、そのために同じ志を持つ仲間と協力し合い、大いなる理想に向けて第一歩を踏み出すことができるときでした。

また、水瓶座新月には停滞した状況を劇的に変化させるパワーがあり、どこから手を付けて良いか途方に暮れるようなことに対して、飛躍的なアイディアを授かることができたかもしれません。


しかし、「人と同じことはしたくない」という偏屈さに支配され、取り入れた斬新なやり方に対して、予想外に周囲との軋轢が生じてしまったり、いつも以上に理想に燃える一方で現実的な目の前の問題への対処がすっぽり抜け落ちてしまった可能性があります。


水瓶座満月を迎えるいま、いまいちど叶えたい理想をしっかりと思い描き、真に夢を叶えるために、現実的にどう取り組んでいけばいいのかを考えた上で、調整を行っていきましょう。


2.蟹座新月からの振返り

蟹座新月(2023/7/18)から2週間が経過しました。

月をルーラーに持つ蟹座♋/満月が山羊座♑/冥王星とオポジション(180度)で感情が大きく揺さぶられる中、牡牛座♉/天王星と魚座♓/海王星が調整に入り、地と水の内省的なエネルギーが癒しを与えてくれていました。

私たちの既存の枠(土星)の外にあるトランスサタニアン3天体から大きなエネルギーを受け取った私たちは、自分の本当の願いに気付き、そのための第一歩を歩んでいく決意をした方も多かったのではないかと思います。


月相のサイクル

トランジットの月は約1ヶ月かけてホロスコープを1周しますが、今回はその真ん中の満月のタイミングになりますので、蟹座新月から始めたことが一度形になるタイミングです。

結果はどうあれ、蟹座新月からの2週間で出来たこと、出来なかったことを洗い出して、改善案を考えてみましょう。

特に、今回は変革の星「天王星」をルーラーに持つ水瓶座での満月ですから、今まで見ることのできなかった広範囲の領域を見渡す俯瞰的な視野をもって未来を予測していくことで、もっと理想的な世界を作っていくためにいまを変えていくヒントを得ることができそうです。


  • 新月:心の中にある願望を意識化する

  • 新月期間:新月の目標に向かい、一直線で実行する

  • 上弦の月:決断を下し、行動に移す

  • 上弦の月期間:新月の目標に向けて軌道修正し、完成を目指す

  • 満月:物事が完成し、結実する

  • 満月期間:客観的な視点で、完成後の見直しを行う

  • 下弦の月:不要なものを見直し、手放す

  • 下弦の月期間:内省し、社会のために貢献する


3.2023年水瓶座満月図

水瓶座満月図

2023年水瓶座満月図


獅子座♌/太陽(1ハウス)-水瓶座♒/月(7ハウス)に対して、牡牛座♉/木星がスクエア(90度)となり、不動宮のTスクエアが形成されています。


太陽が目的、月が手段と考えると、

獅子座♌/太陽は、個性や本質を表現し、ドラマチックな人生を送ることを意図し、楽しく愛や喜びに満ちた生き方を目指します。

一方、水瓶座♒/月は人類の進化のために今までの社会の通念を変えたり、これまでの限界を突破したり、ルールを変えることで、太陽の目的を達成しようとします。


獅子座のルーラーである「太陽」は太陽系の惑星の中で唯一自ら光を発する天体であり、私たちの内面で燃える生命力(=太陽)の炎は、「これをやりたい!」というワクワクする意欲を発揮することで、さらに激しく燃え上がり、情熱的に行動していくための燃料となります。

ただ、火が上に燃え上がるように、向上心が強いがために、常にいまよりも上を目指し、「もっともっと」という思いを抱きやすく、いまの自分に満足できなくなってしまうのも事実。

「自分はまだまだ」という気持ちが自信のなさにつながり、その自信のなさを補うために、外側を飾り立てて、自分を実物よりもよく見せようとしてしまう罠にはまる恐れがありますが、多様性を大事にする水瓶座を見習って、唯一無二の真の自分を表現し続けることで、多くの人を惹きつけ、みんなの中心となって、愛や喜びあふれる人生を作り上げることができます。


一方、改革の星「天王星」をルーラーに持つ水瓶座は、時代の一歩も二歩も先行く感性や発想を持っているがゆえに、それを理解してもらえない恐怖から、本当の自分を表現できずに、世間の枠に自らを押し込めようとしてしまうことがありますが、獅子座の内に秘める炎を見習って、人に理解されない苦しさを乗り越え、理想とする社会を実現する強い信念を持つことで、5年後、10年後にはその理想を必ずや現実のものにすることができるはずです。


獅子座シーズンでは、獅子座と水瓶座の長所を上手く使い、お互いの短所を補いながら、バランスを取っていくことが欠かせないと言えますし、それはまた生まれ持った個々の才能を豊かさに変える、牡牛座♉/木星がTスクエアの頂点に位置していることにも現れているのかと思います。


サビアンシンボル

さて、今回の水瓶座満月のサビアンシンボルを見てみると・・・

💎獅子座♌/太陽は獅子座10度「早朝の露」

❤朝ごとに生まれ変わるような気持ちで新鮮な日々を過ごす
❤夏休みの子供のように、自由な休みが楽しくてワクワクしながら過ごす
❤時間をじぶんの「やりたい」で満たしていく

💎水瓶座♒/月は水瓶座10度「一時的だと証明される人気」

❤どのような事柄も大局的視点で分析する
❤感情的な意見より論理的で科学的な意見を採用する
❤冷静に物事の真偽を見抜き対処する


興奮冷めやらぬ夏休みの子供と、超論理的な科学者のような、随分と対照的なサビアンシンボルですが、ここから感じ取れるものは、外からの揺さぶりにそう簡単に揺るがされない強さ。

獅子座は自分の心の感じるままに目の前の現実を楽しんでいこうとしますし、水瓶座はこれまで積み重ねてきたデータから真っすぐに目の前の事実と向き合おうとしています。


私が大好きなマッキーの「虹色の未来」の曲の中にこんな歌詞があります。

常識なんていつも
アップデートのたびに変わる
そんなものに自分の心を
添わすなんて意味がない

「虹色の未来」(槇原敬之)


あなたの中で、何があっても変わらない真実とは何でしょうか?

どんな圧にも負けず、自分の信念を強く持って、自分自身を表現し続けていきましょう。

それがきっと、あなたと同じような信念を持つ同士や仲間との出会いに繋がり、あなたが理想とする未来を現実にするための力になってくれるはずです。


4.二重円(出生図&満月図)

二重円

二重円(内側:出生図、外側:2023年水瓶座満月図)


こちらは、今回の満月を迎えた時点での私の二重円(内円:出生図、外円:満月図)です。

出生図の獅子座♌/太陽と8度違いで起こる満月で、N獅子座♌/太陽&T獅子座♌/太陽-N天秤座♎/冥王星-N射手座♐/海王星-T水瓶座♒/月のクレイドルと、DSC上でT水瓶座♒/月-T牡牛座♉/木星-N獅子座♌/太陽&T獅子座♌/太陽の不動宮のTスクエアが出来上がっています。
(N:ネイタル、T:トランジット)


オーブを無視すれば、もともと獅子座♌/太陽と水瓶座♒/月の満月配置を持っているので、自分の熱い意欲と冷めた目でそれを見る自分との間でいつも葛藤を抱えている所は変わらないのですが、DSC上に牡牛座♉/木星が乗っかっていることから、豊かな才能を持つ人を見て、自分の理想と現実とのギャップをさらに強く感じるような出来事があるのかもしれません。

それでも、そんなことで簡単に諦められるようなことであれば、最初から自分が目指すものではなかったのでしょうし、どんなにいまの自分が理想からほど遠い所にいても、本気で叶えたい夢なら、その現実を受け止めて、ただそのために努力するだけなのかな、と思っています。

また、それに対して出生図の冥王星や海王星も絡んでいるとなると、個人的な願いというよりは社会や集団のために貢献していくようなものでないと、なかなか応援が入りづらいものなのかな、とも感じています。


満月が起こるハウス別テーマ

水瓶座9度台が出生図の何ハウスに入るか?で、今回の満月のテーマをチェックして、半年間の実りを振り返るのにお役立てください。

  • 1ハウス:ここまで頑張ってきたことが一定のラインに達する

  • 2ハウス:収入アップやスキルアップのための努力が実る

  • 3ハウス:自分のフィールドや人間関係、話題が広がったという手応えを感じる

  • 4ハウス:家族や身内のために力を尽くしてきたことが報われる

  • 5ハウス:愛が満ちて深まる

  • 6ハウス:仕事、生活、健康面などコツコツと海重ねてきた努力が一定のラインに到達する

  • 7ハウス:誰かに呼びかけてきたこと、働きかけてきたことが相手の心に届く

  • 8ハウス:ある人との関係が最大限に深まり、価値あるものを共有する

  • 9ハウス:探究や思索が持論としてまとまる、精神的な豊かさを実感する

  • 10ハウス:いまの自分の本分と呼べるテーマに関し、「やるべきことをやった」と実感する

  • 11ハウス:同僚や友人など仲間同士の関係がこれまで以上に充実する

  • 12ハウス:長い間抱えてきた重たいものに、自分なりの結論が見つかる


5.恒星パランから見る、水瓶座満月

初めての試みですが、水瓶座満月を迎えたタイミングの恒星パランを調べてみました。

ヒライアカルライジングスター:はと座の「ファクト」

「ブレイディの恒星占星術」によれば、ファクトには「鳩」「探検する」という意味があり、太陽の上昇と同時に昇るときには、

ちょうど手に届かないものを探す、未知の世界に突入する、用心を知らない、新しいことに出会うためにすすんで危険を冒す

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

出生図で言えば、ヒライアカルライジングスターはその人の本質やキャラクターを指しますから、水瓶座満月からの2週間は、新しいことに果敢に挑戦していくことが大事なときと言えます。


ヒライアカルセッティングスター:へびつかい座の「ラス・アルハゲ」

「ブレイディの恒星占星術」によれば、ラス・アルハゲには「治療する人」という意味があり、太陽の上昇と同時に沈むときには、

治療する場所に導かれていることを発見する、調和とバランスの重要性を苦労して学ぶ。みずから癒すことを学ぶ。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

出生図で言えば、ヒライアカルセッティングスターはヒライアカルライジングスターの人生を歩む中で、トラブル等に見舞われた場合に、サポートしてくれる星を指します。

これまで経験したことのないことに挑戦すれば、当然傷つき落ち込むことも増えますから、自らを癒しながら、挑戦していくことになるのだと思います。


なお、こちらの記事の天体イベントの所で書いたのですが、太陽が獅子座入りする7/23~12/27までは牡羊座♈/キロンが逆行し、過去の人生の学びや癒しが訪れ、トラウマや挑戦を手放していく期間となります。

心がザワザワしたときはそれを無理に消し去ろうとするのではなく、そんな自分の気持ちに寄り添って、自分の本当の気持ちに目を向けること、もう自分には合わないことを手放すことで、前に進める勇気を手に出来るのかと思います。


アングルに接する星:ほうおう座の「アンカー」

「ブレイディの恒星占星術」によれば、アンカーには「不死鳥」「再生」という意味があり、アングルに星が影響を与えるときには、

人生の浮き沈みによる回復力。人生の予期せぬ変化に肉体的、精神的に対処することができる、変化や変容をこうむる。終わりを新たな始まりと見る。

「ブレイディの恒星占星術」

との記述があります。

水瓶座は俯瞰的な視野と大局的な見地を持って、その理想を実現するために今あるものを壊す力を持っていますから、これまでのこだわりを手放すことで、新たなスタートを切るようなことが起こりやすい時期と言えそうです。



6.オラクルカードからのメッセージ

水瓶座満月へのメッセージとして、出てきたカードはこちら↓

DOUBLE MISSION
Lightworker Starseed. Serve the world by being you.

2つの使命
ライトワーカーの星の種。あなたでいることで世界に奉仕する。


自分の内側から来る喜びや楽しさに忠実な獅子座と、各々の個性を大事にする水瓶座。

社会の常識やルールで歪められて個性を消すことが善とされてきた時代も長かったですが、私たちが自分らしくあり続けることが、かけがえのない理想的な世界を築いていくのだと思います。

だからどうか、怖がらずに、ありのままのあなたでいてください♡


それでは、素敵な満月をお迎えください♡



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