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龍頭図のソーラーリターン図_20230104 & 20231218

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星コンサルタントの齊藤寛子です。


随分前に、Astroseekで、龍頭図(ドラコニックチャート)のソーラーリターン図(ソラリタ図)が出ることを知っていたのですが、その後すっかり忘れていたのを思い出したので、2023年の龍頭図のソラリタ図を見ておこうと思いました。


龍頭図は出生図のドラゴンヘッドを春分点(牡羊座0度)に持ってくるチャートで、天体同士のアスペクトやハウスは変わらないのですが、サインが変わるため、人によっては随分と雰囲気が変わるかと思います。


※龍頭図については、以前アメブロで記事にしていますので、ぜひチェックを。


まずは龍頭図について軽く触れた後、2023年に2回迎える、龍頭図のソラリタ図2回分を見ていきます。




1.龍頭図(ドラコニックチャート/ドラコ)

(1)出生図→ドラコ

私の場合、ドラゴンヘッドが蠍座27度台にあるので、牡羊座0度ポイントまで約120度時計回りに黄道(サインの帯)を動かすと、ドラコが出来上がります。

天体の位置やアスペクトは変わっていませんが、ASCが蠍座から魚座に変わっていることが確認できます。

出生図
ドラコ

もともと獅子座♌/太陽(火)-水瓶座♒/月(風)の組み合わせですが、ドラコでは射手座♐/太陽(火)-双子座♊/月(風)と、ライツのエレメントの組み合わせが一緒なので、物質的な世界と精神的な世界で目指す価値観にそれほどギャップがないと思います。

ただ、出生図では安定維持を大事にする不動宮だったのが、ドラコでは変化に柔軟に対応する柔軟宮に切り替わっていますので、動き方では切り替えが難しいと言えます。


なお、ドラコはドラゴンヘッドの天文暦を使って計算されます。
私の場合、D太陽が射手座ですが、必ずしも太陽が射手座にあるシーズンにソラリタを迎える訳ではないようで、2023年は1月と12月の2回、ドラコのソラリタが起こります(起こりました)ので、順番に見ていきたいと思います。
(D:ドラコ)



2.2023年ドラコのソラリタ図1

(1)ドラコのソラリタ図

2023年、ドラコのソラリタ1回目は2023/1/4の山羊座シーズンに迎えました。

2023年ドラコのソラリタ図1

射手座♐/太陽は4ハウス(家庭・住居・住環境・ルーツ・生活の基礎(衣食住))に滞在し、牡羊座♈/天王星(8ハウス:遺産・相続・受け取る・伝授・深く入る・霊的)とトライン(120度)の調和角にあります。

魂レベルの高い使命の指標となる方向性を新しい形に変えていくときでしたが、ソフトアスペクトだったので、そこまでその変化に戸惑うようなこともなかったのかと思います。

ドラコのソラリタからの9ヶ月強を振り返ると、やっぱり私にとって大きかったのは5月の宮古島行き。

宮古島で満天の星空や天の川を見たことで、東京でもほぼ毎日夜空を見上げる習慣が身に付き、また占星術に対する理解も随分深まりました。

宮古島に行った理由の1つに、5月にリリースした占星術用のHPに星空と共に写る自分の写真を載せたかったということがありますが、「書けば叶う」という言葉のごとく、この写真が現実を引き寄せ、本当に星を見上げる占星術コンサルタントになったのは自分でもびっくりしています。


(2)ドラコソラリタの二重円

ドラコのソラリタ図にドラコを重ね合わせた二重円です。

二重円(内側:ドラコ、外側:ドラコのソラリタ図)

まず、ドラコのICにはドラコソラリタの双子座♊/リリスが重なっています。

ちょうどこのポイントは2023年の年齢ハーモで天体が大集合している場所なのですが、リリスは隠れた欲望を表すポイントでもありますから、双子座的な知的好奇心を大いに発揮し、才能として開花させたいという気持ちがよほど強いのだろうと思います。

D月も双子座でICの近くにあるのですが、輪廻転生した魂がこれまで蓄積してきた知識を源から吸い上げてようとしているとも言えます。


また、ドラコのソラリタの蠍座♏/IC-牡牛座♉/MC軸は私の出生図(ドラコではない)の蠍座♏/ASC-牡牛座♉/DSCの対人軸にぴったりと重なっており、物質的な世界での出会いから、魂の使命へとつながるきっかけを得るようなことが示唆されています。


私が最初に宮古島を訪れた5月は梅雨シーズン(梅雨のことを全く考えずに旅行の日程を決めました)で、最初は曇っていて星がなかなか見えなかったのですが、カメラマンさんが粘って雲の切れ間を探してくれて、それでようやく初めて天の川を見ることが叶いました。
カメラマンさんには本当に感謝してもしきれないのですが、その粘りがなかったら、いま私が毎日星空を見上げることもなかったはずで、まさに物質世界での出会いが、魂の使命へと導いてくれたと思っています。


3.2023年ドラコのソラリタ図2

(1)ドラコのソラリタ図

2023年、ドラコのソラリタ2回目は2023/12/18の射手座シーズンに迎えますので、約2ヶ月後にやってきます。

2023年ドラコのソラリタ図2

射手座♐/太陽は2ハウス(経済的能力・持って生まれた才能・物質的財産)に滞在し、魚座♓/海王星(5ハウス:創造性・趣味・子供・投機・自己表現・恋愛)とスクエア(90度)の緊張関係にあります。


魂レベルでの高い使命の指標となるD太陽と、身体的寿命を越えて、無限かつ永遠の源と一体になるための努力を求められるD海王星が同じ方向を向いていないので、その調整に苦労することになるのでしょうが、何とか折り合いをつけて、今世で成し遂げたい魂の願いを叶えようと葛藤する1年なのかと思います。


(2)ドラコソラリタの二重円

ドラコのソラリタ図にドラコを重ね合わせた二重円です。

二重円(内側:ドラコ、外側:ドラコのソラリタ図)

1回目のドラコのソラリタと比べて、ドラコと重なる天体が多いのがパッと見で確認できます。

1回目のドラコのソラリタで魂レベルの高い使命の指標となる方向性を新しい形に変化させたことで、ドラコが求めている魂の動機に向き合いやすい環境が整ったのかもしれません。


まず、D蠍座♏/水星&土星(9ハウス:グレードアップ・外国語・哲学・海外旅行)にドラコのソラリタの蠍座♏/火星が重なっています。

D火星は全ての人たちのための衝動や欲望のために動いていくことになりますから、私の知的好奇心や知的能力を自分のためだけではなく、より多くの人のために使っていくことにエネルギーを注いでいくことになりそうです。


また、D水瓶座♒/冥王星(11ハウス:ビジョン・改革・友人との集まり・集団)にドラコのソラリタの水瓶座♒/月&土星が重なり、かなりストイックな雰囲気が出ています。

それだけ覚悟を決めて取り組まなければならないということなのかもしれません。


また、D牡羊座♈/海王星(2ハウス:経済的能力・持って生まれた才能・物質的財産)にドラコのソラリタの牡羊座♈/木星が重なり、こちらは随分ゆるゆるな感じですが、どこまでも際限なく拡大していく様子も醸し出しています。

ソラリタで、射手座♐/太陽と魚座♓/海王星がスクエアのアスペクトを作っていましたが、木星と海王星はまさにこれら2サインのルーラー。
相容れない、火の要素と水の要素をどうにか混ぜ合わせて、魂の願いを叶えていこうとしているのかもしれません。

今年の8月に「マイ・エレメント」(火の女の子と水の男の子の恋の物語)を観に行きましたが、それも偶然ではなさそうです。


最後に、D蟹座♋/リリス(4ハウス:家庭・住居・住環境・ルーツ・生活の基礎(衣食住))がドラコソラリタのMCと重なっています。

蟹座リリスと言えば、相手の夢を無償の愛で応援するということになりますし、ドラコなので、その相手も身内に留まらず、もっと大きな規模になります。

先ほどご紹介した、占星術用のHPのメッセージ欄に

私は占星コンサルタントとして、さまざまな形で、あなたの才能や可能性を思い出すお手伝いをさせて頂ければと考えています。

https://astrological-consultant.com/profile/

と書いていますが、それを本気で目指していくことになるのだと思います。



思い付きのようにドラコのソラリタ図を読んでみましたが、読み解くタイミングにも意味があったのだと痛感しました。
多分、初めてAstroseekで発見したタイミングでは、ここまで読み解くことはできませんでした。

いつだって、宇宙の采配には頭が下がるばかりです。


最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

龍頭図を活用するヒントにして頂けたら、幸いです(^^♪




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