続・味の店アサヒ屋
ということで、『植木屋か?』とおかみさんに問われるどうみてもペンキ屋っぽい水道屋2人組の様子をビールをちびちびやりながらこっそりと垣間見ていました。(そこまでの経緯はこちらをどうぞ↓)
すると奥の扉がスタッと開きました。この写真の奥の扉です。
取手のついていない、軽〜い扉です。軽さ的には西部劇で出てくるバーのパタパタの扉くらいと言いますか、と言っても西部劇のあの扉を私は実際に開いたことはないのでアレですけれど、とにかくあの感じ、体当たりしてそのままパタっと開く感じですよ。その西部劇風な扉からさすらいのカウボーイのごとくおかみさんがラーメンを持ってスタッとすばやく現れました。
『おまちどうさま〜』
キタッ!しかも来るなりいきなり心のど真ん中を撃ち抜きました(さすがカウボーイ!)。だって見て見て!アサヒ屋のネーム入りですよ!
これはたまりませんね。おそらく出前をしているということなのだと思いますが、お店のネーム入りの器ってどうして嬉しさが増すのでしょう。ワクワク度が爆上がりです。ちなみに我が心の神社『中華こばやし』ももちろんネーム入りでした♡キャー!
(こばやし・愛の完食の図)
そしてもう一つワクワクポイントがありました。そう、ナルト入りです。嬉しいですね。ワクワクしますね。今ナルトが入ってるラーメンてなかなか見ないような気がしますよね。ラーメンにナルトがのっているとそれだけでだんぜん楽しい気持ちになります。どうしてなんでしょう?
ちなみに今年のお正月、お雑煮にナルトを入れてみようと用意したのですが、うちで自分で切って入れてもそれほどワクワクしないことがわかりました。どうして?お店のラーメンに入っているとあんなに嬉しいのに。やっぱりラーメン屋さんで『おまちどうさま〜』と言われながら出されるラーメンに乗っかっているからこそなのかもしれないですね。果物はむいてもらった方が美味しいのと同じということなのでしょうかナルトォォ!
ということで、ピカピカの店内でナルトが入ったネーム入り丼のラーメンを堪能し、心身ともにピカピカになった私でした。
ごちそうさまでした。
食後に表で名残惜しくウロウロしていたら、こんなところにも萌えポイント発見!
かわいい!この奥へ続く石畳もかわいい!たまたま表に出てきたおかみさんに『お花かわいいですね』と勇気の一言を述べると『たいしたこたーないよっ!』と少しフッと背中で笑いながら照れ臭そうに石畳の奥へスタスタと消えていっちゃいました。照れ屋っぽいところもどこかカウボーイを思わせますねぇ。
なんと穏やかな時間なことでしょう。よいお天気の束の間ののんびりゆったりタイムです。
帰りは来た道とはちがう道で帰ろうと町の中側を通って帰りました。道中、豪邸がドーンと現れたので立派なお宅だなぁとしばらくうっとりながめていましたが、よく見たら脇に重厚な鉄扉があり、中庭で洗車するごっついお兄さんがこちらを見ていたので、ニコッとしてペコリと軽く会釈してスーッと通過してきました。そうでした、ここは川崎でも、ザ川崎オブ川崎のエリアでしたね。
味の店アサヒ屋、是非また行こう。そして次はヴェールに包まれたマスターに注目したいと思います。
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