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列車はいいね『尻手短絡線』

よく晴れた土曜の午前中。私はポケットにアメちゃんを2つ入れ、電車に乗って南武線の尻手駅へと向かいました。
乗り継ぎもよく、珍しく土曜に時間が取れたこともあってニヤニヤが止まりませんでしたが、マスクをしているのでオーケーです。こんな時にマスクは大活躍ですね。
と、ニヤニヤし放題していたら、尻手を爆速で通過し川崎に着いてしまいました。ひー!快速やん!しかも爆速で通過した尻手駅にちょうど貨物が止まっていたのが見えていたのでした。えーん!かもつぅぅ!慌てて川崎から各駅に乗り引き返し、ようやく尻手駅で下車です。ふぅ。

鶴見線の国道駅ぽい感じがしなくもない
尻手駅のガード下



なぜ尻手なのかと言いますと、我がライブ『帰ってきたビールタイム』の演目で登場する貨物列車〈タキ1000形〉のことを、ここ数日より掘り下げていたのです。タキにまつわるということで最近頻繁に訪れている新鶴見機関区、そしてその先にある尻手短絡線。尻手短絡線がある、という認識に留めたままの状態でライブモードに突入してしまったので、ひっかかったままだったのです。ということで、ライブ後にあらためてGoogleマップに自分で線を引いて地図を眺めたりしていたのですが、こりゃ実際に行って見てみないとな(喜!)となったわけです。

良さげな横丁


さて、尻手には『カニ』というおにぎり屋さんがあるっぽかったので、是非カニでおにぎりを買って行こうとカニのある場所に行ってみましたが、残念ながらカニはありませんでした。土曜だからかな?
しかたないのでサッサと線路の方へ。

そうそう、尻手短絡線って何かというと、

我が尻手短絡線!


貨物とっても近道便利ルートみたいな感じでしょうか。これによってめちゃ時短可ということで嗚呼物流〜、です。これをね、ちょっと見たかったのですよ。

黄色いユニフォームの作業マン全員カッコえぇ!

尻手駅に一番近い踏切にて、この手前が南武線、左奥に入っていく方が尻手短絡線よねきっと、と地図と現実を見比べます。ここから先は線路沿いに道がないのでジグザグで進むしかありません。

尻手から二つ目の踏切

お!それっぽい感じですねー。というかバリバリ普通の住宅街ですよ。それも静かでのどか。ここに本当に貨物が走るんかい?

次の踏切も穏やかそのものです。

何かが来る気配まったくなしです。カメラを持った大先輩たちもいませんよ。それにしても穏やかな住宅街です。

そしていいもの発見!


わー!煙突!ということは、

銭湯です。キャッチコピーが『街のオアシス』な富士の湯です。いいね。あぁ、呼ばれたい!しかしまだ開いていないよ!調べたら黒湯のいいお風呂のようでした。

と、大変のん気に普通のお散歩@尻手、というか矢向を満喫です。地図的にはもうだいぶ横須賀線との合流ポイントに近づいていました。

踏切にお花も咲いちゃっているし、貨物なムードは漂わないし、ここはほぼ何も通らないのだろうな…


と最後の踏切を渡ろうとしたその時に、


カーンカーンカーンカーン…



続く(゚∀゚)!


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