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客観視と自己形成(めも)

自己の確立には他者の属性に依存して成り立つ。よって相手の属性が自己を客観視するうえで大きな影響を与えている。

①相手の属性(内在する要素や性別、視覚的要因も含まれる)によって無意識的に自己の振る舞いを変えることを幼少期から反復していると定説。

E.g. 反社会的見た目の男性には下手に出るが背の低い女性には横暴な態度をとるなど。

ジェンダー差が潜在的に存在するか?無意識的に相手に合わせた振る舞いを行うことに性差があるか。

自己を客観視できる人間は相手の属性に合わせた振る舞いができると仮設した場合、①の定説は幼少期の家庭環境や個人の精神障害、知的障害の有無などミクロな要素が大きく影響していると考えられる。

自己を客観視できないときに引き起こす要因 ; 自分を過大評価してしまう。無意識に相手を見下した言動をとる、他者を思いやることができないなど。

客観的に自分の立場を考えられないと、円滑な人間関係を築くことがむずかしくなる。しかし、自分はすごい!と信じて疑わないため人間関係の構築に障害があることに自覚することができない。

他者の思考を想像する力がないと表面的な相手の反応を全て鵜呑みにしてしまう。これは男性に多い傾向があるように感じる(ハニトラ的なこと)。女性の方が幼児期から相手の気持ちを考え配慮することが必要とされる風潮があるため、ジェンダー差が生まれると仮説。

続く、