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とんでもない美人の母から産まれた普通の子の普通じゃない半生 7
~両親の離婚~
もともと両親、とくに実父はあまり家に帰ってこない人だった。
私が中学生になったころ、美しかった母は喫茶店の雇われオーナーとなり、そのうち母も帰ってこない日が増えていった。
祖母がいたので寂しくはなかった。
そう思い込んでいただけかもしれない。
小さなころから、両親に溺愛されて育ったという記憶は一切ない。
その分祖母が優しかった。
幼心に
「なぜ離婚しないのだろう」とずっ
とんでもない美人の母から産まれた普通の子の普通じゃない半生 4
~だいすきなおばあちゃん~
父は国家公務員だった。
私が産まれたころの母は専業主婦。
祖母(母の実母)と同居。
兄が一人。
これだけ見ると何の問題もなく平穏な家庭に見える。
が。
父はギャンブル癖があった。
給料日には帰宅せず雀荘に直行。
休みの日にはパチンコ三昧。
母は生活のために仕事を始めた。
とても美しい母であったので
ご縁があり喫茶店の雇われオーナーをすることになった。
叔母も
とんでもない美人の母から産まれた普通の子の普通じゃない半生 2
~幼き日の記憶~
「あれ、私の家ってみんなの家とはちょっと違うのかな?うちって変なのかな?」
と最初に思ったのは確か小学1年生か2年生だったころ。
ある日の授業。作文だ。
ハキハキ明るい担任の先生がニコニコしながら
「今日はみんなの家族、お父さんお母さんについて作文をしてみましょう。」
「みんなのお父さんお母さんは何をしている人ですか?何時頃仕事に行って何時頃帰ってきますか?毎日どんな事
とんでもない美人の母から産まれた普通の子の普通じゃない半生
~母のこと~
わたしの母は、地元で評判の美人でした。
本当に美しかった。
しかし。
苦労人だった。
男を見る目がなかった。
わがままだった。
でも
苦労して育ててくれた。
母がすべてを忘れてしまう前に。
わたしが母の人生とわたしの半生を書き残すことにした。