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川口緋呂
2024年4月30日 16:46
見えない存在が顕現するための扉となる「手」に引っ張られて絵描きになりました。もともとは、それほど好きでもない状態でうっかり合格してしまった美術科高校で大変な劣等生となった身です。絵画の世界には無価値感しか残らない3年間でした。熱中していた物語を書くという行為に華を添えるためだけに、絵という手段が残ったのでした。⠀その熱も、蝋燭が消えるように途切れてしまい。完全に「足を洗った」