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とんぼ玉ってなに?【その1】

「とんぼ玉」「蜻蛉玉」「トンボ玉」、表記がいろいろでまぎらわしいんだけど、どれが正しいの? そもそも「とんぼだま」って何なの?

表記に関してはどれもが有り、統一されてはいません。「とんぼだま」は日本独特の呼称で、英語では glassbeads 単に「ガラスのビーズ」です。
一応現在の「とんぼ玉」(これが一番多い表記なので、これで統一します)の定義は、
1.ガラスで出来ている
2.穴が貫通していて、紐を通すことができる
3.2色以上の色ガラスを使ってつくらている

という条件があり、七宝のような金属の胎があるもの、陶器で出来たものは「とんぼ玉」とは呼ばないし、ガラスで出来ていても穴のない玉はとんぼ玉ではありません。

「ガラスの歴史は古く、紀元前4000年より前の古代メソポタミアで作られたガラスビーズが起源とされている。」
ウィキペディア「ガラスの歴史」冒頭

わたしがこのとんぼ玉に魅了されたのは長野県・安曇野の美術博物館がきっかけでした。数千年前に人の手が作り出したこの愛らしい 装飾品に魅力を感じたのはもちろん、併設のショップで販売されていた現代のとんぼ玉アクセサリーを見て、「これが古代から現代までずっと作られているんだ!」と妙な感動を覚えたのを、今でも覚えています。

ここから私のとんぼ玉人生が・・・ こんなにどっぷりとハマるとはまだ知りませんでした

ガラス工芸作家 林 裕子

〒930-0151
富山県富山市古沢237-3 富山ガラス個人工房4号棟A
蜻蛉玉丙午/KOGURE Glass Works

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