見出し画像

怒るのは悲しいから

例えば、家にりんごを置いておいたら、家族が食べてしまったとする。

悲しい。私が食べたかったのに、食べられない。

その気持ちを、自分で感じたり、穏やかに家族に伝えたり、友人に話してみたりできたらいいと思う。

でも、もし、その悲しみを言えなかったら。または、食べてしまったものはどうしようもないのに、どうにかしたいと思ってしまったら。

悲しみを表せない時に、代わりに怒れを使うこともあるだろう。

不可能なことを可能にするために、間違って怒りを使うこともあるかもしれない。(怒りは、何かをするためのエネルギーになり得るから)

私の場合、嘘の怒りが出てくる時は、本当は悲しいことが多い。

般若の面は、怒っているように見える。あれはひどく悲しい女の顔だそうだ。