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記事を書く時に意識していること

突然ですが、私は活字が苦手です。

同人をしていた頃は、当時ハマっていた小説や推しカプの二次創作小説は楽しく読んでいたので、自分は読書も好きなのだと錯覚していました。
でも「ハマっているもの」が無くなって同人をやめたら、読書自体はクソダルイと感じていることが発覚しました。

同人に冷めなければ、一生気付かずにいられたのに(´・ω・`)

ネット上の記事も、長すぎるものは読むのがつらいです。自分が興味を持っているテーマとか、すごい神文で長くても最後まで読んでしまうレベルなら読める時もあるけど、そうでなければ2000字くらいが限界です。
右横のスクロールバーがアホみたいに小さいと、その時点で離脱します。

そんなわけで、自分が長文を読めないため、自分の記事もできるだけ短く纏めようとしています。

私のnoteの記事もブログの記事も、早く読める人なら、ひとつの記事を読むのに一分かからないと思います。
私は毎回そのように計算して文章を組み立てています。

もちろん、文字数を減らしたせいで書きたいことが書ききれなかったら本末転倒なので、読む人に伝えたいことはきちんと書いて、その上で文字数を限界まで減らす作業をしています。

この「削ぎ落とす」作業を繰り返しながら何度も文章を読み直して、数日寝かせたあとに「本当にこれをネット上に放っても大丈夫か?」という最終的な判断を下して、私は記事を更新しています。

そこまでして炎上したなら、それは私が未熟ということですし、そこまでして誤字誤用があったなら、それは私がアホだということです。
ネットに文章を公開するということをもう30年近くやっているけど、歳を取るほど慎重になることが大事だなと感じます。

そう言えば、私がネットを始めたばかりの頃(1990年代後半)は、個人情報を書かないとか、半年ROMって場の空気を理解してから書き込むとか、とにかく慎重になれと教えられた記憶があります。

今のSNSみたいに、思い付いたことを何も考えずにすぐに書くとか、私生活をなんでもかんでもネットに晒すノリとは真逆の空気でした。

もしかしたら、私が今のSNS文化を気持ち悪いと感じる真の理由はこれなのかもしれないと、最近気付きました。
ただのインターネット老人会だったわ…でもすごく納得しました。

で、少し思ったんですけど、完読率を上げるために文章を短く分かりやすくするという考えがある一方で「外には吐き出したいけどあまり多くの人には読まれたくない文章」は、わざとめちゃくちゃ長く書くのもアリ?どう?
これは盲点だったかもしれないと、興味深く思っています。


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