クラウドファンディングの感想
ヒーローウッドエンタ-テイメントの廣木涼です。
2月26日をもって終了したプロジェクトでは、多くの方にご支援いただき、無事成功することができました。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
さて、今回は、クラウドファンディングをやってみた感想を書いてみようと思います。
ひとことで言うならば、
「みんなやればいいのに」
というのが、今の気持ちです。
プロジェクトの結果、
アイデアや商品やスキルが洗練されるような印象を
私は受けています。
「こんな企画は応援してもらえるのだろうか?」
「こんな商品は売れるのだろうか?」
「こんなサービスは世の役に立つのだろうか?」
そういう不安や疑問は、きっと誰にでもあることだと思います。しかし、いくら考えても悩んでも、自分の頭の中では決して解決ができません。
実際にやってみて、応援してもらって、商品が売れて、世の役に立つところを見てみて、はじめて疑問が解消されることになります。
もちろん、逆の結果になることもあるでしょう。
応援されない企画になるかもしれないし、売れない商品になるかもしれないし、役に立たないサービスになるかもしれません。
しかし、それを確かめないことには、先には進めません。
それではダメだと知るからこそ、ではどうしたら良いのか、というアイデアに繋がります。
今後、どういう商品を作って、どういうサービスを作って、どういう記事を書いて、どういう風に社会貢献していけばよいのか、プロジェクトの結果が教えてくれるのです。
やらない手はない、というのが私の感想です。
一方で、楽してお金が稼げる、という印象は全くありません。
当該プロジェクトは、募集期間が終了したばかりであり、リターン履行はこれからです。
まだ半分を残している状態ではありますが、前半の半分だけでも、相当に苦労のあるものでした。
自分の収入を得たいとすれば、コンビニのアルバイトのほうが、楽だし収益性が高いというのが、私の経験上の手応えです。
クラウドファンディングのプロジェクト企画は、
楽してお金が稼げるものではなく、
苦労してスキルが得られるもの、
だと言えるでしょう。
しかし、苦労してスキルを得る場合は、
普通は高い金額を支払ってスクールに通ったりするわけですから、
むしろ利益を得ながらスキルを得られるということが、
どれほど意義深いか、理解できると思います。
「ビジネスのコンテスト」と捉えることもできるかもしれません。
自分が考えた企画が、どれほどの評価を得られるのか、金額によって評点がつけられるのです。
そして目標額と実際の支援額の差額によって、どれほど自分の企画の評価を正しく予測できていたか、あるいは、どれほど見誤っていたのか、も同時に測ることができます。
もしかすると自分本位かもしれない企画や、机上の空論として上手くいくと思い込んでいた企画を冷静に客観的に判断できることも、大きなメリットであるでしょう。
以上、クラウドファンディングを立ち上げた感想でした。
この記事が、読者の皆さまが何か行動するためのきっかけになれば幸いです。
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