3章:テーブルマジックとステージマジック
それぞれの特徴を知る
マジックの区分け
マジックもいろいろなジャンルに区分けされますから、何から学び始めようかと悩む方もいらっしゃるかもしれません。
まずは、どんな区分けがあるかをを簡単にご紹介します。
テーブルマジック(クロースアップマジック)
お客様の目の前で演じるトランプ、コインなど小物を使った至近距離マジックで、1人~10人程度のお客様に演じるジャンルです。
各テーブルを廻りながらそれぞれのテーブルごとに演じるホッピングという形態も基本的にはこれに属する場合が多く、マジックバーのカウンターで演じるマジックもこれに入ります。
サロンマジック(パーラーマジック)
家のリビング等で数十名程度の観客を対象に演じるパーティマジックの様なスタイル。
基本全体に見えるような素材を使用して、演者は立って行う場合が多いです。
ステージマジック
現場によってはフラットのステージや、ホテルの宴会場の特設ステージなど簡易ステージの場合もあるものの、基本備え付けの舞台で演じる舞台奇術。
鳩出しやゾンビボール、カードマニュピレーション等、一度に沢山の方々が見れるマジック。
イリュージョン
舞台の大道具マジック。
人体交換や人体浮遊等、舞台ならではのショーアップされた演出は圧巻!
どれから学べば良いのか?
いろんな区分け・ジャンルがありますが、どれか1つを特化してマスターしても、すべてを満遍なく学んでも良く、また、どういう順序で学んでも良い、というのが私の結論です。
昔のマジシャンは、全ての分類のマジックを勉強するのが普通でした。
たとえば私は、テーブルマジックが大好きですが、中学時代には地元の奇術愛好会から《三本剣イリュージョン》をお借りして文化祭で演じましたし、高校時代はMr.マリック 師に鳩をお借りして文化祭で鳩出しを演じました。
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