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コロナ禍で仕事がない。ただ待つよりは?

 昨今のコロナ情勢で仕事は減ったが、何をしたら良いのかわからない。
 そういうマジシャンは多いことだろうし、もしかするとマジシャンでなくても、多いのかもしれない。

 こんなとき、いったいどうしたらよいのだろうか、ということについて、世界最大のマジックバーチェーン店社長の前田真孝氏(とりっと氏)はこう言っている。
 周りの人を見て、誰かがやっていることと同じことをやってみるのが良い、と。

 今のコロナ情勢を受けて、たとえばオンラインマジックショー、オンラインマジックレクチャー、生配信をすでに始めているマジシャンもいる。オンラインマジックバーというのも、もしかすると今後はあり得るのかもしれない。

「でも、他の誰かと同じことをしたとしても、パクったと思われるとイヤだ」
と思う人もいるかもしれないが、そういうことは気にせずに、良いと思ったことは積極的に始めることを前田氏は推奨している。もちろん、完全コピーよりも、自分なりのアレンジを加えるほうがより良いのは、言うまでもない。
 前田氏自身も、他業界を参考に、それをどうマジック業界に適用させればよいのかと考えた結果、今の成功があると言う。他の人を見て、他の企業を見て、いかにマジック業界に転用させるかと考えているのである。

 コロナの終息をただ待つ、という選択肢はもちろんあるが、しかしただ待っていても成長があるわけではない。それよりは、とにかくチャレンジしてみたほうがよいのではないだろうか、と前田氏は言っている。
上手くいけば仕事に繋がって収入が入るかもしれないし、たとえ上手くいかずとも経験にはなる。そしてこの経験が、コロナ終息後に実を結ぶこともあり得る。
 何もしないよりは、何かを始めるきっかけにできる人に、あなたはなりたくはないだろうか。


原作:前田真孝、文章:廣木涼


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