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なぜその職を選ぶのか?マジシャンたちに聞く!

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マジシャンになりたい人を応援するためのテキスト。 現役のプロマジシャン、セミプロマジシャンにインタビューして、マジシャンになったきっかけや経緯を聞いた、オムニバス形式の16のエピ…
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記事一覧

目次

1.はじめに:廣木涼2.からくりどーる3.ノーヴ・ハッセル・アベ4.Mr.フレイム(ミスターフレイム)5.チャイニー古賀6.MATTY7.轟じゅん8.すけっち9.削除済み10.藤田安慈(ふじたあんじ)/十文字悠迦(じゅうもんじようか)11.メンタルマジシャン翔12.マッキ.☆13.怪盗X14.ターボ15.藤本明義16.上口龍生(かみぐちりゅうせい)おわりに

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1.はじめに:廣木涼

 私、廣木涼は、マジシャンであり、推理作家でもある。  いずれも、売れっ子というわけでも、有名というわけでもなく、細々と活動しているのだが、マジック業界内には文筆家が少なく、しかし筆をもって伝えるべきことは多い。  そういう事情から、私に執筆の依頼が来るようにもなり、私自身も、マジック業界の文筆家として密かに使命感を持つようになってきているところである。  自分が生活するぶんには、細々とした活動でも充分であったが、マジックを生業にする身として、やはり業界の発展に貢献したいと思

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2.からくりどーる

日本一うざいマジシャン:からくりどーる からくりどーる氏はプロマジシャンであり、からくりどーるWORLD MAGIC株式会社の代表取締役。「日本一うざいマジシャン」や「巨漢すぎるマジシャン」というキャッチコピーで人気を博し、「笑っていいとも!」「USO!?ジャパン」「サルヂエ」「トリックハンター」など、多数のテレビ番組でも活躍。2020年1月時点で56歳、プロ転向20年目。1995年、第8回厚川昌男賞を受賞。

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3.ノーヴ・ハッセル・アベ

時空(とき)の旅人:ノーヴ・ハッセル・アベ ノーヴ・ハッセル・アベ氏は、主にレストランやマジックバーで活動するプロマジシャンである。他のマジシャンがあまり演じないような、変わり種のマジックを好んで行う。時計を使ったり時空を操ったりする演出が得意なことで、時空(とき)の旅人と呼ばれている。からくりどーる氏と「浅草魔法兄弟」というユニットを組んでおり、からくりどーる一座のマジック講師も務めている。2020年1月時点で55歳。

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4.Mr.フレイム(ミスターフレイム)

Mr.の称号を受け継いだ超記憶能力マジシャン:フレイム 『バナナサンド(TBS)』や『日村がゆく(abemaTV)』などで「カオスオブマスターフレイム」として活躍中のフレイム氏は、マジシャンであり、超記憶能力の持ち主でもある。  一度見たトランプの配列を即座に記憶したり、一度見たルービックキューブの色の配置を即座に記憶したりすることができるので、他のマジシャンには再現できないような特殊なマジックを演じることができる。  その特殊なマジックはMr.マリック氏にも絶賛されており、

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5.チャイニー古賀

マジックテラスの経営者:チャイニー古賀 チャイニー古賀氏は、福岡を拠点に九州各地で活動を行っているマジシャンであり、マジシャン専門のイベント企画を行う株式会社マジックテラスの代表取締役。2019年5月時点で、プロ転向4年ほどとなっている。福岡県、佐賀県の居酒屋、計60店舗と契約し、テーブルホップマジックを演じるのが、チャイニー氏の仕事でもあり、マジックテラスの仕事でもある。大手携帯電話会社や、大手電機メーカーなどと長期契約を結び、家電量販店やセレクトショップにおいての各社への

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6.MATTY

流れに身を任せてプロマジシャンに:MATTY MATTY氏はマジックテラス所属のマジシャンである。2019年5月時点で25歳、プロマジシャン歴は4年。居酒屋でクルージングの仕事をしつつ、出張依頼を受けたり、クルージングができる居酒屋を開拓したりというのがマジシャンとしての仕事であり、またマジックテラスという組織において、若手マジシャンの育成という役割も担っている。プロマジシャンになろうと希望してなったわけではなく、流れに逆らわずにいた結果、それを職業とする今があるわけで、参考

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7.轟じゅん

F.M.C.(福岡マジックコネクション)の会長:轟じゅん 轟じゅん氏はマジックテラス所属のマジシャンで、福岡市のマジックサークルF.M.C.の発起人。2019年5月時点で24歳。マジックテラスの営業活動を行ったり、居酒屋でのテーブルホップを行ったりするのが、日々の仕事である。また会長を務めるF.M.C.の会員は、プロアマ合わせて30人を超える大所帯となっている。大学時代からマジシャンとしての仕事を始め、職歴は3年ほど。

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8.すけっち

マジックで内気を払拭:すけっち すけっち氏は、IT企業に勤めるサラリーマンであり、ストリートマジックなどでも収入を得る若手マジシャン。2019年5月現在21歳で、マジシャンとしての活動は福岡市中央区での路上マジックや、イベントなどに参加しての演技である。現状は、趣味の延長という程度の活動ではあるが、今後、副業として見込めるような活動を目指している。もともと内向的な性格であったというが、マジシャンとしての活動を通じてそれを払拭できていると感じている。

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10.藤田安慈(ふじたあんじ)/十文字悠迦(じゅうもんじようか)

元警察官の催眠術師:藤田安慈/十文字悠迦 十文字悠迦氏は、マジシャンであり、催眠術師であり、ジャグラーであるが、元警察官だという経歴も持つ。2019年6月時点で35歳。プロマジシャン歴は3年といったところだが、催眠術師としては東京都公認のヘブンアーティストのライセンスを取得しており、東京都で唯一、路上で催眠術をかけることを認められている。また、ジャグリングが最も経歴が長く、ヨーヨー歴は20年を超え、ディアボロでは東日本大会の優勝経験も持っている。閃光の催眠術師、十文字幻斎氏の

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11.メンタルマジシャン翔

プロ転向後1年で社長へ:メンタルマジシャン翔 メンタルマジシャン翔氏は、東京都町田市を拠点として活動するプロマジシャンであり、メンタリストであり、株式会社マジカルコミュニケーションの社長である。テレビ局のアナウンサーをやっていたという経歴を持つことから話術に特徴があり、塾講師として英語の教鞭を執っていたおかげでTOEIC865点と高い英会話能力を持ち、外国人向けのパフォーマンスも得意とする。2019年11月時点でプロ転向後2年弱、36歳で、ドイツ人の妻を持つ。出張マジックとテ

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12.マッキ.☆

趣味から副業へ:マッキ.☆ マッキ氏は、仙台市にて活動中の副業マジシャンである。2019年4月時点で32歳、セミプロ歴10年。保険会社に勤めながら、居酒屋でのテーブルホップや、出張マジックの仕事をするのが主な活動。マジシャンという職業のリスクである収入面において、理想的なリスクマネジメントを行っている、モデルケースとも思える副業マジシャン。働き方改革などで多様化する現代の働き方を、先駆けて導入したマジシャンと言えるだろう。

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13.怪盗X

匿名のイリュージョニスト:怪盗X 怪盗Xは、イリュージョニストである。テーブルホッピングでのクロースアップマジックから、ステージ上の人体切断などまで、様々なスケールのマジックを行うオールマイティマジシャンで、「トリビアの泉」や「しゃべくり007」など、テレビ出演も多数。ただ、インタビューには応じてもらえたが、事情があって本名も芸名も年齢もここでは公開できないので、50代の「怪盗X」という仮名で紹介することとする。

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14.ターボ

マジシャン菊地一族の3代目:ターボ ターボ氏は、福岡のマジシャン家系である菊地一族の3代目であり、マジシャンズスターの代表マジシャン。小学生の頃からマジシャンとしての仕事を始め、2019年5月時点で28歳、芸歴は20年を超える。変面を得意とし、現在の仕事内容は出張マジックが主。大きな舞台ではイリュージョンの依頼も引き受けている。

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