読まなくていい記事

最近ずうっと突っ張っていた自分の心を、突っ張っているなぁーと自覚したことによって急速に緩和され始めた

最近人から何か言われるとすぐにイラついていたし、自分に対してもとてもイラついてた

それを自覚した瞬間に一気に自分がしぼんで今まで自分は何をしていたのか?と憑き物が落ちたかのように落ち着いてしまった

自分でも本当に不思議なのだけど、これでいいのだと心から思えた瞬間に、心に余裕ができてきた気がする、何がきっかけになったのだろう?

きっかけとは言えないけれどそれにタイミングを合わせたように、今日で今までお世話になった会社も退社する事になっているし、それ以外のいくつか自分からふっかけた人間関係のこじれなどがスーッと冷めたように感じ始めた、それと同時に何か一つ目には見えない膜を確かに脱ぎ捨てたような開放感がある

この新しい感覚が私にどんな新しいインスピレーションを与えてくれるのだろう?

と、ついつい芸術にこじつけて考え始めてしまうのは私の悪い癖なのかもしれないが、私にとってこれが全てなのである

さっきシャワーを浴びながら芸術について少し考えていた、と言いつついつも考えているのだけど、根本的なことから考え直してみた

私はなぜ芸術をするのか?

芸術とは昔の私からしてみれば、見にいくもの、触れるもの、だった、しかし今の私からすれば芸術とは動詞なのである、する事なす事、言うこと考えること、考え方や、人生にまで、自分がどうするのか?ということに深く絡んでいる、DNAが二重螺旋構造、それが人を作っているらしいが私のDNAには確かに一本真ん中を貫く線が通っている、それが芸術である、人を作るこの二重螺旋が強く波立つ時はこの芸術の線が緩み、震え、切れたりする日もあるがふとした時には確かに真ん中を一本しっかりと芸術が通っている

話は大きく逸れたが、なぜ芸術をするのか?という問いの答えは私はそういう人間だからだ!ということである、ふとたまには絵を描こうと思う人はまぁーいるだろうと思う、子供の頃は不思議と勝手に誰でも描いていた

大人になるとそうそう描かなくなる、なぜかわからないけどそうでしょう?

私は毎日描く対象を探してる、描けなくても心の中では毎日思い描いている、これはきっと私のDNAの中にその要素が絡み付いているからだと思う

私は画家として有名になろうとか、お金持ちになろうと思わないと言えば嘘になるが、有名になれなかったり、金持ちになれないと分かったとしても「じゃー絵を描くのを辞めよう」とはならない

好きな事で稼ごう!素晴らしいことだと思う

けどさ、好きなことで稼げないから挫折して好きじゃなくなってしまうのはどこかおかしい気がする

好きで描き続けた絵が何にもならず挫折して筆を折るなら、絵を描くことが好きなのではなく、描いた絵を褒めてくれたり、買ってくれたりして、つまり認めてもらえることが好きだったからだろうと思う、描くこと自体で自分が幸せになることは無いから辞めるという事になる

私だっていつ筆を折るかわからない、挫折するかもしれない、だけど今のところ絵を描くことによって自分は救われているし、お金にはならないけれど生かされている気はしてる、それに対して私は感謝している

友達に言わせればそんな貧乏しながら絵の具とかに金使うくらいなら自分に使えば?と言ってくる

確かになぁーと思いながらも、描く事をしなくなったら、自分は死にはしないまでも死んでるも同然のような人間になる気がして怖い

下手したら本当に死んでしまうかもしれない、絵を描いていても、どうしても心が落ち込んでズルズルと引っ張られ四方八方を何かで囲われ窒息してしまいそうな日が年に何日かはある、寝ることもできず朝までずっと何か底無しの何かについて考え倒す、周りの人にはあまり見せないようにしているけれど、私と付き合いがあった恋人たちは私が心から沈んだ夜の私を知っている、けど毎回私はこの芸術というやつに引っ張り上げてもらっている、というよりも周りの人の心に触れて、芸術という蜘蛛の糸を必死に地獄で掴みよじ登ることに成功している

芸術とは人の心が動かすものである

私は画家としてクソみたいな生活を送っているけれど、なぜかいつも人に助けられ、芸術という手すりにつかまりながら生きている

私はいつも人に何かを貰って生きている気がしてしまう

だから思う、私が昔、芸術に心を救われた様に、私の芸術が誰かの心も救い上げる一助になるのでは無いか?そうであればそれが私のやるべきことだろうと思うのです

私の作品だけではなく、私の芸術に向かう姿や、考え方や、それ以外にも私の人生を通して出会ってくれたたくさんの人々を通して何かこの感謝の思いをお返しできればと思っています。

それはただの自己満だよと言われてしまうかも、まぁー今の僕のレベルではそれも仕方ないと思います、が、自分の人生をかけて私は芸術をするわけですから自己満であったとしても完全に自己責任でやり通してみたいと思っています

今回のこの心境の多少の変化を体験して、きっとこれからもどんどん変わっていくのだろうと改めて実感しました、ただ、今の私はそう思っているのだという事を今回ここに書いておきます。👨‍🎨



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