私の芸術運動179私の価値

私が絵を描く動機は、神社に参拝したり、芝生に寝転んだり、川沿いを散歩したり、田んぼ道を歩いたりする事と同じ様な事だと昨日の記事で書きました。

まさにその通りで、そのことについて周りの人々から何かを得ようと画策する事が私の動機じゃないわけです、美しい景色を目にした時、私はそこから何かを頂いています、それを元手に私は絵を描く事ができる、描かさせて頂いている立場の人間なわけです。

目にしたものを皆さんにも知ってもらいたい、もっというなら、私はこういう事を考えて生きて、それを目にした時こう思い、こうしようと思った、もしくはこういう行動に出た、私はこういう人間です。という事を言いたい、知ってもらいたいと思っているわけです。

美しいものというのは人によって様々と思います、だから私の思う美がただ一つの答えだとは言いません、ただ、私にはそういうふうに感じるのですという事を絵で言いたいのです。

もし私の絵がこの世界で生きるのに必要な価値を生み出すとするなら、それは皆さんの美に対する価値観にインスピレーションを与える事ができた時だと思います。

もしそれが叶えば、今よりもっと世界は美しく見えたりするものです、逆にそれらを蔑ろに生きてきたこれまでの事についても考えたりするでしょう、そこがまさに芸術と考えます、ああ綺麗だな、では終わらない。

そして少しづつ自分を変化させてゆき、自分の中に何かを見出す様になる、そしたら世界は案外すぐに変わるかもしれません。

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