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要介護認定ってどんな流れ?(申請から結果通知まで)

回復期リハ病棟で働いていると退院後のサービス調整は必須となると思います。
その中で「まだ介護認定が出ていない。」「申請もまだしていない。」「認定調査ってもう来た?」こんなことありませんか?
そしてバタバタと家族やソーシャルワーカーに確認して、、、
なんてことは一度や二度あると思いますが、そもそも要介護認定ってどんな流れで行われているのか気になったので調べてみました。

❶申請

被保険者本人またはその家族が各市区町村の窓口に申請します。
居宅介護支援事業所、地域包括支援センターなどに代行したもらうことも可能なようです。入院中は病院のソーシャルワーカーが連絡して申請を進めることもあるそうです。

❷認定調査

申請後、認定調査員が家庭や入院中であれば病院に訪問して本人の心身状況や日常生活の状況を聞き取り調査するわけですが実際にどんな項目なのかというと下記の表のような内容のようです。

実際にこの内容を本人や家族、病院であれば看護師などに聴取していくみたいです。

❸一次判定

訪問調査で聴取した内容をコンピューターで処理したものと医師の意見書をもとに介護に要する時間がどのくらいか推定して判定するみたいです。
一次判定はコンピューターなんだ、、、と個人的には驚きでした。

❹二次判定

一次判定の結果や訪問調査での特記事項をもとに介護認定審査会が判断するようです。
審査会って誰が、どんな人がいるの?って思いますよね。全然関係ない役所の人が決めてるわけではないはず。。。
実は非常勤の特別職の地方公務員5名前後で決めているようで、医師や歯科医師、看護師、薬剤師や介護福祉士など専門職の方々で構成されているようです。ちなみに任期は2年らしい。

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❺結果の通知**

二次判定の結果にもとづき市区町村が申請者に通知するようです。


通常申請から結果の通知まで30日前後かかるようです。
人によっては退院までに認定が間に合わない。。なんてことありますね。
なるべく早く申請していただく必要があるということです。

今回はざっくり申請から結果の通知までの流れを理解できればといいかなと思います。



こんな感じで個人的に気になった事を自分のアウトプットの場としてこのnoteは使用しています。もし間違っていることやご意見あればコメントください。