セラピストの10年後のキャリアプランを考える
現代は『人生100年時代』とも言われ、一般企業の定年退職の年齢も60歳から65歳に引き上げられたことで、以前に比べて長く働く時代になりました。
今、現場でセラピストとして活躍している方も、自分が何歳までセラピストとして現場に立って施術をしているのか。また、その後のキャリアをどうつくっていくのか。
今回は、セラピストの10年後のキャリアとしていくつかプランをまとめたので、ぜひ参考にしていただき、まずは10年先のキャリアプランを立ててみましょう。
10年後のキャリアプラン
経営者・サロンオーナー
プレイヤーとして現場でバリバリというよりは、経営側をメインにしていくというキャリアプランがあります。
今、個人サロンを経営されているのであれば、将来的にサロン規模を拡大していき、スタッフを育てていくことも考えられます。
異業種への転職
思い切って別の業種へ転職することもできます。
美容業で培った繊細な作業や接客スキルは他の職種でも役に立てることはできます。ただし、最低限のPCスキルは身につけておいた方が、異業種への転職のハードルはぐんと低くなります。
幅広い選択肢の中から職種を選ぶことができるようになるので、今の経験をアドバンテージとして活躍の場を広げることができるでしょう。
パート
パートタイムであれば、個人事業主や正社員ほどの責任がなく、時間や勤務日数も融通が効くため、「自分らしい働き方」をさらに追求していくことができるでしょう。
ライフステージの変化に応じて、子育てや介護でフルタイムは難しくてもパートタイムであれば、セラピストを続けていくことができますし、落ち着いたら復職という選択肢も残しておくことができます。
講師
これまでの経験を活かして、セミナーや講師になることもできます。
独自のメソッドを作って講座を作ることもできるし、それまでの経験の中で培ってきた知識やノウハウを提供することで、肉体的な労働がセラピストに比べると圧倒的に少なくなるでしょう。
コンサルタント
セラピストやサロンオーナーに寄り添って、悩みや課題を解決するコンサルタント。
PCスキルがあった方が仕事の幅も広がるため、早いうちからPCに限らず将来を見据えたスキル習得を始めておくと良いでしょう。
セラピスト
セラピストとして、生涯現場に立ち続けるという選択肢ももちろんあります。
お客さまと一緒に年を重ねていき、その時に必要なケアを提供する。まさにお客さまの人生に寄り添う伴走者です。
まとめ
今回は、セラピストの10年後のキャリアについて6つのプランをご紹介しました。
もちろん、それ以外のキャリアプランもたくさんあるでしょう。
大事なのは、先を見据えて仕事をするということ。これから少子化によって国内の人口は縮小していきますが、ストレス社会といわれる今、セラピストに転向する人は増えています。
つまり、少なくなっていくお客さまをセラピストたちが取り合う状況になっていくということです。
でも、もしかしたら日本人の人口は減るかもしれないけれど、海外からの移住者が増えて外国人のお客さまが増えていくかもしれません。そういった時に必要なのは語学力になりますよね。
そういったように、将来を予測して今からスキルアップや準備をしておくことはとても大切なことだと思います。
ぜひ皆さんも、自身の10年後、そしてその先のキャリアをデザインしていってください。
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