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A4一枚にまとめること。まとめるメリット
私らが若いころは、A版とB版がまだ混在していて、家庭用のプリンターがで始まったころ、当時の上司が「B4」の印刷ができるプリンターがとにかく高いと文句を言っていたのを思い出します。
オフィス内のOAはともかく、家庭用のプリンターは、A4が標準になって、B版の書類自体あまりみかけなくなりました。
そのころ何かの記事で、「私はA4が好きだ、B4の内容をコンパクトにまとめることができる」と絶賛していた方がいらっしゃったのを覚えていますが、今の時代、紙の大きさを議論すること自体あまり意味がなくなっているのでしょうか。プリンタの出番もめっきり減りましたし。
それでも、私がお世話になっている企業では、未だに紙のデータを求めるところが多くて、もうこれは一つの信仰かと思っています。
私自身も、ディスプレイで見る前提の書類にだいぶ慣れてきたとはいえ、なんとなくプリンタで打ち出して、もうちょっと字が大きい方が良いなとか、余白を狭めるともうちょっと情報入るなとか、プリントする前提のレイアウトに未練があります。
たとえば、データベースや文書自体はほかのアプリで作成しても、クライアントの「紙信仰」に合わせて、A4のPDFファイルでアウトプットして、所定のフォルダに集めておくといったサービスも承っております。もちろんctrl+Fで検索しやすいファイル名にして。
そう、なんとなくちょうどいいんですよね。A4一枚のサイズ感が。例えば顧客企業のDBであれば、左上からID、会社名、住所、電話番号、代表者・・・と表示してきて、中盤ぐらいに過去の取引履歴、現在の取引状況・・・で、必要事項をまとめると、1社分でちょうどそれぐらいのサイズに収まる。
中には入り切らないデータベースもありますよ。ただ、データベース項目を吟味していくと、はみでる分のデータは実はいらないことが多かったり。
長く続いている規格には、それなりの意味があるのかもと、時々思います。
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