全日本F3選手権レースレポート 第11戦 決勝
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全日本F3選手権レースレポート 第11戦 決勝

石澤 浩紀( Hiroki Kokuzawa )

2019年7月13日(土)
富士スピードウェイ(静岡県)     来場者数 10,200人
天候:曇りのち雨  コース状況:ドライ→ウェット


 朝の公式予選から約5時間。同日開催となる第11戦の決勝レースがいよいよ始まります。スタート直前、空からは微量ながら雨粒が落ち始めてきましたが、まだまだ路面を濡らす程では無い為、全車ドライタイヤでスタートに臨みます。 

 久々となるシグナルスタート、シグナル消灯とともに一斉にスタートが切られました。スタートが難しいとされるF3。動き出しは比較的うまくいきましたが、クラッチが繋がり始めた一瞬失速、この一瞬により1コーナーまでに前走者と少しずつ距離が離れていく形となりました。                 

 1コーナーを通過し、その先のコカコーラコーナー(中速域の左コーナー)へ向かう途中、目の前で2台の車両が絡み、その内の1台がクラッシュ、これによりクラッシュ車両の回収の為、4周に渡って SC(セーフティカー = 先導車)が入ります。このSC先導中に少しずつ雨粒が大きくなり、僅かにではありますが、所々路面を濡らし始めました。  

 SCのランプが消え、再スタート。SCによるスローペースでの走行と雨による路面温度の低下に より、想像以上にタイヤが冷えてしまい、なかなかペースを上げることができません。SC導入前に、混乱に乗じてポジションを2つ上げていましたが、再スタート直後にかわされる形となり、再び元のポジションに戻ることとなりました。

 その後数周でタイヤのグリップ感が戻り始め、更にこの頃雨粒もほとんど無くなっていたこともあり、前を走る車両を上回るペースで追いかけます。 しかし、この車両がペナルティによりピットレーンへ、コース上での追い抜きとはなりませんでしたが、これにより一つポジションを上げます。このままペースを上げていけるかと思われた矢先、 再び空からは雨が。この雨はこの後も止むことはなく、残り数周の濡れた路面をなんとかスリックタイヤで走り切り、初の全日本F3選手権レースを9位のシングルフィニッシュで終えることがで きました。

◆第11戦決勝:8位 (レース後、他選手の失格により一つ繰上げ)


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石澤 浩紀( Hiroki Kokuzawa )
■栃木県佐野市出身 ■レーシングドライバー/ドライビングインストラクター ■2019 | 全日本F3選手権 Rd.11/12参戦 レーシングドライバーとして活動の他、一般道での初心運転者(ペーパードライバー)からサーキット走行まで広くレクチャーを行うインストラクターも務めている。