日常よく使うデバイス(PC・タブレット・スマートフォンなど)の充電について(No.40)
先日、友人が我が家に来て、
『ちょっと充電させて貰っても良いですか??』と頼まれ、
ACアダプタとケーブルを貸しました♪
数分後、その友人から
『コレ、メッチャ充電早いですね♪』って言われたので、
『出力の高いACアダプタと、対応してるケーブル使ってるからね~♪』
話をしたところ
『???』
みたいな反応をされたので、その時に説明した内容を書こうと思う。
端子の話をすると、文字での説明は困難を極めるので、
『文字だけでは分からん!』って方は以下のサイトにまとまっているので、
ぜひ見ると、続きの内容もスムーズに入ってくると思う。
https://www.pro.logitec.co.jp/about_hdd/hddssd/20190426/
全ての端子の話をすると長くなるので、
スマホの充電でよく使う種類だけピックアップする
【主要な端子の種類】
◆出力側
・Type A
・Type C
◆入力側
・Type C
・Micro USB
・Lightning
【接続イメージ図】
◆iPhone利用者
・コンセント ⇔ ACアダプタ ⇔ Type A出力 ⇔ Lightning入力 ⇔ iPhone
・コンセント ⇔ ACアダプタ ⇔ Type C出力 ⇔ Lightning入力 ⇔ iPhone
◆Androidスマホ利用者
・コンセント ⇔ ACアダプタ ⇔ Type A出力 ⇔ Type C入力 ⇔ Androidスマホ
・コンセント ⇔ ACアダプタ ⇔ Type C出力 ⇔ Type C入力 ⇔ Androidスマホ
・コンセント ⇔ ACアダプタ ⇔ Type A出力 ⇔ Micro USB入力 ⇔ Androidスマホ
・コンセント ⇔ ACアダプタ ⇔ Type C出力 ⇔ Micro USB入力 ⇔ Androidスマホ
普段使っているACアダプタを見て欲しい。
・『5V=1A』
・『QC3.0 5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A』
・『PD3.0 5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=5A』
↑の様に小さーーーーーーーーく記載されている。
※QC→クイックチャージ
※PD→パワーデリバリー
※3.0→バージョン
と思って貰えれば大丈夫です♪
【計算式】
『V(ボルト)×A(アンペア)=W(ワット)』で計算できる。
↑の記載内容で考えると
・5V×1A=5W
・12V×1.5A=18W
・15V×3A=60W
・20V×5A=100W
となる。
友人のACアダプタを確認したところ『5V×1A=5W』で、
提供したACアダプタは『12V×1.5A=18W』である
18W÷5W=3.6倍なので、充電速度の速さはかなり体感があったのだろう。
基本的に、このW(ワット)の数字だけ把握しておけば大丈夫です♪
後は、充電するデバイスが『〇Wの充電まで対応しているか』を確認するのも重要である。
概ね以下の通りであるが、
ぜひお手元のデバイスの充電対応W数は確認しておくと良いです。
・5~20W→スマホ用
・40~60W→タブレット~パソコン用
・60~100W→パソコン用
Type C端子の中にも『Thunderbolt(サンダーボルト)規格』なるものもあるが
それは映像出力や、データ転送速度に関するモノなので、
反響があれば、続編で書こうと思う。
簡単に覚えるなら
・W(ワット)数が高いACアダプタとケーブルを選ぼう
・Type Cの方が出力が高い傾向にある
一度、お手元のACアダプタ(&ケーブル)の出力を見て、
デバイスの充電環境を準備してみてはいかがだろうか。
唐橋 祐樹(からはし ひろき)