菊花賞考察【堅い決着になるのか果たして】

こんにちは!いとひろです。東京も京都も秋晴れと気持ちの良い天気で日曜競馬が続いております。そして菊花賞まで残り数時間となりましたね。以下考察をつらつらと書き記していきます。あくまでも個人の見解ですのでそれをご承知の上お読みいただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

【馬場読みの福永騎手】
昨日は富士Sを5番人気のヴァンドギャルドで制し、勢いこのままにコントレイルで史上初の無敗の親子牡馬3冠を達成できるのか。福永騎手のこれまでの騎乗を見て個人的にふと思ったことがあります。今年の8月23日の小倉競馬での1日。福永騎手は7鞍騎乗し、そのうち5鞍で馬券内に持ってきていました。2Rアンジュマリッシュ1着、6Rメイショウワダマ2着、7Rゼツエイ2着、9Rグランマリアージュ2着、そして11R北九州記念レッドアンシェル1着。この日の芝1200m戦は4鞍ありその全てで馬券内に持ってきていました。前から行く馬、後ろから行く馬の動向・そして馬場の傾向を確かめながら、本番のレッドアンシェルの進路取り・どう導いていくかを考えていたと思います。結果、見事に8番人気のレッドアンシェルを優勝へと導いたこの日のことを今でも深く印象に残ってます。そして本日の菊花賞、圧倒的1番人気のコントレイルに騎乗する福永騎手。計6鞍騎乗で現在(12時現在)2鞍を終え、2Rライトニングホーク5着、4Rミスフィガロ3着とまずまずの結果。どちらの馬も後方から競馬を進めており、2Rライトニングホークは5番ゲートからスタート。道中中団待機から4コーナーへ。直線インを強襲も内は伸びず、外から来た馬たちに飲み込まれました。4Rミスフィガロも2番ゲートからスタートを決め道中は中団待機、4コーナーから直線を向いた時点で後方4番手の位置取り、大外に進路を取り、そこから上がり35.6の脚を使い3着まで追い込みました。この2レース、福永騎手は確実に馬場傾向を読もうとしています。この後も5Rシャフリヤール、6Rエアファンディタ、9Rフライライクバードと11Rの本番菊花賞に向けて修正していくと思います。シンボリルドルフ、ディープインパクト、オルフェーヴル。今後の騎手人生にこれまで以上に強い影響を与える名馬の仲間入りをコントレイルにぜひ成し遂げてほしいと心から思います。

【3冠達成時の荒れ度合い】平成に入ってからは94年ナリタブライアン、05年ディープインパクト、11年オルフェーヴルと3頭が3冠を達成しています。94年ナリタブライアンが達成した当時はトライアルで善戦してきた馬たちが人気だったり人気を落としていたりで日本ダービーまでは相手荒れしていました。ただ人気はなかったとは言えエアダブリンとヤシマソブリンは名を連ねており、前哨戦は不発も結局クラシック好走組でした。05年ディープインパクトの達成時に善戦していた馬はアドマイヤジャパン(皐月賞3番人気3着、菊花賞6番人気2着)とシックスセンス(皐月賞12番人気2着、日本ダービー7番人気3着、菊花賞2番人気4着)11年オルフェーヴルの達成時に善戦していた馬はウインバリアシオン(日本ダービー10番人気2着、神戸新聞杯2番人気2着、菊花賞2番人気2着)で3冠馬としのぎを削ってきた馬たちが菊花賞でも結果を残してます。今年の出走馬で真っ先に思い付くのはヴェルトライゼンデで。ホープフルŞ3番人気2着、皐月賞4番人気8着、日本ダービー10番人気3着、神戸新聞杯3番人気2着と彼なりにコントレイルに食らいついてます。世代レベル2位のサリオスがいない今、彼がコントレイルと真っ向勝負するのに相応しい馬だと思ってますので人気でも嫌う必要はありません。今年の菊花賞はこの2頭+重箱の隅を突いてくる馬たちを押さえて馬券を組み立てたいと思います。    【予想印】

◎③コントレイル           

〇⑥ヴェルトライゼンデ 

以下△①⑤⑦⑧⑨⑩⑪⑬⑭⑮まで

①ディアマンミノル⇒京都巧者(2,1,1,0)祖母にイソノルーブル(オークス馬)牝系的に長距離適性のイメージは全くないけれど、内枠から死んだふりでどこまで。この人気なら押さえたい。⑤サトノインプレッサ⇒矢作厩舎2頭出し、人気薄で先週あわやの3着があったかもしれないパラスアテナを導いた坂井瑠星騎手。今週もあわやがあっても驚かない。⑦ダノングロワール⇒美浦国枝厩舎の刺客、上がり馬2連勝中。⑧ディープボンド⇒同馬主ワンツー決着ありも。⑨アリストテレス⇒エピファネイア産駒でルメール騎手、現在2連勝中、前付けてどこまで。⑩サトノフラッグ⇒上がりの掛かる馬場で好走あり、美浦国枝厩舎の刺客。⑪バビット⇒心の本命。ラジオNIKKEI賞、セントライト記念と馬券で本当にお世話になった。切りたいけど私情が挟む。来たら後悔するので押さえる。⑬ロバートソンキー⇒2走前の1勝クラスでそういえば馬券を買っていた。3連単を的中していたのを神戸新聞杯のとき忘れていた。これは回顧が不十分のため取り逃すという失態。伊藤工真騎手が菊花賞に乗れること自体幸せなこと。ロバートソンキーと共に成長できたらファンとしては幸せである。⑭ヴァルコス、母母にウインドインハーヘア。ヴァルコスも成績はパッとしないが三浦騎手から岩田騎手に乗り替わり。無念を晴らせるか。そもそも関係ないか。⑮ブラックホール⇒この子もパッとしない成績ではあるが、前走札幌記念を使ってここ参戦と古馬に混じって少しは刺激をもらえたかなという淡い期待。3着ラッキーライラックと0.6秒差ならあわやがあっても不思議ではない。美浦馬でなければ・・・。

【買い目】

馬連⇒③-①⑥⑩⑪ 4点

3連単⇒③→⑥→①⑤⑦⑧⑨⑩⑪⑬⑭⑮ 10点    ③→①⑤⑦⑧⑨⑩⑪⑬⑭⑮→⑥ 10点

合計24点で勝負です。

菊花賞馬券①


菊花賞馬券②


菊花賞馬券③


全馬無事に、そして歴史的偉業の瞬間を待ちわびたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?