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まふまふさんの命式を鑑定してみた~鉱脈から生まれた無垢な宝石

歌い手で紅白出場経験のあるシンガーソングライターのまふまふさん。

自身でも精力的に曲作りを行い、歌い手としてだけでなく作曲家としてのマルチな実績も持ち合わせ、若い世代を中心に幅広い支持を集めています。

今回はそんな若年層から人気の歌い手であるまふまふさんの命式を「四柱推命」で読み解いてみたらどのようなものになるのか、と気になってみたので、記事にしてみることにしました。

推しの命式を調べるのは結構楽しいもので、煌びやかな世界に隠された本人の内面を知れるような気になって、占いが楽しく学べるきっかけにもなります。

なるほどなぁと頷けるレベルの程度ですが、興味がある人は「推しとの相性」や「カップリングの相性」をチェックしてみる、というのも面白いのでオススメです。

さて、今回は誕生日による占い「四柱推命」でまふまふさんについて鑑定していこうかと思います。

四柱推命では、生まれた年月日時を八字に置き換えて占います。

生まれ年から年柱、生まれ月から月柱、生まれ日から日柱、生まれ時間から時柱が決定します。

このように柱が4種存在するため、四柱推命と呼ばれています。

「四柱」というくらいですから、本来は「生まれ時間」も分かっていないと正確性に欠けるのですが、今回は「三柱推命(算命術式)」で調べさせて頂きました。

まふまふさんの命式

こちらがまふまふさんの命式一覧になります。

自身を表す日主(左上)は辛金で身旺
元命は「偏官」
用神 壬水、庚金

左上日干は「日主」とも呼び、その人自身を表します。
その命式の中心となります。

各柱の天干(赤枠)地支(青枠)の蔵干から通変星を導き出します。

天干とは「天からの導き」によって表される干で、目上の人や両親、先輩や影響を受けた知識などを表します。
五行の陰陽十干で示されます。

地支は「自己の支え」によって表される支で、内面の思考、パートナー、道徳や思想などを表します。
子丑寅卯…とつづく十二支で示されます。

初年期は自身が弱いため、環境を示す年運の影響が強く、しだいに自我が確立される青年期、中年期になるにつれ月柱、日柱の影響が強まっていきます。

また日干の関係性から導き出される通変星、特に月支の蔵干から導き出した通変星を「月支元命」といい、その人の本質や性格を表します。

今回は初心者向けなので、これ以上は取り上げません。

はじめは干支のバランスだけを見て頂いて、象意がイメージができれば十分かと思います。特殊星十二運など、興味のある人はネットで調べてみるといいでしょう。

鉱脈から生まれた無垢な宝石

まふまふさん自身は陰金である「辛(かのと)」=宝石です。


陰金「辛」

日支は酉(とり)で金属性があり、戌月(10月)生まれで身旺となります。キラキラした固いダイアモンドのような輝きをもつ魅力溢れるタイプです。

周囲のバランスにもよりますが、「辛金」で身旺な人はジュエリー、アパレル、ファッション、美容、モデル、アーティストなど「美」にまつわる職種に就かれる方が多いです。

通変星で性格を見てみる

次に通変星(日干辛との関係)でどのような環境で、どのように見られているのか分かります。

プライベート(日柱)

「劫財」=やや内向的で仲間思いです。自分の世界観や作品に対し強い意志や自負心を持っています。カッコ悪い自分を魅せたくない、理想が高く勝ち気ですが、マイナス思考でプライドが高い一面があります。

仕事(月柱)

「偏官」「印綬」=思い込みがやや強いため、人付き合いのバランスはあまり良くありません。見つけたチャンスをものに出来れば、非凡な才能でトップに立つタイプです。研究に取り組むほど浮世離れしがちです。

第一印象(年柱)

「比肩」「偏財」=情に流されることなく目的を遂行する、クールなイメージです。周囲からは自己中心的な近寄りがたい存在だと思われることがあります。青年期の友人関係や父親との縁が薄い(父性が弱い)印象です。

漏らす星である「食傷星」がないので発信力としては弱く、モデルやホストに近いタイプです。サウンドフェスで賑わうグループ系のバンドマンやアーティストとは一線を画す、ワンマンでこそ輝く存在となります。

補足で特殊星をみてみますと、まふまふさんは独特の色気からくるカリスマ性溢れるタイプのようで、現在のご活躍はなるべくしてなった感じがあります。

それぞれの関係をイメージしてみる

日柱、月柱、年柱、これらの象意がイメージしやすくなるように、まふまふさんの命式をイラストで表してみました。(あくまで一例です)

日柱 辛酉 蔵干 (庚)辛
月柱 戊戌 蔵干 辛(丁)戊
年柱 辛未 蔵干 丁(乙)己

日主(まふまふさん自身)は左端の辛=宝石になります。

鉱山から宝石を取り出すには、甲木で剋して土を解して、固い工具(庚金のスコップ)を使用する必要があります。日々の努力の継続が発展の鍵になります。

真ん中の大きい山は月柱の「戊戌(つちのえいぬ)」を表しています。

秋の実りを示す戌月(10月)の戊土は宝石を生み出す鉱脈となり、豊富な財源となるでしょう。掘削すればするほど成果が上がります。

この組み合わせは別名「異常干支」とも呼ばれ、常人離れしたセンスや天才肌の人が多いです。

仕事運はいいのですが、この酉(とり)と戌(いぬ)の組み合わせは「六害」といって、結婚相手に恵まれない組み合わせでもあります。

害そのものは本人への影響が薄いですが、親友の天敵、天敵の親友、不倫相手などによる不和が挙げられます。

辛は両端に離れており、お互い干渉しないので両親や親戚の助力はあまり期待できそうもありません。とくに青年期は他人との繋がりが弱く、所謂アットホームな愛情とは縁が薄いとみます。一代でスターダムにのし上がるタイプです。

ちなみにイラストには「丁(ひのと)」の文字がありません。
月支陰火である「丁(ひのと)」=焔、焚火は、鉱脈で蔵する宝石を形成する熱源であり、仕事面を支えてくれるファン(友人、愛人)を表します。

丁火は「調金」といって、刃物の手入れをしてくれる存在なので「庚(かのえ)」=刃物、鉱物にとっても欠かせない存在になります。

弱ったときほど周囲の助力が頼りになるでしょう。

ただし、一方で勢いが強すぎると辛金に対して忌神となり、本人にプレッシャーになってストレスからくる体調不良になりやすいです。

空亡時に結婚、そして離婚

辛金は汚れや傷を嫌います。繊細でデリケートな一面があるので、時としてそれが欠点として表れることがあります。

2021年の年末にみけねこさんと結婚、わずか8ヶ月で離婚します。

お相手であるみけねこさんの命式は別の機会にまた取り上げるつもりですが、ざっと見る感じ土性がかなり強いです。

みけねこさんの命式

日主「戊(つちのえ)」身旺
地支蔵干(寅、丑、辰)の全てに土性含む

お互いかなり身強でクセが強く、勝ち気盛んですので、理詰めで相手を責めようとすると、窮状を脱しようとして思いもよらぬ反撃を食らいます。

まふまふさんの用神(守護神)は壬なので、流水の剋となる土性(しかも両者とも極めて身旺)のみけねこさんとは必ずしも相性がいいとはいえません。(特に同居はハードルが高いです)

土性は金を生んでくれる「土生金」の関係の一方で、土性が多すぎると「埋金」といって、金が土に埋まることで能力や才能をうまく発揮できなくなって、境遇的にも困窮したり、ひきこもり状態に陥りやすくなります。

ちなみにまふまふさんがみけねこさんとお付き合いを始めて結婚した2021年は辛丑年で金性が過剰に働きます。

ご本人の命式イラストで説明しますと、日干(本人)の辛金(宝石)が日支(パートナー)の庚金(スコップ)から思い切り叩かれて、粉々に砕けてしまうというところでしょうか。

これが空亡(天中殺)となり、年運と大運(十年ごとの運勢)乙未とは天戦地冲になっています。

空亡は単に病気や事故に遭うだけでなく、宝くじが大当たりした、オーディションに受かったなど、良くも悪くも劇的な環境の変化が起こりやすい時期です。

しかし、所詮は自分の力及ばぬ所の導きなので、空亡を抜けると運勢が元鞘に戻ってしまいます。

これも良くも悪くもと言ったところです。

離婚した2022年は壬寅(みずのえとら)で辛に付いた土汚れが壬水により流されて洗われる「陶洗珠玉(とうせんしゅぎょく)」の時期となります。

おそらく空亡が抜けて、自分らしさを取り戻し、離縁したということでしょう。

お互いとも恋に恋い焦がれてゴールイン、という印象は見受けられません。

もともと「恋愛が出来ない体質」だといっていたので「結婚」というワードに引っかかった人が多かったようですが、結婚自体は恋愛感情の有無に関わらず出来るわけで、そういう意味ではファンは安心(?)してもいいかもしれません。

これからの運勢

まふまふさんは2024年から大運(10年に一度変わる運勢)が乙未(きのとひつじ)から甲午(きのえうま)へと代わります。

時柱が分からないのでなんとも言えませんが、今年は甲辰(きのえたつ)年で甲尊となり、新たな人との交流が生まれ、今後の活動に大きな目標ができるでしょう。

プライベート

甲木は金剋され、「正財」の関係になります。
財は単にお金だけでは無く、人の「人財」も意味します。
チームワークを重視するタイプなので従来の関係がより深まるでしょう。

仕事

戊が疎土され、ますます注目される存在になります。
今年は甲辰年なので月支の「七冲」をおこし、その支合して味方となるが日支にあります。

「冲」はライバルや直接的な敵対関係を持つ存在として、分離、独立、不和を意味する象意として表れます。

宿敵に援助し、味方する存在が身近に居ることを暗示しています。
身内だけでなく、自身の心情による「恩を仇で返される」状態も意味します。

さらに甲木は戊土の剋「木剋土」なので、地支のとあわせて月柱は「天剋地冲」となり、今年は個人間の問題が仕事面に影響を及ぼす可能性があります。

たとえ善意から来る純粋な言動とファンは受け取っていても、法律や世間がどう見るかというのはまた別の問題なので、今後は浮世染みたこれまでの生き方を見つめ直す必要に迫られます。

今まで逃げてきた嫌なことから向き合わなくてはならない時期になります。想定通りにならず、困難な道のりとなるでしょう。

地に足を付け、誠実に社会のルールやモラルを守り、目標に向けてコツコツ地道に積み上げることで発展が期待できます。

作詞、執筆、イラストの分野などで集中できる環境となるでしょう。
スケジュール帳や日記などで日々のできごとを刻んでおくことが吉となります。

しばらくは変動が激しい年が続きそうです。


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