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四柱推命でみる犬山たまき(佃煮のりお)の命式

今回もリクエストを頂いたので鑑定したいと思います。

彼女のことはよく存じ上げないのですが、最近なにやら彼女がプロダクションしている「のりプロ」のメンバーが一斉に契約解除ということで、ファンの間で揉めているそうです。

リクエストを頂いたタイミング的にその関係もあるのかもしれませんね。

四柱推命に興味がある方は過去の記事をぜひご覧下さい。


さて、四柱推命は十干十二支による命式の風景で、その人生をいかに流れていくかを推察する「命術」になります。

天気予報と似ていますが、吉凶を的中させること自体を目的としていませんのであらかじめご理解ください。

犬山たまきさんの命式

日主が丁
月支元命が「偏官」
辰-酉の支合

正確な生まれ時間が分からないので、算命術式になります。
まずは年柱、月柱、日柱の天干地支からざっと説明します。

年柱(右側の縦列)

年柱は生まれた後から学生時代までに影響をうける社会的な運勢です。
親、社会環境、学校グループ、第一印象など、本人ではどうすることも出来ない外殻の部分を表します。

癸酉(みずのととり)なので夕立や秋の雨になります。
ウィキペディアによるとこの年は全国的に暖冬と冷夏に悩まされた年となったようです。

月柱(中央の縦列)

月柱はその人が社会的に成功するかどうかを見極める柱になります。
年柱が外殻ならば、その内側の肉体部分が月柱にあたります。
ピンク色の「元命」「その人の性格を表している」とよく言われますが、自分は正確には「占い師が最も当てやすい星」と表現した方が近いと思っています。

丙辰(ひのえたつ)なので昇りつつある太陽を表しています。
4月の温かくなり始めた朝の陽気な日差しですね。

日柱(左側の縦列)

日柱はその人の内側の部分を表します。
月柱のさらに内側の骨格や精神にあたります。
特に左上の天干(この場合の丁)はその人自身の性質を表しますので、最初に見るべき項目といえます。

丁卯(ひのとう)なので春の灯火です。
火力が点燭して、火花が兎のように跳ねる様子が窺えます。

犬山たまきの命式の風景

中央の薪火が犬山たまき(私人)
昇日(丙)が佃煮のりお(プロデューサー)

犬山たまきさん本人の命式をいらすとやを使用して、イメージ風景にしてみました。どこにも突出せず、バランスが取れているタイプですね。

ちなみに中央にある丁(陰火)が彼女自身を表す「日主」となります。

「丁卯」はユニークな発想力に恵まれており、大胆な行動力と精密さを持ち合わせた人が多いです。好奇心が旺盛で積極的に学びを深めていく人です。

一方、集団内の調和も重視しているので、周囲からの批判にはとても敏感で、優しいからこそ、自分の思いと周囲の意見との間で板挟みになりがちです。

周りの空気に合わせて温度感を変える「丁火」の特徴と、思いやりがあって慎重さや精密さを備えた「兎」の特徴を兼ね合わせています。

また火を生む木材は卯の蔵干に含まれています。
プライベートで様々な体験を重ねることによって、アイデアや発信力が強くなり、生活の支えとなるでしょう。

ただし、地位(官星)が向上するほど、兎の臆病な部分が裏目に出て、自分の身分に囚われて(囚獄)クリエイターとしての輝きが失われてしまいます。

命式イラストで表すならば、太陽が昇って暖気に覆われると、松明が必要なくなる、ということでしょうか。

夢見がちな部分がありますが、それも魅力の一つなので積極的に発信して、サポートしてもらう人を見つけるのがいいでしょう。

佃煮のりお社長の仕事運

犬山たまきのパブリックな部分を佃煮のりお(のりプロ代表)としました。
逆な気がしなくもないですが、ご了承ください。

彼女の仕事運を表す天干は陽干であり、太陽を表す「丙火」となります。
太陽ですので、リーダー的で注目される存在でしょう。
地支が辰で年柱の酉と上空で合わさり、上昇志向が強い傾向とみます。

月支元命は「偏官」となります。
通変星は日主との関係性から表される星です。
偏官は出世運や社会的な制約などを表します。

社長業の彼女の印象は「劫財」

やや自己中心的ではありますが、社交的でチームワークを重んじるタイプです。また周囲のいいところを積極的に採用して、自分の意思の元に置こうという強さがあります。

丙火→丁火で人財を成す。
太陽の火を掠めたプロメテウスです。

先ほど「太陽が昇ると松明が不必要になる」といいましたが、彼女の場合は社長業である佃煮のりおと、クリエイターである犬山たまきの天秤をとって、どちらのウエイトを重視するべきか、とっさにスイッチングが出来ます。
マルチタスクというより、自らの意思で環境に適したセルフプロデュースが上手なタイプといえます。
兎の臆病さと龍の上昇志向な性質に支えられています。野心的な反面、とても慎重な部分がみえます。


時柱を見てみないとなんとも判断が出来ませんが、癸年になると、火勢の力が弱まり不完全燃焼となりやすいです。

他者の失敗や失脚に巻き込まれて被害を被ることがあるでしょう。
また冲や刑が巡ると、人生の大事な時のタイミングも狂いやすくなります。

命式の特徴と印象

彼女の略歴をざっとみると、色々な界隈とのコラボによって成り上がった「両建てビジネスクリエイター」の印象をうけました。

たとえば

漫画家 YouTuber
実写の活動 アバターの活動
男 女(ガワの設定)
にじさんじ ホロライブ(コラボ相手)
タレント 社長業(のりプロ)

常にリスクを回避して自然と自らが優位となるような状況を作っていきます。

命式を喩えるならば、衣替えのシーズンに残されたストーブなので、いらなくはないが、必須でもない、というなんともはや微妙な立ち位置にあります。燃料はありますが火加減がさして強くないので、自分の立ち振る舞いをしっかりわきまえられるタイプだといえます。

計算高いイメージの一方で、結婚配信の時にロマンチストで夢見がちな部分がみえるので、もしかしたら時柱には壬寅で「干合」があるのかもしれません。

湖畔の水辺に燈火が揺らぐ風景です。

この場合は夫に尽くすタイプになります。
意外な一面ですね。

ただ、理想と現実のギャップを埋めようと周囲に負担をかける事があるので、家庭内でわずらわしい問題を抱えると仕事運も悪くなります。

挙式がピークだった、というようにならないようにしたいですね。

意外にも(?)戌(いぬ)は何処にも見当たりませんでした。
じっと待つのは性に合わないタイプなのかもしれません。


ほかにも○○の命式を見てほしい、推しとの相性を鑑定してほしいなどのリクエストがあったらマシュマロにてお待ちしています。

活動者ご本人さまからも歓迎します。


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