ひろきの自己紹介
福岡市に住む33歳のひろきと申します。
デュシェンヌ型筋ジストロフィー、という治療法のない難病を抱えています。
手の親指だけしか動かせない身体で、車イスと、24時間ずっと人工呼吸器(NPPV)を使って生きています。
私の人生観
信条にしていること
*見栄を張らず、自分の弱さも出していきたい。
大切なのは、弱さ故の向上心だから。
*不自由であること、と不幸なことは、イコールじゃない。
病気の自分は、不幸だと思うことから自由になることで、幸せを目指していける。
だって、心に形はなく、心の在り方で自由に姿を変えることができるから。人はいつでも生まれ変われると、信じている。
幸せとは、今あるもの、今していることを、好きになることから生まれる。
言い換えれば、今あるもの、今していることを、好きになることで、幸せを感じられる心を手に入れることができるんだ。
私は、難病の自分を受け入れて好きになることで、幸せを感じられるようになりました。
*この難病で生まれて来たからこそ、今の自分の性格や人生になれたし、今まで作ってきた人間関係がある。
ひとりの命は、自分に関わっている人たちの人生に、何かしらの影響を与えている。
もし、この難病になって生まれて来なかったら、今まで自分に関わってくれた人たちの性格や人生が、変わってしまうと思う。
*どんなに困難な人生でも、意味を見つけられたら、希望を持つことができる。希望があるからこそ、いまを生きていける。
でも、意味を発見するためには、状況そのものが問いかけてくる声に、耳を傾けることが大切だ。
状況そのものが主人公であって、人はその主人公が語りかける声に、じっと耳を傾ける。 辛い思いを抱えるとき、あえて辛さの中に身を置き、辛さそのものが語る声を聞く。
もし辛い思いを持つなら、そのときこそ、新しい意味が、そこにあることを発見する機会になる。そうすると、そこを生き抜くための意味が見えてくるんだよね。
*悲しみ・寂しさ・苦しみ・困難・涙・笑顔・幸せ・喜び・夢・希望・愛などは、人生で味わうものだけど、それぞれ違う色を持っている。
こうした違う色のものが重なり合うからこそ、人生の輝きという虹ができるんだよね。
だから、人生の全てがつながっていて、無駄なものは一つもない。
*生まれつきの病気なので、身体の痛みで苦しくなる時がよくある。昔は、痛いことが嫌いだった。
でも、今は違う。痛みは痛みのままで終わらないことを知ったから。
身体と心で痛みを感じることで、他人の痛みも少しは見えるようになり、少しずつ優しさを学んでいく。
痛みとは、愛を創り上げていくもの。
そして、周りに愛をプレゼントしていくことが、自分のためになる。自分のことだけ考えていたら、辛くなるけど、人の重荷を背負うことで、自分の重荷が軽くなるんだよね。
また、病気の痛みで苦しんでいると、いつも寂しさや孤独感を感じる。
でも、心に佇んでいる寂しさや孤独感も、確かな愛の姿だ。
この言葉のように、寂しさや孤独感を感じるからこそ、愛を育んでいけるのだと思う。
いつまでも残るものは愛なんだ。
*人間は、性別・顔かたち・趣味・得意なこと・苦手なこと・考えていること・感じていること・障がいの有無・性格・民族などが違い、それによって豊かな人間関係を作っている。
ひとりひとりが補い合い、助け合い、受け入れ合うことで、お互いを豊かにしていく。
どんな人間も、ひとりで生きていくことはできない。
生活のこと
2010年に筋ジス専門の病院で、余命は16年(35歳)と言われましたが、本当の余命は誰にも分からないので、最後まで諦めずに生きていきます。
今は自立生活(ひとり暮らし)に向けて準備しているところです。
また、プロテスタント(福音主義)のクリスチャンです。
洗礼は、13歳でしました。
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