マルチタスクからの解放

家での時間。
いつも何かを聞きながら過ごしているような気がする。
掃除をするときも、晩御飯を作るときも、洗濯物を干すときも。
いつも何かを聞きながら行なっている。
音楽から始まり、YouTubeの学び系の動画やお笑い動画、アマゾンプライムで映画やアニメなどを音声として聞いている。

今日はそれをやめてみた。
双方が惰性になってしまっていて、自身の身近な幸福を遠ざけてしまっているような感覚を覚えたからだ。
晩御飯を作るときは、ただ晩御飯を作っていた。
いつからだろうか、部屋が静かであることに違和感を覚えるようになったのは。

食後に映画を見ていた時に思った。
最後に途中で何かをすることなく、終始映画に集中できていたのはいつだろうかと?

何かに追われるかのように、同時にいろんなことをしないともったいないという感情は一体誰にいつから刷り込まれるようになったのだろう?

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