通勤電車の女神
私の通勤パターンは、シフト制ということもあって、基本3種類ある。
平日の朝出勤、休日の朝出勤、そして昼の出勤。
ごく稀に夜勤もあるが、ここでは挙げないこととする。
さて、その中でも通勤が憂鬱になるのは、平日の朝であり、月曜の朝はシフト制の私でも特に憂鬱である。
もちろん、ひなあいを見て寝ているから睡眠時間が4時間程という理由もあるが、やっぱり月曜の朝というワードが学生時代の私を呼び起こして憂鬱にさせるのだろう。
しかし、そんな平日の朝の出勤を少し癒してくれる存在が居る。
個人的には女神と呼んでいいだろう。
その女神は隣の駅から乗ってくる。
年齢は私よりかは上だろうか。
数ヶ月も同じ電車に乗っていれば、当然覚えてしまう。
それだけ素敵な存在だからだろう。
はっきり言ってどうでもいいなと思う人は記憶には残らない。
残るなら美人かやばい人かのどちらかだろう。
さてそんな隣駅から乗ってくる女神と10駅程ご一緒して、女神は先に降りていく。
基本的にはお互い電車で寝ているのだが、私は眠る前に女神を見てから、電車の揺れに合わせて職場の最寄り駅まで眠りにつくのだった。