ヒロタ ケンジ

房総半島在住のカメラマン。海外・日本放浪の経験を通して、人は自然と共に暮らすべきだなと…

ヒロタ ケンジ

房総半島在住のカメラマン。海外・日本放浪の経験を通して、人は自然と共に暮らすべきだなと、房総半島の山奥へ移住。 房総の景色や、山奥暮らしを発信中。 築40年の家をDIY中。 穏やかに健やかに暮らしたい。

最近の記事

旅をしているが、もう十分

ふと、思い出したようにnoteを書いてみる。 いま、仕事で旅をしていて、1ヶ月が経とうとしている。 運転している時間がほとんどで、けっこうシンドイ事も多いが、基本的に旅が好きなので楽しめている。 ただ、2年前に「クリームソーダ純喫茶めぐり」と「鳥居大図鑑」の撮影で日本一周した事があり、あの時の新鮮さや緊張感はない。 旅をしていても帰りたいと思うことが多くあり、家に帰りたい。 腐りかけの床を剥がしたり、天井を抜いたり、畑もはじめたい。 好奇心から会社をやめて海外を2年も

旅をしているが、もう十分

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    北海道・モエレ山沼公園

    北海道・モエレ山沼公園

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    対人恐怖をどうやって改善していったか

    私は3人兄弟の末っ子で、甘やかされて育ち、内気なおとなしい性格で、 社交性とは無縁の人間であった。 例えば、学年が上がる時のクラス替えで担任の先生が代わる度にお腹が痛くなったり。 高校では友達ができずに、机に突っ伏して寝ていたり。 会社の会議が嫌で、退職寸前にまで精神的に追い込まれたり。 すべて対人へのストレス。人に対して使うエネルギー多い人間で、疲れてしまう人間だった。 そして、39歳になったいまは、人に対して気楽に接する事ができている。 シェアハウスで友人達と暮らし

    対人恐怖をどうやって改善していったか

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    青森県・恐山

    青森県・恐山

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    北海道の旅と良かった事3つ

    友人の結婚式の撮影を札幌で依頼されて、北海道に来てついでに旅をしてみた。 一昨年、昨年と、北海道は来たことがあったが、まさか今年も来れることを嬉しく思う。 いまこの文章を、北海道→茨城のフェリーの上で書いている。 フェリーで一泊を過ごしツイッターなどを眺めていると「おれは何をやっているのか?」という内向きの声が聞こえてしまい、 焦りや嫉妬、孤独感に苛まれてしまった。 きっとネット上でキラキラと活躍しているフォトグラファー達への嫉妬だろう。 なんで私はこんな風に生きれないのだ

    北海道の旅と良かった事3つ

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    北海道・幻想の釧路湿原

    北海道・幻想の釧路湿原

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    夢ややりたい事がなかった20代

    21歳くらいの時、当時好きだった人から「夢がない人はキツイなぁ」と言われた事があった。 繊細だった僕は、当然のごとく深く落ち込み、やっぱり夢がないとダメだ。 夢がない自分はダメだなあと傷ついてしまった。 その後の、結局32歳くらいまで、やりたいことなんてなかった。 もちろん趣味として、登山へ行ったり、自転車に乗ったり、写真を撮ったり、日常を楽しむことはすれど、それを抱えて将来どうこうするような、「夢」というのを持ち合わせていなかった。 31歳くらいの時、会社

    夢ややりたい事がなかった20代

    相変わらずな内向性

    今日は大きなイベントで東京を訪れた。 仕事でなく遊びの用事に対して、朝早く出発前から緊張してお腹を痛くする自分がいた。 行けば楽しいとわかりつつ、知らない人がたくさん居るイベントは、いつまで経っても苦手だ。 未だ見ぬ、知らない人や気の合う人と繋がれるチャンスと捉える事もできる(それが仕事につながる)が、 そんな能動的に人脈を広げたいとも思えない。 新しい友人を増やすよりも、いま繋がりのある友人達との時間を生きていたい。 かつてウジウジとする内向的な自分が嫌で、外交的にな

    相変わらずな内向性

    幸せな日々と爆発したい情熱

    最近、どうにも幸せである。 好きな写真で生きていけて、好きな時にブログを書き、会いたい人にいつでも会える生活。 週二回はスポーツジムへ行き、月に一度はサウナで心身を整える事が出来、からだの調子が良い。 ところがだ。 とても幸せなのにまだ何かを求めている自分が居る。 二十代の頃は、美容室や洋服屋やら会議やら初対面やら何かにつけて緊張して、不安を感じ悩んでいた。 そんなダメな自分も大嫌いで、負のエネルギーの渦にまみれていた。 それがコミュニケーションの訓練のおかげか、三十

    幸せな日々と爆発したい情熱

    38歳になった

    ごおおおという音と揺れで目を覚ました。 ここはシェアハウスの庭にある車の中。軽バンの後部座席を倒して寝袋で朝をむかえた。 1月に友人から購入した車で泊まりはじめて半月が経った。 車の窓から見える空は青く、今日はとても天気が良い。 車体が揺れるほどの風の強い日だ。 誰もいないシェアハウスのキッチンに入り、冷凍されているパンを焼き、黒ごまのペーストを塗って簡単な朝食を済ませた。 38回目の朝を迎えたわたしは今、人生でもっともお金がない。 ついでに言えば、お付き合いしている彼

    38歳になった

    一転して上機嫌

    1月後半の憂鬱な気分から、2月に入り一転して気分が良い。 実は1月で滞在しているシェアハウスを出て今は車中泊をしている。 2月からくる新しい人々の為に部屋を空ける必要があったり、固定費削減の目論見があった。 今の時期の車中泊はとても寒い。 毎夜、眠くなってくるに従い寝るのが嫌になる。 あんなクソ寒い場所でまた寝るのか、と。 まあ嫌なら普通に部屋で寝れば良いのだが、嫌なことばかりでは無い。 「気分が良い」のだ。 寝袋に潜り込み見上げた目線、車窓の外に夜空が広がっている。

    一転して上機嫌

    憂鬱である

    時に理由もなく憂鬱になる時がある。 そう、今だ。 女性にフラれた訳でもない。何かに失敗した訳でもない。 2月から写真の仕事もあるし、やりたい事に向けて進めている。 しかし、ただただエネルギーが出ず、気持ちが落ち込む。 人と会ってもうまく笑えなくなり、話をする気力が出ない。 ただ、いまの状態を「ダメだ」とか「元気だそう」とは思っておらず、 山があれば谷があるように、寄せては返す波のように、自然なエネルギーの流れだと解釈して、抵抗することはしない。 元気がない時は、人に元