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ぼくが伝えたいことってなんなのだろうか?

自分の表現がしたい。今の自分の考えていることを残していきたい。
ずっとそう思っていたのだけれど、このnoteでやっとできそうなのが今日。

見たい景色を自分でつくる。そういう場として自分が通いたい喫茶店を営む。その未来にしっくりきて、ずっとこのまま辞めることはないのだろうと思って20年以上勤めていた会社を思いついてみると案外すっぱりと退職した。2年前のこと。

2020年に会社を辞めて、好きだった喫茶店で働かせてもらい、そのあと2021年後半は自分がこれから住みたい場所を求めて国内をいろいろと車で旅をした。そして(例えば10年後に住みたいと思える場所は2箇所見つかったけれど、最初のお店を開きたい場所として)今年になって東京に戻ってきた。
2022年は東京で物件を探して、街を歩き、やりたい表現、自分について見つめる日々。

長年会社員でいることが当たり前で会社に守られて生活を送ってきたものだから、定職を持たずに安定した収入がない今の状態はふとしたタイミングで罪悪感を感じてしまうのだけれど、旧時代的に(?)必死に働かなくても、「じぶんをたいせつにひとつひとつの選択して、それを積み重ねていったら必要な分だけお金は入ってくる。気持ちよくお金のエネルギーを巡らせていくことができる。」ということもなんとなくわかってきていて、それを体現したいと思っている。(ということなどの考察、実践、奮闘?を今後も少しずつ書いていこうと思う)

そんな2022年7月18日海の日のぼくは敬愛する岡本仁さんの作成した「ART FOR ALL」というフリーペーパーの19号目を手に入れた。タブロイド型の8ページ、去年鹿児島の霧島アートの森美術館で開催された岡本さんの「楽しい編集って何だ?」展のことをまとめた内容。去年7月から開催されたこの展覧会に実際に足を運んでじっくり鑑賞しているので内容は知っているのだけれど、この冊子には岡本さんからの今のあたらしいメッセージが込められていた。

「きみには伝えたいことがあるだろうか?」

編集者として生きてきた岡本さんのこれまでの活動を振り返り、またこれからのことを見つめて(そして読む人への強いメッセージとして)冊子の最後に記されていた文章に付けられたタイトルはそんな問いだった。

今の自分にズバーンと響いた。必要なメッセージは必要な時に届くものだ。

自分を表現する場としてこれから持とうとしている喫茶店という場所。
その場所でぼくが伝えたいことってなんなんだろうか?
しっかりとそれを見つめ形にしていこうと思う。


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