R5年3月29日

悪夢のような夜。

水曜、不機嫌な声に起こされる。仕方がないと思いつつも怒りのような、虚しさのような気持ちが込み上げる。

時計を確認すると0:23。寝てから3時間弱。

熱で身体が痛む我が子は起き上がり叫ぶ。それをどうにかあやしながら寝かしつける。これが今日の二度寝だ。

2時間後また泣き声で目が覚める。少し暴れ気味の子供を横に耳を塞いだ。

息子が産まれた頃の生活がフラッシュバックした。

少し落ち着いたのを見計らい、またあやす。今度は少し早く寝てくれた。

布団に自分が収まる場所はほとんどない。

目も冴えたついでにトイレに籠もった。

携帯はやはり欠かせないと実感する瞬間でもある。

日付が変わっていることを思い出し、馴染みの漫画を読む。

そういえば昨日の更新はまだ見ていなかったことも思い出した。

子供が目を覚まさないことを願いながら日課を終える。

少しは眠気がやってきたようだ。


三度目の起床は、アラームとほぼ同時だった。携帯に駆け寄りアラーム止める。

その瞬間携帯が鳴る。

電話だ。

今日は保育園を休ませたいと伝えた。

体温は昨日より随分マシになったようだが油断はできない。保育園に連れて行くにも気が引ける。

顔を起こす子供と目があった。

顔は昨日とはうって変わりケロッとしている。

一瞬いつもと同じルーティンにするか悩んだが、やはり助け舟が欲しかった。不眠気味だと少し気が重いのだ。




一通り身支度を終えると。みんなで買い物に出かけた。朝ごはんを買い、食べたあとは急いで出勤。今日は朝礼の前に椅子につく。隣の先輩今日はお休みだ。



自分の仕事を確認する。今日はたった一つ。これを終わらせたら代休で帰ることに決めた。

晴れているから本当なら帰ってから子供を連れて写真を撮ったりしたかったが病み上がりには良くない。


少し鬱々とした気持ちで帰る。

息子はいつも通り元気だった。

やや咳は出るが、食欲も相変わらずのようだ。


妻が帰る前にまたコンビニへ行く。

家に戻る頃には息子もウキウキしている。

本当は周辺を軽くあるきたかったが、衝動を抑えながらカメラと向き合うことにした。

家の中だって被写体はいくらでもあるのだ。

大したインプットもアウトプットも負えないまま少し息子に目をやると、寝てしまった。

ふと思い出したようにアプリを開き、指を動かすことにした。


今日も良く寝れるだろうか。という不安はあるが、とりあえず今できることをやっておこう。



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