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審査員の人が読みやすい事業計画書づくり(色盲の方への配慮)
(↓)こちらの記事で、ロウガン!ロウガン!と連呼してしまいました。
後で読み返してみて、失礼だったかなぁ‥とも思いましたが、とりあえずおいておきます。後日、失礼のないように編集しようと思います。
書類作成時、老眼の方への配慮も必要だと思いますが、色盲の方への配慮も大切だと思いますので、先に色盲の方向けの書類作成の注意事項をまとめますね。
出版関係の知り合いから聞いたお話(受け売り)を、書いていくね!
それで、私の記憶違いがあるかも?と思ってググって裏付けを取ろうとしたんですが、Googleでうまくヒットしないんです。出版裏話でブログにする人がいないのかなぁ・・・需要あると思うけど。
そんなこんなで、細かい部分は違うかもしれません。ざっくりそんなもんだ!と読んでくださいね。
フォントはゴシック一択!
先日の記事で「新聞を読んでいそうな50~70代の男性と雑談する機会がある都度、ゴシック体か、明朝体か?」の二択でアンケート調査したお話をしました。
それは、この知人と出会う前の話なんですが、この知人にも同じことを聞いてみました。
「読みやすいのはゴシック体じゃね!」と、彼女も断言。
事業計画書のように、びっしり文字を書いている書面を読んでもらおうとするなら、ゴシック体が良いとのことでした。
ちなみに明朝体は「きっちりした印象を与えるから、まじめな印象を持ってもらいたいときに使用したらいいよ」とのこと。
色盲の方への配慮
色盲検査が小学校で始まったのは19xx年から。ゆえに5~60代以上の人は自分が色盲だと認識していない可能性もある。
また、色盲は遺伝するので、地域や国によっては色盲の人が6割という国もある(ベトナムだったかな?国名は失念)
近年、小学校に通う子供は外国人の子供も多い。色盲の割合が多くなっていることが懸念されており、教科書の中が、色盲の子でも支障なく読めるようにかなり気を遣って編集している。とのことでした。
①赤の背景に緑の文字を使うべきじゃない
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68967669/picture_pc_adbef5c67d724002c0eb463a0e61b35c.png)
②写真に矢印と文字を上書きするときは、黒い四角を置くというひと手間を。(黒い四角は背景)
クリスマスカラーなんか、使わんよ!という人も、緑いろの写真に、ペイントで赤い矢印を書くことは多いはず。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68968348/picture_pc_751ceeff28f36c06d74c7e3e8596f68f.png)
こういう使い方はついついやってしまいます。こういうのは色盲の方には見づらいみたいです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68968654/picture_pc_33565227bd2c4f5bc6bd601caeedb91a.png)
矢印、きれいに書けよwというのは、横に置いておいて。
背景を黒にして、白い字で書く。というのが一番見やすい気がします。
新聞の見出しも、黒字に白地ですしね。(これは知人の受け売りじゃなくて私の意見なので違ったらごめんなさい)
知人が言うには、道路標識とかは、命にかかわる部分だからユニバーサルデザインになってるよ。とのこと。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68969079/picture_pc_84695aeaacecd42f198ec18f9453732c.png?width=800)
赤が赤に見えない方も、いらっしゃるとのことですので、私は目立たせたいところを朱書きにするのではなく、色を反転するようにしてます。これを参考にしたのが、枚数制限対策でもご紹介した(↓)コレです。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68969365/picture_pc_36e37dbe4e79bb14a4411d1e4289a43a.png?width=800)
③ユニバーサルデザインを意識したフォントもあるよ
その知人と話したのは3年前(2018年)のことです。
「数万円払っても良いよ!という話ならユニバーサルデザインのフォントもあるよ」と教えてくれました。
その当時、「3万?え~高い!」と思ってそれは購入しませんでした。
でも今は、Wordに標準装備なんですね。UIフォントというものがそうです。
多くの人に読みやすいよう工夫された書体「ユニバーサルデザイン(UD)フォント」の利用が広がっている。高齢化が進み、文字が読みにくいと感じる人が増えていることなどへの対応で、自治体の広報紙や鉄道の駅名標、商品表示、一部のパソコンの基本ソフト(OS)にも搭載。
枚数制限がある限りUIフォント一択ですが、枚数制限がない書類についてはUDフォントを使うのもいいですね。
④書類はいろんな人に見てもらってダメ出しされた方が上達するよ!恥ずかしがらずに見てもらおう
ぶっちゃけちゃうと、老眼でもなく、色盲でもない人が、ユニバーサルに配慮して作れって言われても、上手く出来ないのが当たり前。
新米主婦に味噌汁の味噌の量を、味見せずに決めてね。って言うくらい無茶な話。
色んな人に見てもらったらいいと思う。銀行員や商工会の人に見てもらおう。彼らが若くて色盲でもなかったとしても、大丈夫。書類をたくさん見てきてる人は、そういうところは長年の勘で手直ししてくれるよ。
そうこうしてるうちに、老眼でもなく色盲でもないけども、チャチャっとみんなが見やすい書類が作れるようになります。
私からのHirokaも若い頃は「こんな小さい字よめるか!」ってよく怒られてたけど、10年やって気がついたら「Hirokaの書類は見やすいね」と言ってもらえるようになりました。
まとめるよ!
①緑と赤の組み合わせは注意!
②道路標識や新聞などではどうやって目立たせてる?と観察して行き着く先は、白黒反転
③自分が見やすいと思う表現が、世の中で通用しない可能性もあるから、作成した書類はみんなに見てもらった方がいい
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