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お風呂で大パニック!

今回は、やらかして罪悪感で一杯になってしまったできごとを書いてみます。

僕はお風呂が大好きなので、里帰りからママとあっくんが帰ってきたら、「あっくんのお風呂担当はパパだ!」と鼻息を荒くして待っていました。

初めてのあっくんとのお風呂、ママから色々アドバイスをもらいつつ、あっくんも気持ちよさそう。あっくんの生活の中に自分の居場所ができたみたいで、とっても嬉しい気持ちになりました。

翌日、昨日一緒に仲良くあっくんとお風呂に入れたことに意気揚々となってお風呂に入り、温かいシャワーをかけていたら、あっくんが手足を動かして、とっても嬉しそう。パパも嬉しくなってジャブジャブあっくんを洗っていました。

そしたら、手足をもっともっと動かして、嬉しそうかと思ったら何か様子が違う!顔を真っ赤にして大声で泣き出してしまいました。お鼻につまっていた鼻クソや鼻水もふき出して、すごく苦しそうなあっくん。

バスマットに平行に寝かせたままシャワーをかけていたので、どうやら、鼻から水が入って息ができなくなってしまっていたようなのです。

近くにママがいてくれたので、大慌てでママにあっくんを託して様子を見ると、少しずつ落ち着いてきて、大事にならずに済みました。少し間をおいてから、今度は首を持ち上げながらお湯をかけ、恐る恐るのあっくんと一緒に湯船に入って何とかお風呂完了。

(ママとあっくんが里帰り中の、沐浴中のあっくん。ちょっとこわばる顏)

あっくんが大泣きしてから、ママに託してあっくんが落ち着くまでの間、小さなあっくんに苦しい思いをさせてしまって本当に罪悪感で一杯でした。

「中耳炎とかになったらどうしよう」
「お風呂に入るのが怖くなってしまったらどうしよう」
「苦しい思いをさせちゃって、びっくりさせちゃって本当にごめんね」

慣れているママが対応してくれている間、自分は何もできないのが本当に情けなくて、空回りして余計迷惑をかけているようで、すごく落ち込みました。

あとからママと話すと、里帰り中に沐浴している時も、あっくんがバタバタしてしまうことはあったし、その時はお母さん(あっくんのおばあちゃん)が近くで見守ってくれていて、自分も慣れるのに時間がかかったよ、と優しく声かけてくれました。

それでも、その1日は、ずっと自分が情けなくて落ち込んだ気持ちでいっぱいだったのですが、新米パパが赤ちゃんとのお風呂をちょっと失敗しただけで、お風呂場で全裸でフルフルしながら何もできずに自己嫌悪におちいる姿は、今振り返ると、かなり面白おかしい光景だったなと思います。

今や、妻との間では笑い話ですし、お風呂の入れ方だけでなく、ミルクやオムツ替えも相当慣れてきたので、オタオタすることがほとんどなくなった今だからこそ、ネタとして振り返れるのですが、子育てって、当の本人のその瞬間からすれば、ちょっとしたことでも気鬱になることの連続なのだと思います。

これから首が座ってハイハイをしだしたりすると、どこかに顔をぶつけて怪我したり、気が付いたらうつ伏せで寝ていたりと、気をもむことが、また新たに増えていくのだと想像しています。

今はスマホで調べると、突然死症候群など、極端にネガティブな順から情報が入ってきます。実際に大なり小なりトラブルはあるし、極端な心配をしたらキリがないけれど、弱い命を預かるという責任の重い行為の中に、いつでも面と向かって相談できたり、ユーモアに変えたりできる話し相手がすぐそばにいる、ということが本当に大切なのだと感じます。

共働きになる前の、片働き、片子育ての両親の時代に、実質ひとりで子どもを育ててきた日本のお母さんには頭が上がらない思いです。

今の時代は、仕事との両立という点で、お母さんの悩みはまた違ったものになってきていると思いますが、ママが働くのなら、パパも子育てをするのが当たり前でフェアだというのは大前提。けれど、義務感から出発するのではなく、ママとパパの二人で、子育てのわちゃわちゃ感の、酸いも甘いも抱きしめながら暮らしていけたら、きっと総じてうまくいくような気がしています。

今日も、あっくんとお風呂でゆっくり時間を過ごすのが楽しみです。

#子育て #育児 #共働き #共子育て

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