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リリー・フランキー「美女と野球」 内容覚書

[概要]

自分用の覚書ページです。
リリーさんの本が大好きで中でもコラム作品は何度も読むほど愛読しているのですが、たまに「あの話はどこで書かれていたっけ?」と読みたい文章がどこで書かれていたかサブタイトルだけでは思い出せないことが多々あるのでそういう時用に。自分だけでなくリリーさんを愛する誰かの役にも立てれば幸いです。

金色の男と夜空と司会者

リリーさんがイベントなどの司会者の仕事をしていたときの話。福生市の米軍ベースキャンプのイベントで人間火柱の大道芸の実況をしながら「俺って、なんで司会してるんだっけ……?」とふと今やっている仕事に疑問を抱く。
#オカンが送ってきたタキシード #グチ・アバカス #キッス「ラヴ・ガン」 #毒蝮三太夫

極道の犬たち

リリーさんが「戌年記念JCCチャンピオンシップ」というコリー犬の日本一を決める大会に行った時の話。犬好きではあるがコリー犬に関して詳しくなかったリリーさんは会場に来ていたおばあちゃんをナンパしてそのおばあちゃんがかつては日本チャンピオンになったコリー犬などを多頭飼いしていた話などを聞く。ちなみにこの大会は1994年5月に豊島園で行われたものと思われる。
#ドロシー・ウェルシュ #パンチ・パーマのヤクザ

ヒゲの女

リリーさんが中野の駅前で宗教勧誘員のネエちゃんに声をかけられたときの話。彼女のうっすら生えたウブ毛のヒゲを見て立ち止まってしまい話を聞くも「人に幸せを問う前にそのヒゲを剃れ!」という思いを言えなかったのでそのときの感情を書き連ねた。知人に唆されて行った自己啓発セミナーでヒゲの生えた女性とセッションをして泣かせてしまったエピソードも。
#汝ヒゲを剃りなさい #福島瑞穂似の女 #

ジャパゆきさんの時代

真夜中の原宿でリリーさんが学生の頃に世話になったNさんに再会した話。当時Nさんが雇っていたフィリピン女子たちとリリーさんが過ごした日々やNさんのヤバい仕事っぷりと暴力伝説などを振り返る。「ジャパゆきさん」とはアジア各国から日本に出稼ぎに来る女性のことで1983年頃に流行語になった。
#リリー選手 #伊豆で珍しい植物を栽培 #右翼の街宣車 #2枚でOK #スーパーマリオのソフト #モスバーガー

シンクロ鬼コーチ

リリーさんがレストランのトイレで大をして流したら逆流してしまいウンコがトイレの床に流れてきて大ピンチに陥ったときの話。ちなみのその惨劇が起きたハンバーグ&カレーのお店は笹塚にあった「ヒーロー」というお店。またこのエピソードは「TR2 Wednesday」2003年05月14日放送回で語られている。
#落書き帳 #窓辺に置きます #シンクロナイズド・スイミング #小谷実可子 #P・S大変なことになりました

みその破壊力について

リリーさんの親友である黒住光氏はルックスも良く性格も問題なく知性もあるのになぜかモテない。その原因を知人の女子が見事に即答してくれて長年の疑問が晴れた話。
#語尾 #みそ #ぞえ #~してる状態? #"ピー"は有り

いけしゃあしゃあ

リリーさんが知り合って間もない女性と食事したときの話。ベトナム料理店で食べたトムヤムクンの辛さで女性が大をパンツ内で少しリリースしてしまいその臭いに気付いたリリーさんは麻薬犬の如く追及を始める。
#トムヤムクン #ねぇ。ウンコ?ウンコ? #輸入雑貨

スタンド・バイ・ミー

ある日リリーさんがダンボール箱の中から小学生の時にもらった年賀状を見つけ少年時代を思い出した時の話。一枚は"グンジ"こと安原浩二くんからの年賀状。小学五年生の時の下校時にグンジからチン毛が生えていることをカミングアウトされ、まだ生えていなかったリリーさんは友達とグンジのチン毛を観察したりチンコを勃起させて長さを測ったりした。もう一枚の年賀状は"オッチャン"こと鬼塚浩文くんから。ある日オッチャンの家に遊びに行くと「いいもん見しちゃろか」と家の縁の下からカチンコチンになった野良犬の死体を出してきて見せられた。ちなみにグンジのチン毛観察をしていた「しおい橋」はここ
#福岡県宮若市立宮田南小学校 #安原浩二 #前野裕之 #岡別府勝 #鬼塚浩文

普通のSEXアカデミー賞

リリーさんが某エロ系出版社の編集者Iさんから編集部に送られてきた素人投稿モノのエロビデオを見せてもらった時の話。天井から吊るされた大きな白い紙に開いた穴から旦那のチンポが出ていて、時折それを全裸の奥さんがしゃぶったりチンポに顔を描いたりするというというシュールかつ芸術的(?)な映像を延々6時間見せられた。夫婦が玄関でSEXしながら出前を6回も呼ぶという作品もあったそうだ。
#エノモト

抱いて

リリーさんが若い頃にやっていたバンドがロックの兄貴Oさんからスカウトされたのをきっかけに地獄のようなドサ回りをさせられた話。多数の営業をこなすうちに営業バンドのプロフェッショナルと言えるほどの腕前になったものの、忙しさとストレスでドラムのメンバーが2人も発狂してしまう。サブタイトルはリンボー・ダンスのフィリピン姉さんがタガログ語なまりで歌っていた松田聖子の「抱いて」より。
#イルカの臭い #リンボー

ゴムとエイズとベトナム美人

買春が大好きな某漫画雑誌の副編集長U氏が"コクを感じる"というベトナムで出会った超マブい17歳の美少女を買い、貧困の大家族が住む彼女の家でAIDSも恐れず生で致したときの話。
#男ップリの良さと命知らず #Imagine

鶴ちゃんイズム

片岡鶴太郎を痛烈に風刺した内容。ボクシングや水墨画など大して極めてもいない趣味をやって自己陶酔する彼の自己批評の欠落ぶりを徹底的に叩いている。私が幼いころに鶴ちゃんに抱いていたモヤモヤした違和感を見事に言葉で具体化してくれたコラム。恐らくこの著書の中だけでなくリリーさんが綴ってきた文書の中でもトップレベルに尖った内容だと思う。ちなみに蛇足だがテレビ東京のバラエティ番組「ゴッドタン 〜The God Tongue 神の舌〜」の芸人マジ歌選手権で劇団ひとりが披露した「ヨガよ永遠に」という鶴ちゃんのそういった部分をディスったミュージカル風の歌が最高に面白い。
#一億二千万総鶴太郎化 #鶴ちゃんいいわあ

イヴのラブレター

クリスマスイヴにリリーさんが新宿で芝居をやったあとに芝居仲間のバンマス・都築潤と一緒に過ごしたときの話。カラオケで「愛は勝つ」を百回くらい唄ったあとシャブ中のバンマスは消え、その後都築潤と二人でインチキなお見合いパブに入る。
#キアヌ・リーブスを煮込んだような二枚目 #ちなみにSってのはシャブのSね♡

ハワイのオカン

リリーさんがオカンと親戚など7人のご老人と一緒にハワイ旅行に行ったときの話。ハワイにはしゃぐご老人の中で若者一人のリリーさんは各所で恥ずかしい思いをする。ジジンキーと一緒に買春をしそうになるがオバンキーたちに阻止される。
#ムームー #ABCストアーのビニール袋

インフレ女子軍団

リリーさんがライブの構成をしていたボーイズバンドのツアーに同行したときの話。移動中・打ち上げ先・ホテルと行く先々でバンドのファンの追っかけ女子たちに出会い、そのなりふり構わぬ追っかけ執念に"女子からキャーキャー言われること"がそれほど良いもんでもないことを知る。

チリ紙の女

リリーさんが昔付き合っていた彼女が、トイレでたくさんトイレットペーパーを使うリリーさんにキレてきたときの話。ウンコをするリリーさんの側でコンビニの弁当を喰いながら「たいくつだから、なんかお話してよ……」と言う彼女の感覚のズレっぷりがすごい。
#緊張感の弛緩したところに価値を見いだす

孤高の画家

素人露出投稿雑誌「ニャン2倶楽部」「ニャン2倶楽部Z」の投稿イラストページに「ぴんから体操」というペンネームで20年以上もイラストを投稿し続けていた点描画の鬼才の話。彼の絵が好きだったリリーさんは彼の絵を集めて個展を開催。リリーさんはぴんからと面識はなく個展を開催する承諾を得るため電話で話したことがあるだけで、結局ぴんからは個展に来なかった。しかし個展開催中のとある日曜日、それまで来ていたお客さんとは明らかに雰囲気の違う江口洋介似のサーファー風の男が一人でやってきて絵を見ることなく物販のTシャツを買って颯爽と出て行ったそうだ。ぴんからの住所がサーフィンで有名な土地であることからサーファー説もあったので、もしかしたらそのサーファー風の男がぴんからだったのかもしれないのだが真相は謎のまま。
#山さん #根本敬 #バクシーシ山下

オリーブの首飾り

ハードコアS調教師の佐藤さんの話。奴隷女性の肛門から直腸を引き出したり、アソコのビラビラを縫い合わせてラグビーボールのようにしてしまうというようなハイレベルな調教ができる。世の中にまだインターネットが浸透していない1996年当時に「これからは、インターネットを使って調教できるといいですね」という発言をしていたとても先見の明があるお方。ちなみにリリーさんが佐藤さんをゲストに呼んだラジオはシャ乱Qの「マムシラジオ」という番組で、佐藤さんが話す内容があまりに過激でポール・モーリアの「オリーブの首飾り」をかぶされて半分以上放送できなかったそうだ。
#バクシーシ山下 #肛門からスーパーボールを八個 #針供養 #シャ乱Q #マムシラジオ

性的に未熟な人間

リリーさんがよく行っていた原宿にある洋服屋のカワイイ店員さんに声をかけたくてもかけられず悶々とした話。自分の中に"男の美学を持つ監督"的なもう一人の自分がいて、ナンパをしようとする自分にその監督が逐一ダメ出しをしてくる。前半で語られる「プロレス・ロック・切手集めにハマる行為がなぜ"男らしくなく感じる"のか?」ということについての考えが深い。

SEXなんてなければいいのに

性欲というものが芸術活動の邪魔になるから早くインポになる歳がやってこないかとリリーさんがイマジンしていた矢先、熟年向けの性生活報告雑誌を読んで還暦を過ぎても男女共にお盛んな方々がいることを知って茫然としたという話。
#結局勝負はインポになってからだろう #風流芸術 #性生活報告

なめ猫の免許証

車の運転免許を持っていなかったリリーさんと芸人のハウス加賀谷が一緒に自動車教習所に入校したときの話。女子学生との出会いを期待して夏休みの時期に晴れて入校するも、入校三ヶ月経っても一度も行かずでハウス加賀谷に至っては教習所の場所がわからないという理由で彼も行けていないという始末だ。

オカンがガンになった

リリーさんが東京でオカンと同居していたときにオカンの甲状腺ガンが再発してしまったときの話。オカンを心配して親戚のオバチャン、それからずっと別居状態で疎遠だったオトンも東京に駆けつける。深夜のコンビニでオカンとオトンの仲睦まじい姿を目撃する。

オカンがガンになった 2

ガンが再発したオカンが入院して無事手術を終え退院するまでの話。術後体のあちこちに管を繋がれ自由に動けないオカンはリリーさんを呼び寄せ手鏡で窓の向こうにある東京タワーを一緒に見る。退院したオカンは首に笛のような器具を付けて発声するようになり、ダース・ベイダーのような声になる。

そーなんだから、しょーがない

人と話し合うということがいかに無意味なことであるかということについて、当時地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教の話などを例に出して語っている。「そーなんだからしょーがない」という人がひとりでもいたら話し合いなど意味がなくなってしまうのだ。

こーゆー人たちの描く絵

リリーさんが知り合いの看護婦から頼まれて精神病院の入院患者に絵を教えるボランティアをしたときの話。患者たちが描いた絵をまったく良いと思えなかったリリーさんとは逆にそれを「いいんですよね、"こーゆー人"たちの描く絵」という病院の医師の発言に違和感を覚えたリリーさん。当時は様々な障害者を扱ったドラマが多く作られていたが、何故かそういう人たちの性欲とか人間的な部分にフタをして彼らは純粋だという前提で描かれていることを風刺している。

二階から落とすツバ

リリーさんがアルバイトでダンスホールの外壁に描いた壁画がMAXの初主演映画「麗霆”子MAX(レディース・マックス)」に映っていて数シーンで使われていたのを発見した話。ちなみにその壁画は東京都福生市にあるこの建物に描かれたもので現存(2020年10月時点)している。
#MAX #福生市 #壁画

俺でゴメンね……

自閉症の双子の女の子からリリーさん宛てに手紙が届きその女の子に会って取材したときの話。取材に同行したファット君と双子姉妹とのエロい展開を妄想トークしつつノリノリで待ち合わせ場所に向かうも、来るはずの双子の妹は家を出る直前で泣き出してしまい来ず姉が醸し出す陰鬱なムードに2人は一気にダウナーになる。取材してみるとちゃんとしたいい子で暗いエピソードばかり語られる中で彼女が少し心を開いてくれたことにほっこりし、彼女が生まれて初めて男性とこんなに長く話したという言葉に「俺でゴメン…。」と心の中で詫びる。
#ファット君 #双子と3P

九回裏一死一、三塁

リリーさんが中学生時代に入っていた野球部での話。雨でグラウンドが使えない日は不良の先輩から女子のブルマを盗ってこさせられたりパンツに爆竹を入れられたりと「説教」と呼ばれる暴力パーティーが行われていた。三年生になったときの夏の県大会予選でリリーさんはミスをしてしまいサヨナラ負けをしてトラウマを背負う。
#ブルマのトロの部分をチューチュー #チューチュー泥棒

双子の学校

サブタイトル「俺でゴメンね……」で紹介された自閉症の双子姉妹に出会って以来リリーさんは双子について追跡取材をしていた。日本に双子を研究する中・高校があることを知りその双子学校の卒業生Y子さんからその学校でどんなことが行われているのかを聞く。

正しいバカボンのパパなのだ

リリーさんがセックス・ピストルズの来日公演に行ったときの話。彼らの演奏を生で聴いたこともないのに知ったかぶりで評論する連中やライブの演目にウンチクをたれる連中を風刺する一方で、セックス・ピストルズの曲を1曲も知らずに一緒にライブに行った女性がシンプルに音楽を楽しみ自分も同じような感性であることを再確認してホッとする。

日常の中の非日常

某エロ本系雑誌の編集者Iさんから頼まれてセミヌードの撮影場所としてリリーさんの部屋を貸したときの話。撮影中IさんからBGMをかけるようお願いされリリーさんは選曲に悩んだり、淡々と進む撮影光景を静観しながらいつしか風流を感じたりする。
#仕込み屋 #ジャミロクワイ #オールドフィールド #チューブラー・ベルズ #エクソシスト #風流 #性体験の多い子の方が恥ずかしがるんですよ

氷の微笑

リリーさんが人生で二回経験した合コンの話。最初の合コンではそこで繰り広げられた寒い会話に嫌気が差してそれ以来合コンを避けていたが、とある放送局のプロデューサーAの誘いで再び合コンに参加した。自己紹介でリリーさんはとんでもなく寒い発言をしてしまう。
#結局は生殖活動のイントロ

コントの国の人

知的障害者の話。彼らと頻繁に遭遇してきた黒住光氏に起きたエピソードや、リリーさんが高校生のときに同じクラスになったI先輩とのエピソードが紹介されている。
#黒住光 #ビガー西口 #西口猛 #初夏 #梅雨 #春先 #鮒 #今日はこれだけ漁れました #チリ紙くださーい #味見するぅ~? #I先輩

ボクが今、こうしている時……

リリーさんが「生意気な女子高生の顔面にキックを入れる」(気持ちだけ)という企画の仕事で出会った女子高生「四番センター松井」の話。顔と歳の割に性体験が豊富すぎるがイイ奴。
#女衒の達K #ヌンチャク #高校二年で通算七十本 #4Pなら結構いけてるけどね

世間が騒ぐほどのことじゃない

ブルセラショップが流行っていた頃、リリーさんがある筋から入手したブルセラ・ビデオを観たときに思ったことを綴った話。悪いのはお金の力で女子高生をたぶらかす大人だけでなくそれに騙される低能な女も問題だと風刺している。この話に登場する「ぼくの師匠がおっしゃるには史上最高のエロスは”竹林の中で低能の男に高慢チキな美女を犯させて、その行為を高級玉露を飲みながらただ眺める事”」という部分がなんとも素晴らしい。

その名はリリー・マタンキー

リリーさんの名前を真似たバッタモン「リリー・マタンキー」と会ったときの話。名前をモジってペンネームにするほどなのでよほどのリリー・フランキー好きかと思いきや、趣味はサブカルとは程遠いうえ全くリリーさんに興味がなかったため落胆する。ちなみにここに出てくる編集者Sとはゾノネムこと園田敦史氏のことで、リリーさんのラジオ「TR2 Wednesday」の2003年12月17日放送回でこのときの出来事の話をしている。
#編集者S #園田敦史 #ミュージカル・ヘルス #前立腺サマディ #愛犬チャンプ

大金持ちになる方法

リリーさんが"どうやったら大金持ちになれるか?"とあれこれ思考を巡らせ「ウンコにまんじゅうを入れて売る」「犬を使った配送業"イヌ便"」など儲ける方法を考案する。
#リリー&ローズ #クラシックギター奏者ローズ

フランスのオッサン

ジャン=ジャック・ベネックスというフランスの映画監督が日本のオタクのドキュメンタリー映画を撮るため来日し、リリーさんが撮影の手伝いをしたときの話。映画監督という肩書きに全く媚びず取材撮影をすっぽかしたオタクMやベネックス君を馬の骨扱いしたアイドルK嬢に「サスガ!!」と驚嘆し、K嬢の前でただのエロ親父と化したベネックス君を嘲笑する。ちなみにこのとき撮影した映画は「Otaku - Le cinéma du Réel」というタイトルで、コラムに登場するアイドルK嬢は加藤紀子さんのこと。
#ビガー西口 #西口猛

原因はなんなんだ

ケツのかゆみに関して思うことをリリーさんがあれこれ語る。
#目黒寄生虫館

レコード会社の作り方 前編

リリーさんが書いた歌謡曲に関する記事をレコード会社の人に失笑されたのをきっかけに反骨精神が生まれレコード会社を立ち上げたときの話。資金繰りに苦労してオカンが好きな風月堂のおやつを我慢させたり、作曲をお願いしたU君の家で隣人に怒られながら音楽収録をしたりする。このとき立ち上げたレコード会社は「CD RECORDS」というレーベルでインディーズ界では初の歌謡曲専門のレーベルだったそうだ。コラムに登場する元アイドルSは宍戸留美さんのこと。彼女の曲「Darling」は隠れた名曲で、リリーさんのラジオ「TR2 Wednesday」では"めめたん"こと安めぐみさんが度々歌っていた。

レコード会社の作り方 後編

リリーさんが立ち上げたレコード会社「CD RECORDS」の話の続き。リリーさんの後輩Oと一緒にデザインしたSのCDジャケットの話やCDの販売代理店に取引の話をしに行ったときの話、「CD RECORDS」の根本理念などについて綴られている。ニューヨークタイムズに取り上げられ絶賛されたというSのCDは「SET ME FREE」というアルバム。
#仔犬デザイン #ビガー西口(包茎) #西口猛 #音楽は顔

第一報の受け取り方

リリーさんがランジェリー・パブで飲んでいたときの話。元気なホステスのサエと下ネタで盛り上がっていたのだが、突然彼女から一週間前に彼女の家が火事で全焼した話をされ凍り付く。
#プラトーンのポーズ #火事手伝い

だからといって嫌いなわけじゃない

リリーさんが平日真夜中の下北で友人KとTの3人で女性のアソコの臭いについてあれこれ談義したときの話。
#神谷バー #電気ブラン #ウンコ酢 #三百五十円は致死額

佐渡の珍獣

リリーさんのアシスタントをしていた「マンモス西」こと青木優子さんの話。彼女が女性を好きなことや手を使わずオナニーができることについて書かれている。ちなみにマンモス西さんはこの記事の写真に写っているグレーのパーカーを着た女性だと思われる。
#カールのチーズ味 #エノモト #手ぶらセンズリ #ノーハンドオナニー #今は週三回

アミーゴたちと走った日々

リリーさんと黒住光氏がアイドルにハマっていったときの話。アイドルHのギグを観に行ったことをきっかけに様々なアイドルのイベントに参加し、そこで出会った"アミーゴ"(アイドルおたく)たちから良いこと悪いことを教わる。やがてアミーゴたちを集めて「IBM(アイドル・ビーツ・マッシヴ)」というアイドルの音楽をかけて楽しむイベントを開催し、回を重ねるごとに世の中に影響を及ぼすようになる。コラムとしてはなかなかの長編でリリーさんのアイドルやアミーゴたちに対しての熱い思いが綴られている。ちなみにコラムに登場するアイドルHはおそらく星野由妃さんのこと。

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