マガジン 初めて大学院に興味を持った話

私は普通の人よりもかなり生き急いでいる人間です。
30代前半でFI状態になり、医局を辞めて臨床医をお休み、趣味、自分の時間などを大切にしながらも現在はビジネスにフルコミットしています。
自分自身運が良かったなとしみじみ思います。
現在は会いたい人にいつでも会えるし、行きたい場所にもすぐに行ける状態です。

こんな私ですが、それでもあと数年は早く今の状態になることができました。
色々なしがらみがあり(苦笑)、臨床医をお休みする状況になるまでに時間がかかりました。
「たった数年ではないか。」
そのように思う方が大半かもしれません。
しかしその数年を私はとても大切にしています。
数年でできることなんて沢山ありますし、興味関心や何かをしたい欲、好奇心は齢とともに確実に衰えていきます。

人生は短いです。
繰り返しですが、私は何よりも時間というものを大切にしています。
そのような価値観の人間なので、果たして4年というとてつもなく長い期間を大学院に充てるのはどうなのか。
そう思っていました。
正直、私だけでなく医者の大半がそのように思っていると思います。
自発的に研究がしたい医者なんてほんのわずか、ほとんどの医者は医局の圧力だったりなんとなくで大学院に進学しているケースばかりだと思います。

さて、ここまで書いていて180度真反対の展開が起きます。
「4年という長い期間があるのであれば、他のことをしたい!」と強く思っていた私がなんと大学院に興味を持ってしまったのですww

もちろん権威とか学歴には1mmも興味がない

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