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2023年夏至図 ホロスコープリーディング

2023年6月21日23時57分ごろ、太陽が蟹座に入り夏至となります。
今回は、今年の夏至図をホロスコープリーディングいたします。

蟹座に入ったばかりの太陽がIC(3ハウスと4ハウスの境界線)に重なります。ICは原点やルーツ、土台を示します。そこに太陽が重なるというのは、しっかりとした土台があるイメージです。外に強く主張するわけではありませんが、内側にしっかりとした価値観や考え方がある感じです。
また、ICはホロスコープで一番深く沈んだ場所なので、そこに太陽があると意識の深いところとつながります。ですから、意識の奥深くに潜ってそこからインスピレーションを得て、何かクリエイティブな活動をしていくこともできます。

ホロスコープ全体を司るアセンダント(1ハウスの始まり)は牡羊座で、その守護星の火星は5ハウス獅子座にあります。
獅子座は自己表現のサイン(星座)です。5ハウスもまた創作の場所になり、クリエイティブがテーマとなって表されているように思います。

ただ5ハウスは、蟹座で始まり途中から獅子座になって、その獅子座に火星があるという配置になっています。
蟹座は硬い甲羅を身に纏って自分の身を守るサインです。
殻を破って、自分から積極的に外に向かって創造性を打ち出すのではなく、仲間内やグループの中でのお披露目に留めたり、自分の家の中で楽しんだりということになるのかもしれません。

その火星は、獅子座金星と重なります。
火星をスポーツ、金星を芸術と捉えると、舞台芸術とかダンス、魅せるスポーツなど分野で関心が高まり、創造力が盛り上がっていくとも考えられます。

別のところでは、牡牛座木星と魚座土星が60度の協力関係にあります。
魚座土星は、夢やインスピレーションを形にしていきます。
牡牛座木星は、形になったものを現実の生活に落とし込んで、さらに発展させていきます。
牡牛座は社会に関わる前の、自分の持つ資質や感覚に集中する段階にあるサインで、魚座は世俗社会から離れて、浮世離れした雰囲気を持つサインです。
形にしていくものは、俗世間の枠から離れ、社会のしがらみから外れた、別のところで発展するものなのかもしれません。


自分の創造力を使って、何かを生み出すことを楽しむ時かなと思います。既存のものにとらわれず、社会の現状に縛られず、自分の中にあるものを純粋に表現する時だと思います。

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