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子どもたちが持っている「仕事」に対するイメージについて

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このブログは、stand.fmの配信原稿を記事化したものです。音声で聞きたいなという方は、以下でご視聴&フォローをお願いします!

今回は、子どもたちが抱く「仕事」のイメージと、実際の現代の働き方との間にある意外なギャップについて、最近の経験を交えてお話しします。

子どもたちの「仕事」イメージ

先日、小学校の先生とお話をする機会があり、現代の子どもたちが持つ「仕事」に対するイメージについて興味深い洞察を得ました。

  1. 変わらぬステレオタイプ: 驚いたことに、子どもたちの仕事イメージは私が子どもの頃と大きく変わっていませんでした。

    • スーツを着て会社に行く

    • 定期的な給料をもらう

    • 「サラリーマン」的な働き方

  2. 図工の時間の表現: 子どもたちに仕事のイメージを絵で表現させると、多くがスーツを着た人を描くそうです。

  3. メディアと現実のギャップ: メディアで報道される「なりたい職業ランキング」(YouTuberやゲームクリエイターなど)と、実際の子どもたちのイメージには乖離があるようです。

現代の多様な働き方

私自身の働き方は、子どもたちのイメージとはかなり異なります:

  • 副業を持っている

  • 在宅ワークがメイン

  • 柔軟な時間管理(家事や犬の散歩で中抜けも)

  • スーツを着る機会はほとんどない

興味深いことに、この働き方は小学校の先生にも驚きを持って受け止められました。

なぜこのギャップが生まれるのか?

  1. exposure: 子どもたちが日常的に目にする「働く大人」の姿が限られている可能性があります。

  2. 教育現場の影響: 学校での授業や教材が従来の働き方を中心に構成されている可能性があります。

  3. メディアの影響: ドラマやアニメなどで描かれる「仕事」のイメージが固定的である可能性があります。

未来に向けて:子どもたちの視野を広げるには

  1. 多様な職業人との交流: 様々な働き方をする大人との対話の機会を増やす。

  2. キャリア教育の刷新: 現代の多様な働き方を反映したキャリア教育プログラムの導入。

  3. メディアリテラシー教育: メディアで描かれる職業イメージと現実の違いを理解させる。

  4. 体験型学習: 実際の職場見学やインターンシップなどの機会を増やす。

最後に

子どもたちの「仕事」に対するイメージと現実の働き方のギャップは、私たち大人にとっても新たな気づきをもたらします。このギャップを埋めていくことで、子どもたちにより豊かな将来の選択肢を提供できるのではないでしょうか。

私自身も、出前授業などを通じて、子どもたちに現代の多様な働き方を伝えていきたいと思います。それが、彼らの将来の可能性を広げる一助になれば幸いです。

皆さんは、子どもたちに仕事の世界をどのように伝えていますか?コメントで皆さんの経験や意見をぜひシェアしてください。


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