運が悪くなるNGワード「時間がない」

お楽しみさまです！

ヒロです。

12月も折り返しました。

今年もあとわずかだと

世の中は煽ってきますが

焦ることはありません。

毎日毎日やるべきことを

ちゃんとやるだけです。

バタバタしていて

時間がないんですよ～

という口癖の人

あなたの周りにいませんか？

いたらできるだけ

近寄らないようにしましょう。

その訳とは？

「運が落ちるからです」

時間は命です。

時間がない＝命がない

と言っているのと同じです。

この状態に

幸福感を感じますか？

NO！ですよね。

冷静に考えてみてください。

誰にでも24時間

平等にあるのに

ある人にだけ

時空が歪められて

時間が短いなんて

あり得ないですよね。

もちろん、誰にでも

抜き差しならない状況で

忙しくて超過密なスケジュール

というタイミングはあります。

問題なのは、

「いつも時間がない」

と言っている人です。

それは

目の前の出来事を

もぐら叩きのように

対処療法で対処していて

根本原因を解決していない

からかもしれません。

ボク自身も、対処療法で

逃げ切ってしまいそうになる時

ちょっと待った～～！と

戒めに思い出すエピソードがあります。

イソップ童話の「刃を研ぐ」

というエピソードで

聴いたことがある人も

多いと思います。

こんな話です。

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ある日の朝、

旅人が山の中を歩いていました。

旅人が深い森の中をしばらく行くと、

ノコギリで木を切り倒している木こりがいました。

夕方になり、

旅人は同じ道をたどって帰りを急ぐことにしました。

すると、

朝と同じ場所で木こりが

一生懸命に木を切り続けています。

様子を見ると、

あまり作業ははかどっていないようです。

旅人が気になってよく見てみると、

木こりが使っているノコギリの刃は、

すっかりボロボロで刃こぼれしています。

見かねた旅人は、

木こりに声を掛けました。

「木こりさん、木こりさん！

朝から遅くまで一生懸命だけど、

あんまり作業が進んでないようだね。

一息入れて、ノコギリの刃を研いだらどうだい？」

木こりは答えました。

「馬鹿なことを言っちゃいけないよ！

刃を研ぐ時間なんてこれっぽっちも無いんだ。

とにかく急いで1本でも

多く木を切らなきゃいけないんだよ！！」

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この話を聞くと

「刃を研げばいいのに」

「ひと休憩して刃を研げば

効率が上がるのに」

と誰でも思いますよね。

でも、自分のこととなると、

毎日やるべきことに追われ、

「刃を研ぐ」ことを忘れていることはないですか。

木が切れない根本原因は

刃がナマクラだから。

刃を研げば

切れ味が戻って

サクサク作業は進む。

判っていても惰性からか

根本原因に向き合うのが難しいです。

ボクも

お腹周りの脂肪を落とす運動を怠っている

バスルームの水栓の修理を数カ月放置

経理処理が後回しで進んでいない

など「時間がない」を言い訳に

モヤモヤしています。

今月はやります！

とここに宣言します。

「エントロピーの法則」

って聞いたことありますか？

簡単にいうと、

“世の中のあらゆるものは

放っておくとどんどん劣化する”

という法則です。

この法則はボクたちにも当てはまります。

今持っているスキルや健康、知識、

はどんどん失われてしまいます。

木こりにとってノコギリが

大切な商売道具であるように、

ボクたちにとって一番大切な

道具は自分自身です。

自分自身の刃を研がないということは、

ボロボロになったノコギリを研がずに

木を切ろうとする木こりと同じことです。

毎日料理で使う包丁も

当然研がなければ切れ味が落ちます。

ボクは包丁を研ぎながら

自分自身を研ぐという感覚を

忘れないようにしています。

大切なことは

最も大切なことを

一番大切にすること。

良い習慣は何にも勝る

人生最強のスキルです。