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『少年探偵団』週刊たろじい通信第29号

2000回目のスキをしました。


はじめに

今日はレトロ感たっぷりの、江戸川乱歩作、『少年探偵団」の紹介です。

『少年探偵団』の初出は「少年倶楽部」1937(昭和12)年1月号から12月号です。

2018年12月、著作権の保護期間が50年から70年になりました。ただしその時点ですでに50年を過ぎ、著作権が切れていたものについては、復活することはありません。

この『少年探偵団』もすでに著作権が切れているのです。なので、Kindle本で0円で提供されているのですね。

今週の読書

すでにご存じの方もいると思いますが、著作権のきれた作品をまとめて提供しているのが青空文庫です。

私はKindle Unlimitedに登録してから、青空文庫を見に行くことはほとんどなくなりました。

話を『少年探偵団』に戻しますと、主人公は10人の少年からなる少年探偵団の団長、小林少年です。少年探偵団って小学生だったんですね。

小学生にピストルを持たせることがいいのか、とツッコミをいれておきます。

少年探偵団は忍者さながらの活躍をみせます。謎に次ぐ謎、トリックに次ぐトリックと、楽しませてくれるんですね。

さてこの作品では小林少年が大活躍するのですが、敵はそう、あの人です。

(ここで名前を出すほど野暮ではありません)

「ああ、かわいそうなふたりは、これからどうなっていくことでしょうか」「ああ、読者諸君、このときの小林君のおどろきはどんなでしたろう」といったいいまわしが、魅力的なんですよね。

初出の少年倶楽部を読んでいた子供たちは、きっとワクワクしながら、続きを楽しみにしていたでしょう。

話は横にそれますが、私が小学校の時読んでいた雑誌は「科学と学習」。

中学時代は「中一時代」、そして中学から高校にかけて「子供の科学」「初歩のラジオ」「ラジオの製作」「模型とラジオ」などです。「子供の科学」については以下の記事も参考にしてください。

今でも雑誌の名前を覚えているということは、それだけ熱心だったということを意味します。

おわりに

今の小中学生の楽しみは読書ではなくアニメなんでしょうかね。

私は今のマンガ、アニメは見ませんね。「ドラゴンボール」や「ワンピース」ですら見ないのですから。「サザエさん」を最後に見たのは何十年前のことでしょう。

子どもの頃の思い出は、いいものは取っておき、悪いものは忘れてしまいましょう。それでは合言葉「ついてる(斎藤一人)。

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