見出し画像

『最強に面白い!!量子論』週刊たろじい通信最終号

はじめに

50回にわたり連載してきた「週刊たろじい通信」。

この第50号をもって最終号とさせていただきます。

今回取り上げるのは『ニュートン式 超図解 最強に面白い!!量子論』(木村直之編)です。

本書は雑誌『Newton』の記事を再編集したものです。

各章のサブタイトルを読むだけでワクワクしてきます。引用します。

光や電子は、波の性質と粒子の性質をあわせもつ
電子がどこにいるのか、誰にも予測できない
電子の位置と方向は、同時にはわからない
量子論がなければ、コンピューターもスマホもなかった
超高速計算を可能にする「量子コンピューター」

今週の読書

本書は中学生以上ならわかるよう、平易に書かれています。内容を書いてしまうと、せっかくの興味が薄れてしまいます。

ですので、量子論とコンピューター・スマホの関係についてだけのべておきましょう。

コンピューター、スマホとも、部品に半導体を使っています。

半導体とは、通常は電気を流さないが、一定の条件のもとでは電気が流れるという物質です。

私は子どもの頃から電子工作が好きでしたので、「半導体」という部品についてはよく知っていました。

2SC372とか、2SB56とか(トランジスタの型番です。これで通じるのは半導体に明るい方でしょう)、秋葉原で買っていました。

ちなみにスマホにトランジスタが使われているのではなく、LSIという大規模集積回路が使われているのです。

そしてこの半導体のふるまいが量子論によって説明されるとのことです。

私は半導体と量子論が結びつくとはちっとも思っていませんでした。

科学技術の世界って奥深い。

おわりに

今まで「週刊たろじい通信」にお付き合いいただき、まことにありがとうございました。

このnoteという場所がなければ、私は読書を続けていなかったかもしれません。

本当にnoteには感謝です。それでは合言葉、「ついてる」(斎藤一人)。

62歳になりました。よろしければサポートお願いいたします。創作の活動費にあてたいと思います。