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涙の「イノセントワールド」

今日、コロナワクチン5回目の接種に行ってきた。

接種して15分間の経過観察。

今回の先生は注射が上手だったな、ちくりともしなかった……などと
考えていた。

会場には歌詞のない音楽がBGMとして流れている。

ミスチルの「イノセントワールド」が聞こえてきた。

そのとき、はげしく動揺した。
涙が出る寸前の、胸に浮かぶ熱いものがこみ上げて
きたのだった。

さすがに涙は見せなかったが。

自分でも自分の心の動きに驚いた。

なんだったのだろう。
先日連絡があった。息子(夫婦と1歳半の孫1人)が
コロナにかかったという。

世界を変えてしまったコロナへの悲しみだったのか。

問診票に書いた、「飲んでいる薬」の多さ
(統合失調症、毎夜9錠)が辛く思えたのか。

曲はオフコースの「言葉にできない」に変わっていた。

2022年12月12日記す

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