ビックリ

日本ではまず見ること、経験することがないことが多い1年でした。

いくつか振り返ると、

仮住まいだったホテルのエレベーターのボタン。7階の文字がテープで表現されていたり、左のエレベーターの閉まるボタンがなかったり、こんなことは日本ではまず見ないですし、あろうものなら客からクレームが来そうなもので、まずビックリ。そして、その仮住まい、せいぜい2週間程度だと思っていたのが結局3ヶ月続き、ビックリ。

歩道の穴。正式に補修されることなく、注意喚起のために市民で穴を何とか埋めています。

スーパーの棚卸し。営業時間内に売り場を遮ってます。

同スーパー、営業時間内に掃除。

3ヶ月後にやっと移ったアパート。シャワールームの床が排水溝に向かって下ってないために水が吐けない仕様。

部屋のクーラー、壊れること数回。残り生活が1ヶ月の時点で、ベッドルームのエアコンが壊れました。残り1ヶ月、リビングのクーラーを動かせばベッドルームも涼しくなるので、もう諦めて修理依頼はしませんでした。

銀行口座の残高を確認すると、残高がマイナス(残高の括弧書きはマイナスを意味)でビックリ。ある日はキャッシュカードがATMに飲み込まれて出てこない事態に。

Uberの支払いで、お釣りがないと堂々というドライバー。「ない」ではなくて、ないならどうするの?!もしくはそうならないよう、事前に準備するのがプロフェッショナルでは?!

と、まぁ、ほんの一部に過ぎませんが、人間慣れるというか、慣れないと生活していけないので対応力がついて平気になるものです。

最初は道にニワトリがいてビックリしましたが、後には牛がいても、

馬がいても、

そして、人間が寝ていても、何とも思わなくなります。

アパートの話に戻して、私が昨年の2月に来ることは数ヶ月前から決まっていたことで、なぜ事前にアパートを手配し、数週間のホテルの仮住まい後にアパートに移動できなかったのか、当時は随分と不思議に思いました。それは今でも不思議に思います。

が、1年前から私がこの1月でミッションを終えることがわかっていながら、私の役割に相当する後任は未だにいません。不思議に思いますが、これが現実です。

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