[ゲーム][Switch] Farming Simulator 23の基本, その1
先日、Nintendo Switch向けに待望の「Farming Simulator 23: Nintendo Switch Edition」が発売されました!
ファーミングシミュレーターですよ!ファーミングシミュレーター!
完全な新作なのかどうかはちょっとわからないけど、とにかくSwitchで遊べるようになりました!
ところが、このSwitch版の攻略情報が、検索をかけても中々出てきてくれなくて。
探しても見つからないなら、もう自前でまとめるしかないかなと。
ただ、攻略wikiを立ち上げるほどの情熱はないので、個人noteではあるけどもこちらにちびちびと情報を載せていこうかなと。
とりあえず、今作独特の注意点や疑問点なんかを、遊びながら思いついた順番に書き残しておこうと思います。
それでは、まずはゲームを始めます。
最初に舞台となるエリアを選ぶのですが、「アンバーストーン」「ノイブルン」の2つがあり、マップの作りから何からどちらもまるで違います。
「ノイブルン」で始めようとすると「ゲームの操作にまだ慣れていない場合は、アンバーストーンでガイドツアーを受けることをおすすめします。」と表示されます。
ここで言う「ガイドツアー」とはいわゆるチュートリアルのことで、ごく基本的な操作方法や"このゲームの流れ"のようなものを教えてくれます。
序盤からそこまで根本的にこれまでの作品と違うような部分は無いので、シリーズ経験者なら「ノイブルン」で始めても構わないですが、ガイドツアーの存在もあり「アンバーストーン」の方が全体的に初心者向けな作り・設定にされていることと思われるので、ここは無難に「アンバーストーン」から始めます。
もしガチ初心者なら、迷わずガイドツアーを一通り受けておきましょう。
次に、最初から所持している農機などの確認をします。
収穫機 - [DEUTZ FAHR] Topliner 4090 HTS
┗(カッター) - [DEUTZ FAHR] 4090
トラクター - [JOHN DEERE] 4755
トラクター - [MASSEY FERGUSON] MF 3670 ※2機
播種機 - [NORDSTEN] HK 25 + NS 3030
カルティベーター - [RABE] EG 3/9
トレーラー - [WELGER] DK 115
口座残高 100,000 €
個人的に「€(ユーロ)」が好きなので通貨をユーロに設定していますが、ドルとポンドに変えることも可能です。いずれにしても表示される数字は同じ(たぶん)です。
とりあえず最初のうちは効率など度外視することとし、無理をせず一通りのことをこの初期のものだけでやっていきます。
手始めに、さきほどの最初から所持している農機に加えて、肥料散布機と、[作物の保護]カテゴリーから除草剤散布機を買います。
肥料散布機 - [AMAZONE] ZA-TS 3200
除草剤散布機 - [HARDI] MEGA 1200L
肥料散布機による肥料の散布、除草剤散布機による除草剤の散布、この2つを播種~収穫までの間に行うことによって「収穫量ボーナス」が得られ、またそれにより作物の収穫量を劇的に増やすことが出来ます。
(!!! この部分について下部に追記があります !!!)
本来なら播種の度に2度の肥料散布を行う必要があるのですが、Switch版のバグなのか、1度収穫した後の同じ畑では肥料散布を1度するだけで2度散布した分のボーナスが得られます。肥料の効果が重複して残っているような感じです。我々プレイヤーが気にしてもしょうがない部分なので、今のうちは乗っかっておきましょう。そのうち修正されるかもしれません。
除草剤にはこの(バグによる)重複効果は無く、播種~収穫の度に1度散布する必要があります。
最初期を除いた通常時の畑では、肥料散布と除草剤散布を1度ずつ行えば「収穫量ボーナス」が+100(最高)になります。
(※※※ こちらの部分についての追記:2023/06/07 ※※※)
自分、この部分についてどうやら仕様をバグだと勘違いしていたようで、播種機の中には「カルティベーター(耕し)+播種機(種蒔き)+肥料散布機(肥料)」の3役を同時にこなせるものがあるようです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、↑の画像に初期農機の播種機(HK 25+NS 3030)と3役同時にこなせる播種機(自分が割とすぐ買ったTerrasem C6F)を並べてみました。
画像下部のTerrasem C6Fの説明欄をよく見ると、種のアイコンの隣に肥料のアイコンも一緒に並んでいます。上部の初期農機の説明欄に肥料のアイコンはありません。
ここで自分の先入観が炸裂して勘違いしていたわけですが、Terrasem C6Fはただでさえ「カルティベーター+播種機」のハイブリッドで、それだけでも序盤から必携の超有能機種なのですが、そのうえ更に「肥料散布」まで同時に行っているとは露ほども思いませんでした。
この機種を序盤からすぐに手に入れてずっと使っていたので、播種後に肥料1回分の収穫量ボーナスが常に付いてくるのをバグだと思い込んでいました。
農機ショップでのTerrasem C6Fの詳細説明は↑の画像の通りでしたし、本当にまさか肥料散布まで同時に行えるとは思いもせず、補充サイロ(農場の倉庫)での物資の補充についても播種機だけに「種だけ」だと思い込んで肥料アイコンまでは確認しなかったのです。
実際には、↑の画像でもご覧の通り肥料の補充も出来ました。
このTerrasem C6Fとかいう機種、まさかの耕し・播種・肥料散布の3工程同時進行が可能でした。凄まじすぎます。
(※※※ 以上、2023/06/07の追記でした。失礼しました。 ※※※)
閑話休題。
畑のステータスをよく観察している人なら気づいたと思いますが、初めのうちの畑には「すき込みが必要」という表示がされます。
これは何度も同じ畑を使って作物を育てているうちに土が消耗し、本来よりもパフォーマンスが落ちてしまっている状態です。もっとわかりやすく言うと、このままでは「収穫量ボーナス」がマイナスされて+80までしか上がらず、最高の+100に到達出来ません。
この「すき込みが必要」という状態を解除するには、プラウという農機を使って土を混ぜ返して状態をリセットしてやる必要があります。
プラウは安価な農機(23,500 €)ですが、初期状態から肥料散布機・除草剤散布機を買った直後にそのまま続けて買おうとすると手持ちの現金が非常に心許なくなってしまうので、最初のうちは「すき込みが必要」表示を抱えたまま「収穫量ボーナス」+80で我慢して収穫しましょう。
ちなみにこのすき込み周りにもバグがあるようで、本来のシリーズでは3度?同じ畑で作物を収穫すると「すき込みが必要」状態になり「収穫量ボーナス」も下がるようなのですが、このSwitch版では最初に一度すき込みをしてしまえば以降は表示されずボーナスも下がらないようです。
これも我々プレイヤーがどうにか出来る部分ではないので、表示されないうちはそのまま放っておいて乗っかっておきましょう。
作物を収穫をした後、当分の間はそのまま売却してしまいます。
今作には銀行の存在が無く、現金が足りない時、少し上乗せしたい時なんかに銀行の融資に頼ることが出来ないので、今までの銀行に頼れていたシリーズよりも現金の存在がずっと重要になります。
肥料や除草剤の散布、また播種には都度現金がかかり、畑の作業をしながらも現金がじわじわと減少していきます。現金が尽きると肥料・除草剤・播種の為の種代を払えず、ヘルパーを呼んで仕事を頼むことも出来なくなるので、少なくとも5ケタを切らない程度の金額は常に持って置きましょう。
作物の売却価格には「季節ごとの変動」があります。
たとえばこの小麦の場合、1月が最高値・8月が最低値となっており、1月に売却することで最高の売却益を得られる寸法になってます。反対に、それ以外の月だと売却益が下がってしまうので、よほど現金に困っている時以外は基本的に最高値の月(またはそれに準ずる月)に売却するクセをつけましょう。
大体の基本的な作物は播種から3~4ヶ月で収穫可能になるようなので、播種前のタイミングを現在として、最初のうちは現在から4ヶ月ほど後に最高値を迎える作物を播種すればいいと思います。そうすれば収穫したそばから高値で売却することが出来ます。
他シリーズのように作物の播種に季節や月の限定は無いようなので、そこはある程度好きにやっても大丈夫です。
ちなみに、「季節ごとの変動」による作物の売却価格は、その月を迎えた瞬間から24時間ずっと最高値で固定されるというわけではなく、よく売値を観察していると10分ごとぐらいに変動しています。
自分が見ていた時は、最高値月の0:00から観測していた14:00頃まで売却価格が上がり続けたので、たとえば8月が最高値の小麦なら8月に変わった瞬間、つまり真夜中のうちからすぐ売却に走るのではなく、相場をよく観察して値下がりが起きる前に売却してしまえば、最高値の更に最高値を目指せると思います。
お金がある程度貯まってきたら、肥料散布機・除草剤散布機・プラウに続いて播種機を更新します。
播種機 - [POTTINGER] Terrasem C6F
播種機の中には播種と耕しを同時にこなせるものがあり、これまで1つの畑に対して「カルティベーター(耕し)→播種機(播種)」と2台の農機を動かしてやってきた2工程を1台で1度通るだけでこなせます。
つまり、初期農機の性能差で言うところの播種と耕しの効率が2倍ではなく4倍以上になります。
畑の作業効率が良くなってくるとお金が貯まり、やりたいことに手を出しやすくなります。
ただ、ジャガイモ・テンサイ・綿・オリーブ・ブドウ・林業などは初期費用がベラボーに高く、何十回も収穫を繰り返してお金を貯めなければ担当農機すら買えません。
なので、まずは手近なところから少しずつ、トラクターの更新、配送用トラック+トレーラーの購入、土地(田畑)の購入、飼料ワゴンの購入、ベーラーセットの購入、草刈りセットの購入などを順番に一つずつこなしていきましょう。
そして、今作の目玉でもある畜産や生産チェーンについては、施設の購入は容易でも準備に非常に手間がかかり、最初のうちは牛の1頭すらまともに飼えませんし、生産チェーンから算出された加工品を運搬する手立てもありません。
これらは準備にかなりまとまった金額が必要なので、後の楽しみに取っておきましょう。というか最初のうちは金額的にも、物理的にもどうやっても無理です。まずは畑まわりを充実させて土台をしっかりと組みながら、急がずのんびり進めていきましょう。
長くなりましたが、とりあえず初回はこの辺にしておこうと思います。また何か思いついたり、「なんだコレ?」と思った時に書くことにします。