2022年に購入した廃盤・レアVHS/DVD/Blu-rayベスト10選
今年は廃盤DVDをメインで購入したので、ベストはほぼDVDで埋まりました。Blu-rayはリリースしたばかりの新作ばかりを買っていましたし、VHSはエロビデオばかりを買っていましたので。
あと、レアな作品だったけど年内に売り飛ばした作品も幾つかあります。ジャック・ロジエとか『悪夢の系譜』とか『シルビーの帰郷』とか。
①ジャン・ユスターシュ監督作品DVD(『ママと娼婦』『ぼくの小さな恋人たち』『わるい仲間+サンタクロースの眼は青い、他2篇』)
最後のヌーヴェルヴァーグと称されたジャン・ユスターシュ監督のDVD3作品。中でもデビュー作となった4時間超の長編『ママと娼婦』はシネフィル間で高く評価されており、6年ほど前にDVDを購入して観たがクソもつまらなかったのでメルカリで売り飛ばし、今回リベンジしようと3枚まとめて買い直しました。買ったら一旦満足したのでまだ手付かずです。
②マノエル・デ・オリヴェイラ監督作品DVD+Blu-ray
2015年に106歳で没した最高齢映画監督の作品を揃えようと今年から集め始めました。入手困難な作品から収集を開始したので、来年半ばまでには全作品揃うと思われます。ちなみにまだ2作品しか観てませんし、この監督の良さもまだ掴みきれておりません。
③紀伊国屋書店からリリースされた廃盤DVDシリーズ
この5作品はどれもレンタル化されておらず配信もないですが、どれも非常に面白くて好きな映画でした。プレミア価格の高さでは『太陽と月に背いて』がぶっち切りで4万円を超えます。続く『マルメロの陽光』と『心の香り』が3万円台。『死と処女』と『五人少女天国行』は1万円台で購入可能だと思います。
④ホラー映画DVD4選
今年もレアなホラー映画を沢山手に入れたが、特に入手難易度の高かった4作品をセレクト。『離魂』も『ポップコーン』も『ジンジャー・スナップス』も『女性鬼』も全然出回らない上に、例え出品されても高額という積み具合。この中だと思春期ホラーの先駆けであるカルト映画『ジンジャー・スナップス』が特に好みでした。確実に『RAW 少女のめざめ』に影響を与えているであろう作品。
⑤V.マドンナ大戦争 VHS
レンタル落ちですら入手困難なのにセル版のVHSが手に入って昇天するかと思いました。この作品は今年鑑賞した映画の中でもベスト級に気にいったのだけど、世間的な評価は乏しくDVD化もされていない。マッドマックスと七人の侍を融合したアイドル映画で、校庭に仕込まれた地雷を踏んだバイク乗りのヤンキーが吹き飛んだ時点で相当グッとくるものがありました。
⑥マクロス7 Blu-ray BOX 1+2
昨年観たアニメの中で人生ベスト級にハマった『マクロス7』だったものの、Blu-ray BOXが廃盤だったので入手に困難を強いられました。BOXがふたつに分かれて発売される場合、廃盤になると前半のエピソードが収録されたBOXはそれほど値段がハネないのですが、後半のエピソードが収録されたBOXは前半のBOXに比べて流出が少ないので高騰するケースに。めちゃくちゃ高かったです。
⑦王ドロボウJING DVD BOX+
王ドロボウJING
in Seventh Heaven DX DVD
小学生の頃にハマった懐かしのアニメが近所のブックオフで売られていたので回収してきたのだが、このアニメは根強いファンが多くてBOXがビビるほど高騰しているのが特徴。外付け特典のクリスタルペンダントが欠品した状態でも4万円台で取り引きされ、完備品ともなると10万円に近い値段で取り引きされます。買っただけでまだ観てません…。
⑧マルティン・シュリーク DVD BOX
シュリーク作品は5年ほど前に『不思議の世界絵図』を観ただけで他2作品は未鑑賞なのですが、ふと思い出して今回のBOX購入に行き着きました。行き着いただけで、まだ観てません。
⑨ タンゴ ピアソラ×ソラナス DVD BOX
シネフィル間で高く評価されていたのは知っていたので、何の情報も入れずに購入。どんな映画なのかは一切知りません。まだ観てませんので。
⑩レアAV VHS + DVD
今年は井口昇監督作品を集中的に集めたこともあってか、ついにデビュー作の『デッカパイ大戦争 女性差別』を手に入れることが出来ました。作品としては失敗に終わりましたが、ファンにとっては堪らない1本。また、バリバリのドラマ作品として撮ったために社長に叱られたという『真・美少女ウンチ ロリータ便器』はあまりの素晴らしさに感動しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?