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ストレスを減らす

家庭でも会社でも人間が二人以上居るとそこには様々なストレスが発生します。ではどうすればお互いに無理せずにストレスを減らせるのでしょう。

悪い所は修正する

自分の悪い所を見られるのは嫌だからなかなか心を開けない。でも誰にでもいい所、悪い所が有るものですから恥ずかしがることはありません。

素の自分を出しながら悪い所が見つかればその都度修正すればいい。悪い所を隠すのではなく修正する力を持つ事が大事です。とにかく心を開いて行動する事を惜しまない。損得を考えないでやってしまう。そうすると心に動きができて陽気になります。更にそうやって動く事を続けていると自然に周りの人達から信頼されるようになります。

今の社会では能力の高い人が信頼されるような所がありますが、それは本来の信頼ではありません。使用人と使用者がやり取りしている信頼はその能力に期待しているだけでお互いに期待する関係は脆いものです。

本来の信頼関係は損も得もなく更に期待もありません。行動を惜しまず動ける関係が本当の信頼であり、そういう信頼が広がる事によって周囲が明るく陽気になっていきます。そして幸福な気分に包まれます。

幸福な気分

頼る事

人は生きている以上必ず誰かと関係を持ちます。そして人同士の関係があるという事は必ず『頼る』事が発生します。

お年寄りは自分が出来る事が減るので、その他人に『頼る』が増えてしまいます。そして期待通りに行かないと不平不満が多くなります。『頼り過ぎに注意する』『それ以上頼らない』という感覚を少し持てば不平や不満は減っていくはずです。頼らない事が自立であるならば人間にとって完全な自立はあり得ません。

勘違いしてはいけないのは『頼らない』と『迷惑を掛けない』は違う事です。人間は誰でも毎日の生活の中で誰かに迷惑を掛けているものです。生きている事が既に迷惑なのです。だから迷惑を否定してはいけません。『迷惑を掛けてはいけない』という思いが強くなりすぎるとそれは孤立する事につながります。

今の世の中は『人様に迷惑を掛けるな』という上辺だけの考え方が浸透していますから、孤独死が増えています。昔は『向こう三軒両隣』という言葉がありました。頼り頼られ迷惑を掛け、迷惑を掛けられ、そのバランスがうまく取れていればいいわけです。

頼りっぱなしでは煙たがられるし、迷惑を掛けないと思いすぎても人と付き合えなくなります。その意味では世の中の社長の多くは寄生虫みたいな物かもしれません。


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