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有意注意で抽象思考

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自分の周りで起こっている事を注意深く見ていると様々な法則がある事に気付きます。体験を注意深く見て自分の魂を向上させましょう。
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#清水の次郎長

敬語

日本の場合、歳を重ねると多くの人から敬語を使われる対象になります。同時に歳を取れば取るほど周囲の人間は目下になるわけですから、敬語を使う機会が減ってくるとも考えられます。目下に対しては普段着の言葉遣いをしても失礼にはなりませんから、どうしても敬語の出番が少なくなってしまいます。 先日スーパーに買い物に行った時、大きな叫び声が聞こえてきたのでそちらを見ますと、私よりも年長の爺さんが、アルバイト店員と見える若者に口汚く怒鳴っているのでした。内容はあまり聞き取れなかったのですが、

ネガティブな感情にならない

ネガティブな感情をコントロールする事は人生の様々な場面で役に立ちます。得をします。幕末に生きた侠客、清水の次郎長と同時代に生きた長州の思想家吉田松陰、二人の対照的ではあるが共通した考え方に注目してみます。 清水の次郎長 清水の次郎長がある時『あなたはどうしてそんなに喧嘩が強いのか? 秘訣があったら教えてほしい』と尋ねられて、 「感情が高ぶっている奴は、こちらがちょっと乱暴な言葉を口にしただけで、『なんだと、もういっぺん言ってみろ』と大声でがなりたて、顔を真っ赤にして刀に