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コメント

いま、インスタにアップした画像に、このコメントを英訳して付けたのですが、簡潔で、なかなか良い感じでは。

「写真や映画は、技術的な制約のために、初期にはモノクロームでした。しかし、驚くべきことに、作品のクオリティーにおいては、モノクロームであることも、カラーであることも、関係がありませんでした。むしろ、モノクロームの時代に、傑作はたくさん生まれました。黒澤明の『蜘蛛の巣城』は、カラーになると、その幻想的な表現が失われるでしょう。しかし、ペインティングは、歴史の中で、モノクロームであったことはありません。私はその存在していない、モノクロームのペインティングの歴史を、創作しています。カラーよりも優れたモノクロームの表現は可能だと、写真と映画の歴史は、証明しています。」

#アートの思考過程

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