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1月ですね。
みなさま、あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします!
さて、1月ですね。12月の制作はP20号が2点でした。やや少なめです。僕の日常生活は、家と仕事の往復と、平日は4時間、休日はもう少し、絵を描くというサイクルを、粛々とこなす毎日です。ただし、この12月は、その日常に比べたら、だいぶ波乱に満ちておりました。
どこまで書いてよいのか、わからないので、ざっくり書くと(今年のCASの個展の他に)、珍しく、展覧会のお誘いが3件、舞い込みました。それも全て海外の、ハンブルグ、ブリュッセル、ローマです。一つは、日本の方が参加されるので、上手く段取りが進むと思いますが、後の2件は海外のキュレイターと、直接やりとりをしています。ちなみにアートフェアではありません。
アートという共通言語はありますが、こちらは、西洋の美術界のルールに不慣れなので、何がスタンダードか、何がイレギュラーかわからず、全ては勉強です。今は何とか、それらを実現させなければと思っています。求められるというのは、有り難いことですから。
そして「やれやれ、2023年は忙しくなるぞ……」と思っていたら、月末には、インスタグラムで知り合った、フランス人の大コレクターから、作品の問い合わせがあり、驚いて、あわてて近作をまとめたリストをメールしました。まあ、以前、アメリカの著名なコレクターから問い合わせがあり、リストをメールしたら、「高い」と言われてそれっきり、と言うこともあったので、ぬか喜びはしませんが。
しかし、ここで、大人買いとかしてくれたら、人生変わるなぁ、などと思っていたら、ハッと正気に戻り、気づくことになります。これ、全てが実現したら、確実に作品が足りない……。僕の作品には、出来不出来がありますから。
こりゃ、来た話を全て安請け合いしていたら、大変なことになるぞ。ただし、舞台はもはや、アートワールドの中に入りつつあります。そこで作家としての存在感を示すことが、アーティスト活動そのものではないのか?とも言えるので、これは、越えねばならない山かも知れない……。
さて、今年の暮れには、どんな自分が存在しているのやら。実際には、期待の2割実現したら、御の字かも知れませんが、まあとにかく、1ミリでも先に前進していたいと思う、2023年の元旦です。
#アートの思考過程
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